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バスから哀れみ受けていた@相模湖 [ルアー・フライフィッシング]

13年11月6日相模湖A-520.jpg
 11月6日水曜日、前々から決まっていた姪っ子らのグァム行きに合わせて高速道路運転の練習に付き合ってきました。簡単に言うと、姪っ子らが各々交代で高速道路を運転して成田空港に行き、そのままグァムに飛び立ち、ワテが彼女らの車に乗って帰ってくると言うものです(^∇^)。そのために1日空けておきましたので、せっかく成田まで行くのだから、送った後にそのまま霞ヶ浦か北浦にでも足を延ばしてバス釣りを楽しもうと目論み、竿とリールと最低限のルアーを持って出発しました。
 姪っ子らのグァム行きは完全に棚ボタでGetしたチケットで、彼女らが1人たった18万円で山形にて合宿免許を取ったことは前に書きましたが、その際の印象が教官さんにウケたのか、横浜に戻ってきてから通知がきてグァム旅行のチケットがプレゼントされたんだそうです。と言うのも、何でも毎年向こうの教習所関連の組合か何かでのイベントがグァムで行なわれ、左ハンドルのオープンカーを卒業生が運転して楽しむらしいのですが、それには各教習所から3名の卒業したての初心者が選ばれることになっていたんです。それに姪っ子姉妹が選ばれたんですから、本当に運が良いですね。
 成田空港の指定された場所に午前9時集合になっていましたので、横浜を6時に出ました。この時間、まだ都内の首都高の渋滞は始まらないでしょうから、普通なら2時間で到着できますが、空港で換金したり、途中のSAで運転交代したり、諸々のことを考えてゆとりを持って出た訳です。しかし、石川町ICから首都高に入ってベイブリッジを渡っている時に大変なことに気付きました。すなわち、駐車場で姪っ子らの荷物を積むのに意識が取られていて、自分の荷物のうち1つ大切なものを持ってき忘れちゃったんです。手には竿を握り、腰には小さなウェストバッグを巻いていますが、リールと竿のグリップが入っていた袋を駐車場脇のバイクのハンドルに掛けておいたまま、すっかり取り忘れていたことが判明しましたが、もう高速に乗っちゃってるので完全にOUT。霞での釣りはあっさり断念することに…(ToT)。
13年11月6日相模湖B-520.jpg
 姪っ子らの運転は、姉の方はちょくちょく乗っているようで卒なくこなしていましたが、妹の方はあまり乗っていないようで、ちょっとこわごわと運転していましたね。余裕がない&パニックに陥りやすいことから、ヤバいことがあると本当に怖いですが、東関東道ががらがらに空いていたので、かなり楽でしたね。
 成田空港に到着したのはまだ8時前。リールを忘れさえしなければ、9時には釣り場に立っていたはずなので、アルツな自分にため息&脱力感しか湧き上がりませんでしたね(;´д`)=з
 そのままUターンして高速で帰りますが、せっかくだから大黒に寄ってパチリ。平日の午前中ですから、なーんも趣味車は来ていませんが、こうしてスバルR2を単体で見ていると、なかなか可愛らしいデザインですね。姪っ子らは「釣り目釣り目」と言いますが、ライトの上部はウィンカーの部分で、ここをスモークのカッティングシートで覆うと妹のフィアット500のようなちょっと楕円になったライトに見えるかも知れませんね。
 高速を運転した感じですが、当然Myハニーちゃんのような高速時のやかましさはないです。でも、パワーは似たり寄ったりで、100km/hまでの加速は大差ないです。しかし、そこからアクセルを踏んだらエンジンの音色を変えて加速しようとするR2は、やはりミニキャブトラックより速いです。アクセルを踏んで一呼吸してエンジンが回転を上げる感じがありますけどね。
13年11月6日相模湖C-520.jpg
 さてさて、ちょっと渋滞に引っ掛かったものの、10時半には帰宅できたワテは、せっかくの時間を無駄にしてはならないと思い、夕まづめ狙いで朝に置き忘れたリールを持って出かけることにしました。しかし、印旛や霞はまた往復の高速料金を払うとさすがに懐が痛いので、ここは下道を使って相模湖方面に向かうことにしました。しかし、保土ヶ谷BPが渋滞してやがりまして、国道16号も246号も間違いなく車で一杯でしょうから、予定を変更して横浜町田ICから東名に乗り、海老名から圏央道に入って終点の愛川ICまで進んで県道を北上しました。
 相模湖の湖畔に着いたのが午後1時ちょっと前。夏にルアー回収機のテストを行なった場所ですが、あの時は減水していたのに対し、この日は普通に足元まで水がありました。おかげで、おかっぱりで動き回れるスペースはかなり狭くなって、15mくらいしか幅のないところでの釣りになりますが、減水時に地形がフラットな浅場が続いていることを見ていましたんで、どの辺が良いのか把握できていた(つもり)のは良かったです。早速竿を出してルアーを投げ込みますが、ここで問題が。夏場に子バスが多く居ついていた水中の段差の付近が、増水で結構沖合いになってしまい、何とかそこにルアーを投げ入れても、ちょっと巻かないとルアーが潜らないので、魚がいるところにたどり着けません。ちょっと小さいシンキングタイプのミノーを投げますと、これは若干軽いため、飛距離が稼げないのでやはりダメでした。仕方ないので印旛で釣れていたクランクベイトに戻して広範囲にルアーを投げ込んでいましたが、アタリのアの字もなし。全くのノーバイトどころか、一切バスのライズ・ボイルがありませんでした。手前にはワカサギらしきベイトフィッシュがたくさんいましたが、小バスは全く見えませんし、沖合いでのバスのジャンプもありませんでした。ここ以外にも、ちょっとだけ先に横5mほどで幅50cm程度の湖畔に立てる場所があるんですが、そこに行っても同じような塩梅ですね。ボートの皆さんも釣っているところは見かけませんでしたから、相当食いが渋いのでしょうね。やはり山間部のダム湖ですから、印旛よりも確実に水温の低下は進んでいるんでしょう。
13年11月6日相模湖D-520.jpg
 結局ただ巻いて投げるだけの3時間になっちゃいましたが、もちろん途中で休んでお菓子を食べつつのんびり日向ぼっこしてもいました。3時頃までは日差しが結構強くて、シャツの上からトレーナーを着込んでいると暑くて仕方なく、結局夕まづめ時まで長袖シャツ一枚でした。
 日も山陰の向こうに沈んでいますが、まだ4時ちょい。気温は急に下がって冷え込んできまして、トレーナーを再度着込んでボート置き場の方に移動したり、元の場所に戻ったりして、しつこくルアーを投げ込んでいましたが、やはり無反応。夕方にはバスが手前にいるベイトフィッシュを狙って岸際にやってくると予想したのでこのエリアから動きませんでしたが、予想は虚しく外れて、水面には小魚が虫でも食べているような小さな波紋ができるだけ。相模湖のバスはこの時期どの時間帯に活動するのかな? それとも冬モードに入って、深場にじっとしているのかな?
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 日も暮れて、「もうそろそろかな」と言う時に、左側にある水上に枝を伸ばす木の下で、バシャッと音が聞こえました。この辺での餌になる魚はワカサギだと思われますので、クランクベイトからまた7cmのミノーに変更。ポチャッと軽く投げてゆっくり引くと、バチャバチャバチャッ! 「ヤッター!」と思ったのも束の間、その巻き応えのなさに瞬時に小バスだと分かりましたが、上げてみると25cmあるかどうかのおチビちゃん( ゜д゜)。今回は小バスを釣らないように、夏場と違って小さなルアーを持って来ませんでしたが、ボウズのワテを哀れんでくれたのか、わざわざラパラ・スキャッターラップCDの7cmミノーにかかってくれました。チビとは言え、最後の最後にボウザー縛りから解き放たれて、ホッとしました(^∀^)v
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 その後もギリギリまで釣ろうと決心し、何度か竿を振りましたが、この日初めてガッツリ根掛かり。底の岩が2つ見えるところの隙間に入り込んだようで、全く外れる気配がないので「レスキュー・ロボ」のお出ましです。引き上げてみるとルアーが岩に挟まったのではなく、岩に挟まった形で沈んでいた靴下と思われるゴミに引っ掛かったようでした。これには釣り糸が絡まっていましたから他の皆さんもヤラレたことでしょうね(^∀^)。
 根掛かりを回収してこの日の釣行は終了。本来霞か北浦に行って大物を狙うつもり(釣れるのはアメナマでしょうけどね)が、なぜか相模湖でギリギリ最後に小バスと遊んでもらえたようなショボい釣りになりましたが、そろそろ山間部のダム湖は終了ですね。12月以降はどこも釣れなくなりますから、今のうちに霞でまた上げたいです。

【お知らせ】
 ここ数ヶ月、やたらに某ブランドのサングラスや腕時計等(どうせ偽物)を販売しようとするスパムコメントが嵐のように吹き荒れていていました。おかげでワテはできる限りしたくなかったんですが、過去の記事のコメント欄を承認後表示に変更し、新しい5件ほどだけスパムが入らない限りフィルターを掛けていませんでしたが、so-netブログ全体にスパムが入り込んでいたようで、運営側が11月1日より「画像承認」をどのコメントにも加える対策を採ったようです。ですから、コメント時には、画面に表れる承認文字の「FPMM」を欄に書き込まないとコメントがアップできませんが、ご面倒でもどうぞよろしくお願い致します。多分後にso-netも元に戻してくれるでしょうが、それまで一手間のご面倒をお許し下さいねm(_ _)m


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道路と川にはまっていた@早戸川 [ルアー・フライフィッシング]

13年11月4日早戸川A-520.jpg
 三連休の最終日、またまた釣りに行ってきました! 2日は予報に反して午後から雨になってしまいましたが、3日は行楽日和。でも、2日の釣行で汚れた車やゴムボの洗浄等で出かけませんでした。まぁ、4日にも出かけられるからと思っていましたら、その4日の天気予報はあまりかんばしくありません。午前中は雨で、昼から曇りマークでしたので、丹沢の早戸川の管理釣り場へ12時までに行って、半日券を買って夕方5時まで釣りをすべく、ゆっくりと出発することにしました。
UFMウエダCS9040-520.jpg
 マス釣りを選んだのは理由がありまして、ひと月前に画像の竿を入手したことによります。これまでフライロッドはORVISのものだけを使ってきましたが、スピニングロッドで手に馴染んでいたUFMウエダのスーパー・パルサーのシリーズのフライロッドが某中古ショップに格安で売りに出ていて、取り寄せてみたところケース+竿袋も付いていて、コルクグリップの目抜けも少ない、かなり程度の良いものでした。UFMウエダは今年になって会社を解散して廃業してしまったメーカーですが、以前からその評価は高いいぶし銀のような存在でした。極力カーボンのシートを軽く仕上げつつ、張りある竿の調子を持つと言う特徴があり、結構愛好家が多かったです。どちらかと言うとかつてはバスよりトラウトに強いイメージでしたが、2000年代に入るとカーボンに金属繊維のボロンを加えた素材を使うようになり、その「Pro4」と言うシリーズでは様々なバス用ロッドを作っていました。そのUFMウエダも、竿の素材となる特殊なカーボンのシートの供給先がなくなって竿を作れなくなり、職人さん達の高齢化・引退等で会社を維持できなくなったそうです。もう新品は入手できませんが、ワテが好んで使っていたスーパー・パルサーIIのシリーズはとうに廃盤。とりあえずあるうちに使ってみようと、このフライロッドのスーパー・パルサーII CFII-9040(9ft、#4)を安かったこともあって購入した訳です。
 取り寄せたこの竿の程度が予想外に良かったので、大変嬉しかったのですが、こうなると使ってみたくなるのは至極当然(^∇^)。そんなこんなでのマス釣りになった次第です。
13年11月4日早戸川B-520.jpg
 さて、9時30分頃出発しましたが、保土ヶ谷BPも国道246号も混雑することなく、意外とあっさり相模川まで来ちゃいました。まだ時間的に早いので、猿ヶ島で30分ほどルアーを投げてから早戸川を目指すことにしました。一応、朝の時点での予報は午前中も曇りで、9時頃だけ雨マークでしたが、それ以降はまた曇り。もう10時過ぎですから雨はもう降らないかなと思って合羽を持たずに竿だけ手にして川岸に下りると、ぽつぽつ雨が降り始めて長居は無用になっちゃいました。一応、買い置きしておいたコータックの一番小さい番手のマス用ルアーがどんな動きをするのか確かめるのが目的でしたので、当然ここでバスが釣れるとも思ってませんが、雨なのに他にたくさんのバサーが入ってきていましたね。でも、ここでバスを釣るなら、間違いなく相模湖の方が釣果は期待できるのに、なぜここにこんなに人が集まるのかなぁ…。と言いつつ、竿を出していたワテですけどね(^∇^)v
13年11月4日早戸川C-520.jpg
 11時きっかりに猿ヶ島を出て、県道をつないで愛川に入ります。三増地区に入って、ここから国道412号に出るには荒れた林道の志田峠を抜けるのが一番近いです。ここは当然そちらに向かってオフロード・ドライブを楽しむことにしました(トップ画像)。道は雨で砂利の流されてえぐれた箇所が前から多かったんですが、今回は濡れていて剥き出た土の溝が良く滑ります。なるべくタイヤを溝に入れないようにルートを選んでゆっくり進みます。この画像の荒れ荒れポイントは道幅がそこそこあって回避できましたが、登りが強くなって道が狭くなったところに現れた大きな溝でスタック。大ピンチに陥っちゃいました(ToT)。
13年11月4日早戸川D-520.jpg
 ここがその現場ですが、道幅がギリギリで、しかも左タイヤが通らざるを得ないところにご覧の深溝が。さらに外側の削れていないところにタイヤを乗せて進もうとも考えましたが、先を見ると溝がそちらに曲がっていて、結局スタックしそうです。こうなったら勢いで溝の中にタイヤを落として段差になったところを駆け上がるのが得策と考え、アクセルを踏み込みましたが、溝が思いの他深くて、大きく車体が傾き、段差の角に底が着いて右の後輪が少し浮いてしまい、それが空回りしてデフが利いて溝にある左車輪が回ってくれません。当初、左の溝の土を削って空回りしていると錯覚したワテは、そこに石を突っ込んでギアをバックにしてアクセルを踏んでも何の変化もなしでした。すると、右側からゴムの焼けた臭いが漂っています。画像では小さく見えますが、右側中央付近に、タイヤにかませた三つの石の付近に黒いものが見えますでしょ。これが削れていたタイヤのゴムです。車体が傾いてこっち側が浮いてしまってトラクションが掛からずに空回りしていたんですね。溝に近い部分で道の砂利が削られていますが、これが多分デフのカバーが当たっていたところと思われます。
 右リアに石を噛ませますが、リアに荷物が載っていないので軽いせいかどうもダメです。一応車体を動かそうとはするものの、すぐ空回りになってしまうんです。ただ、あと一歩なので、ちょっと考えて危険な作戦を取ることにしました。すなわち、ドアを開いて外に立ち、そのままバックギアに入れておいて車体を揺すりながら後ろに引く作戦です。これはなかなか有効でしたが、アクセルを踏まないとオートマのアイドリング時のゆるいトラクションでは動き切らないんですね。坂道のバックでの下りになりますが、車体の底が当たっているので仕方ないです。で、外に立って揺すりながら、片足を入れてアクセルを回しますが、これで溝から抜けた時が危険です。ただ、その溝はまだまだ下に延びているので結局トラクションが掛かるようになっても勢いは付かないでしょうが、そのまま下がってしまうことになるので、抜け出たら瞬時にサイドブレーキを上げて止めないといけません。それを考えてやってみると、予想は大的中! 何とかスタックから抜け出すことに成功しました(;´д`)=з こうなるともう志田峠を登るのは無理ですから、そのまま少しバックして少し広くなったところでUターンして県道に戻りました。ここで30分位無駄にしちゃいましたね。
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 早戸川に入る手前のコンビニで弁当を買っておいて、宮ヶ瀬湖の湖岸の舗装林道を走りつつ、虹の大橋をパチリ。丁度この辺りに湧き水ポイントがあって、いつも積んでいるポリ容器にたっぷりと汲んでおきました。川の水量は9月に来た時とは大違いで、たっぷり流れていますね。でも、雨の影響で多少濁り気味でしたが、相模川のような白濁した感じではなかったです。
13年11月4日早戸川F-520.jpg
 早戸川のマス釣り場に到着したのが12時5分。志田峠で足踏みしましたが、ほぼ予定通りに着けました。この頃には雨は上がっていましたが、さすがに連休中です。こんな天気でもかなりの皆さんが入ってきていまして、駐車スペースもあと数台を残すのみでしたね。ちなみにワテが一番遅く入ってきたようで、この後車は横に入ってきませんでした。
 持ってきた竿は先ほど書いておいたUFMウエダのスーパー・パルサーIIの2本で、フライロッドがCFII-9040+リールがORVIS C.F.O.IIIの組み合わせです。スピニングロッドはCSII-602UL+リールがこれまたORVISの50Aになります。
13年11月4日早戸川G-520.jpg
 当初、スピニングロッドでコータックの小さなミノーを投げ込んでいますが、一番端のエリアでは魚影が薄くてどうもダメ。5回くらい投げて、まずは一匹と思ってフライを投げ込むと、程なくここでの普通サイズのニジマスがHit。2匹連続で釣った後に突然食いが渋くなって無反応になってしまい、受付正面付近のエリアに移動します。間もなく一匹釣れましたが、ここは手前に強い流芯があって、フライのラインがすぐに大きく流されちゃいます。その下流側にルアーの人が入ってしまい、弛んだフライラインがそっちに流れてしまうとまずいので、竿を立ててラインが流れに入らないようにしていましたが、肝腎のフライを流す距離が取れずに難儀しました。その後、下流側に立った人のルアーには掛かるのに、こちらのフライにはサッパリ。もう時期的にドライフライは終わってるのかも知れませんが、ニンフ(水生昆虫・幼虫)のフライをあまり持って行かなかったので、それで釣れたかどうかも不明でした。
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 フライ釣りの団体が来ていて、中央付近のエリアは人が多くなっていたので、再び一番下流のエリアに戻ります。相変わらずドライフライにはなかなか反応してくれませんが、スピニングロッドのミノーにも無反応。エリアフィッシング用の小さな特殊な形状のルアーやスプーンでないと、今の時期は苦しいかも知れませんね。
 そのうち、結構強い引きがあって、上げてみたら今回では一番大きいやつが釣れました。と言っても普通の尺ものですけどね。一度50cmクラスのレインボーを釣ってみたいですね。
 この後、2匹釣ることができましたが、その際に岸際の砂利がズボズボっと崩れて慌てて上がろうとしたらさらに崩れて、まるで蟻地獄のようにもがけばもがくほど下に落ちて、結局ひざまでグッチョリ。車で林道の溝にはまり、川では自分の足がはまるとはねぇ…(;´д`)。
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 マス釣り場は今の時期は5時で営業終了。もう5時ではかなり暗いですが、目が悪いワテには4時頃から投げ込んだフライが見え辛くなっていて、魚が食い付いても合わせることが難しくなってきました。年とともに鳥目も進んでいるんでしょうか。まぁ、そんな中でも5時まできっちり竿を振って帰りましたが、ウエダのフライロッドはなかなか面白かったです。いつも使っているORVISロッキーマウンテンの8ft #4ロッドよりも長い9ftで同じ硬さの#4ですから、腰の弱い感じになるかと思いきや、意外と張りがありましたね。魚を掛けた際にはしっかり胴からしなる感じで具合が良かったです。ただ、やはり9ftはちょっと長いかな。以前フライフィッシングで高名な方が、渓流でも長いロッドを使うことを勧めていましたが、やはり#4では8ft程度が良さそうです。山奥の狭い渓流では、7ftちょいの#2ないし3のロッドでないと竿を振れませんがから、そうしたところでの釣りは別物でしょうね。とにかく、このUFMウエダのロッドで、フライラインをたくさん出して遠投するのは気持ち良かったので、釣果を無視して途中はできるだけ遠くに投げて遊んでいました(笑。これも立派なフィッシングゲームですからね(^∇^)v

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予報も予想も外れていた@印旛沼 [ルアー・フライフィッシング]

13年11月2日印旛沼A-520.jpg
 3連休初日の土曜日、入手したばかりのエレキ(電気船外機)であるミンコタを使ってゴムボートを浮かべて釣りをすべく、いつもの印旛沼に行ってきました。前日夜に早寝できず、4時半に家を出るには3時間も眠れませんから、「まぁ、起きられなかったとしても、朝はどう言う訳か釣れないから、ゆっくり行ってもいいや」と半ば朝まづめを諦めたような気合の無さでしたが、5時ちょいには目が覚めて急いで支度し、半には家を出ることができました。東関東道に入るちょっと手前で朝日が昇ってきましたが、まだまだ大丈夫。普通なら魚達が捕食活動にいそしむのは朝8時以降も続くはずですから、ここは急いでポイントに向かい、ボートの前におかっぱりでしばらく楽しむことにしました。天気予報は前日夕方のものでは日中晴れとなっていて、何の心配もしていませんでした。
13年11月2日印旛沼B-520.jpg
 タックルはこのところメインになりつつあるUFMウエダ・スーパーパルサーII+ABUアンバサダー2501CDL(ナイロンの12lbライン巻き)で、ルアーはこれまたMyトレンドのラパラDT-4を使います。他に前回と同様、ウルトラライトのスピニングタックルも持って行きました。
 先週とは打って変わって、今週の印旛は穏やかそのもの。水位が若干下がりましたが、水質は濁りがなくなって、浅い底なら見える感じになってましたね。朝のうちはべた凪でしたが、この後弱い風が吹き始めて、水面はさざ波程度の波立ちはありましたが、概ね穏やかでしたね。鹿島川の流れもほとんどないようで、浮かんだ枯れ葦が結構長い時間同じところに見えました。釣りをするには絶好の条件ですが、問題はどう言う訳かワテは印旛で不思議と朝釣れないこと。ニッパチさんによると朝8:夕2と言うのに、今のところ朝はゼロなんですよねぇ~。だもんで、ゴムボートを準備する時間がもったいないのでおかっぱりで一番オイシイ時間を潰すことなく竿を出しましたが、正直言って「朝はどうせ釣れないだろう」とあまり期待はしてませんでした(^∇^)。
13年11月2日印旛沼C-520.jpg
 と思ったのも束の間、初めて20分もしないうちに竿に手応えが! 元気に泳ぎ回ってくれますが、MH(ミディアム・ヘビー)のロッドではあっさり手前に寄せられるレベルで、このエリアの平均的なレベルよりも小さかったですが、ラパラDT-4に付いているSSフックと言う一本だけ妙に長いあの変なフックを丸呑みするんですから元気が良いですね。
13年11月2日印旛沼D-520.jpg
 サイズはメジャーを持って行ってなかったので詳しく計れませんでしたが、グリップの尻から先頭のコネット(竿尻に付けてグリップに差し込む部分)の段差の部分までで28cmくらいですから、このバスはそれに満たないので、25cm程度のサイズですね。でも、こいつのおかげであっさりとボウザーから解放されました\(^∇^)/
 そのうち、ボートのバサーさんらが何人かじわじわと葦際沿いにルアーを打ち込みながら通り過ぎて行きましたが、近くではまだ上げていないようでしたね。ただ、やはり葦だらけで川岸に下りられないところが多い印旛では、ボートが圧倒的に有利でしょうね。
 ちなみに、コイツが掛かる前に、手前の岸際で目の前でルアーにアタックしてきたヤツがいましたが、針に乗らずに体がルアーの横をたたいて逃げちゃいました。
13年11月2日印旛沼E-520.jpg
 気を良くしてそのまま続けていると、ちょっと川の真ん中辺りでまたHit! 今度は手応えがさっきのものより強い感じです。手前の葦の根に巻き付かれないように、寄ったところで一気抜き。画像では遠近でリールが大きく見えますが、30cm程度のこの辺りのアベレージサイズでした。このエリアの若バスは元気が良くてきれいな魚体のものが多く、引きも強くて本当に楽しめます。
13年11月2日印旛沼F-520.jpg
 太さはさほどでもないですが、この魚が来年の春の産卵時には40cm近くまで大きく育って、同時にルアーにはスレて釣り辛くなっていくんでしょうね(^∀^)b
 その後、ルアーをラパラのスキャッターラップ・クランクのブルーギルカラーに交換して投げますと、2投目に振りかぶった時に後ろの雑草にルアーが引っ掛かり、その弾みで糸が切れたままルアーだけ遠くへ飛んで行きました(ToT)。何もしなければルアーは水面に浮きますから、上手くすればとは思ったものの、さざ波が立っている上、細かい枯れ葦等のゴミが浮いていて、どこにルアーがあるのか全く分かりません。ひょっとしたら後で誰かボートの人が葦際に浮かぶこのルアーを見付けて使ってくれるかな…。まぁ、こうなると「レスキュー・ロボ」での救出以前の話ですから、ワテにはどうにもなりませんが、もう2尾釣らしてもらってたんで、悔しさは半減ですね。ワテの当初の予想は「ま、朝まづめは無理だろうけど、一応やっとこう」と言うネガティブなものでしたが、完全に覆されて、地元ニッパチさんの言う通りになってくれました(^∀^)v
13年11月2日印旛沼G-520.jpg
 さて、9時頃になってアタリもなくなり、そろそろゴムボの準備にかかるかと思った矢先、当初予定していた対岸の橋の付け根のスペースに、鯉釣り師さんが入ってきて竿を出し始めました。あそこは車をすぐ横に停めておける上、護岸の斜面を下ったら丁度良い浅場になっていて、ゴムボを膨らませて出すには持って来いなんですよね(2枚目の画像参照)。しかし、人が入っちゃったらどうにも仕方ないので、去年浮かべた風車のある竜神橋の北岸に向かい、そこで支度をすることにしました。ここはカヤック等の皆さんが良く利用しているところで、スロープではないですが他の岸に比べて一段低くなっているのが良いところですが、ちょっと車から離れてしまうので、荷物を移動させるのに難儀します。特に今回はバッテリーがメチャ重なので、結構大変でした。
 ゴムボを膨らませて荷物を皆載せてセットしたのがこの画像です。エレキは実に軽いのですが、バッテリーだけで20kg以上ありますから、持ち運びの際に手が引きちぎれちゃいそうに思えました(;´д`)
 釣りをするにはゴムボの板の椅子ではちょっと低くて見づらいので、上面がフラットになった2段の脚立を載せて座ってみますと、これがナイス! 高くなり過ぎるとゴムボは不安定になりますが、この高さなら問題なく安定している上、竿の振りやすさは格段に良くなりましたね。実際には脚立は前の座席を挟む位置に置きました。
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 さあ、いよいよミンコタで水上を移動です(^∇^)b 前回のレポで書いておきましたが、購入したモデルはモーターの一番小さいモデルですから、パワーははっきり言って弱いです。竜神橋から朝釣りをしていたさくら橋まで2kmくらいの移動ですが、速度は土手を走るママチャリくらいの感じですね。ゴムボには必要にして充分です。もちろんこれで海をなんてバカなことはできません。風が強めですとゴムボはすぐ影響を受けますから、湖上でもそんな日は浮かべられませんから、エレキのパワーが強くても使えなければ意味は無く、穏やかな水面ですとこのエレキで充分と言う訳です。逆にモーターが小さいので、105Ahのバッテリー容量で丸1日使ってもビクともしませんからね。
 さくら橋の横の工事現場より手前で一度停まってちょっと竿を振りますが、無反応。朝入ってきていたバスボートの皆さんが葦際をワームやプラグを投げ込んでいましたでしょうから、そうそう釣れるもんではないですね。
 次にさくら橋の下に行って、鯉釣り師の邪魔にならないようにやっていますが、橋のすぐ下流側にはあのラパラをレスキュー・ロボで粉砕した、何をやっても外れない屈強な根掛かりポイントがありますので、それを避けて橋の上流側に出ました。そこでは南岸のおかっぱりからはルアーの届かないところを中心に、多少上流側に進みましたが、昼間ははさすがにシブイですね。朝まづめに数少ないライズがあるのはいつも南岸ですが、北岸のおかっぱりからはあと一歩届かないところなんですよね~。ボートなら余裕かなと思いましたが、目論みは外れました(;´д`)。ま、そりゃワテが北岸からおかっぱりでやっている時に、ボートの皆さんは南岸に向かって投げていてそうそう釣れていませんからね。前回釣っていた方も北岸の少し上流部でしたね。
 昼になると雲が多くなってしまい、ちょっと気温も下がった感じになりましたが、長袖シャツにトレーナー、薄い上着でまだまだ充分ですね。水温は思ったよりも低くなくて、外気温よりもかすかに高いように思えました。なるほど、これならニッパチさんが言っていた通り、11月はまだまだバスは活発な訳です。
13年11月2日印旛沼I-520.jpg
 しかし、さくら橋の方は全く反応なし。今回はミンコタのテストがメインなので、もう一度竜神橋に戻り、印旛本湖をちょっと内に向かってみることにしました。画像は風車の目の前に来たところで、タックルはウエダのUL+オービス50Aと言う前からの組み合わせです。ルアーはこちらにはスキャッターラップ・シャッドが付いていますが、この竿では主に去年倒産してしまったコータックと言うメーカーの小さなクランクベイトとミノーの中間的な形のルアーを投げていました。タックルベリーで新品が399円でたくさん出ていたので、各サイズを買っておいたんですが、これがなかなか良い泳ぎをしてくれます。まだ買って2回目の使用で魚を掛けてはいませんが、感覚的にラパラCD3に負けない働きをしてくれる気がしますね。
 印旛本湖は水中に漂う枯れ葦が多過ぎて面倒ですね。一度投げる度に葦が絡まってきます。そのうち風も出てきたかと思ったら、小雨もぽつりぽつりと降ってきました。天気予報では太陽のマークが並んでいたのに、雲は厚くなるばかりです。このままではボートを畳む際に難儀しそうですから、今のうちに撤収。お腹も減ってたので丁度良い感じですが、時刻は午後1時45分。ボートとその他の積載品をMyハニーちゃんの荷台に積み込むのに20分ほど掛かりましたが、バッテリーを持って土手を登るのは手だけではなく腰にきますね( ゜д゜)。それだけオサーン度も深まった訳ですが、こんなことから改めて確認させられる自分の劣化具合には、さすがにガッカリしちゃいますね(;´д`)
13年11月2日印旛沼J-520.jpg
 車に荷物を積み込んでJR佐倉駅方面に向かい、また幸楽苑でたらふく昼食を取ったのが午後2時半。戻りながら鹿島橋下で竿を出してみましたが、無反応の上、雨足が強まってきました。朝さくら橋の下で釣っていたバスボートの人もここまで来ていましたが、ここでは上げてはいませんでしたね。もう普通に雨が降っているので、30分ほどで撤収しました。
13年11月2日印旛沼K-520.jpg
 さくら橋に戻って、おかっぱりで夕まづめを狙いますが、橋の下にはやはり朝も見かけたアルミボートの人が釣っていましたが、雨で橋の下から出られない状態に。ワテもこのままではびしょ濡れになっちゃいますが、天気予報を信じて雨が降るとは予想だにしませんでしたから、合羽は持って来ていませんでした。ちょっと雨足が強まったところで一旦車内に撤収。橋の上に移動して車を下りたその場から大きなラパラDT-16を投げ込んでゆるく巻いてみると、前回引っ掛かったあの屈強な根掛かりポイントにがっつり。前回はもう少し岸際だったと思われますし、橋の上からですと向きが逆ですから掛からないと思っていましたがダメでした。高さがある分だけレスキュー・ロボはいとも簡単にルアーまで到達できますが、一度ガチンと掛かったかと思ったら、余計なひもを巻いているうちにロボが外れちゃいました。その後何度か送り込むもののなかなか掛からず、やっと爪が噛み込んだと思ったら、今度は思いっ切り力を掛けても外れません。ひもを背中に掛けて体全体で外そうとしてもダメ。もの凄い力が掛かってるのにコレですから、なんちゅう根掛かりでしょう。そのうちフッと軽くなったので急いでリールを巻くと、ルアーは付いていません。「あ~あ、ロストかよ…」とガックリしましたが、スナップは一応付いています。ご覧のように80lbに耐えるスナップを歪めて外してしまうのですから、本当にレスキュー・ロボのパワーは驚きですね。
 時間は4時になり、雨雲も深まり薄暗い感じになって、多少濡れるのは覚悟でまた下に下りてみました。ワテの経験ではこの時間帯が一番ですから、期待して竿を出すことにします。
13年11月2日印旛沼L-520.jpg
 朝釣れた橋の下側ではなく、ちょっと離れた対岸側にルアーを投げ込んでいると、しばらくして結構強い引きが! 12lbラインですから普通に強く巻き取ってみると、朝とは明らかに違うサイズのものが激しく抵抗しています。手前の葦に絡まれないように力を掛けて引き抜くものの重くてすっぽ抜けずに土手のふちをずり上げる感じになっちゃいましたが、久々の大きさにホクホクでした\(^∇^)/
13年11月2日印旛沼M-520.jpg
竿のグリップが28cmですから40cmは超えてますね。春に霞の大山スロープの防波堤のところで釣ったやつが今年一番のサイズでしたが、それよりも多少大きかったです。まぁ、あれはULのロッドで6lbラインで釣っていましたから、手応えはもっと厳しかったですけどね(^∇^)。さすがに屈強なベイトタックルではこのクラスのバスはいともたやすく取り込めます。まだ50アップを釣ってませんが、どんな重みなのか、早いところ味わってみたいですね。
13年11月2日印旛沼N-520.jpg
 さて、まだ4時半なので、暗くなる寸前まで竿を振っていると、今度も沖合いで30cmに達するかどうかの若バスがHit! これで朝夕合わせて4尾GET! まさか印旛のおかっぱりで4本上げられるとは思ってませんでしたが、釣れたのは皆同じラパラの金黒クランクでした(てゆーか変えてなかったとも言えますけどね^o^)。
13年11月2日印旛沼O-520.jpg
 最後の一尾を釣り上げて最高の気分で竿を畳みます。今回は天気では予報が裏切られて雨にヤラれましたが、釣果では予想に反しての好結果に大満足でした。ただ、せっかく期待して出したボートで釣果ゼロなのはイカンですから、今度はこれをリベンジしに行かないとね(←口実 ^∀^)。


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嵐が去っても荒れていた@印旛沼 [ルアー・フライフィッシング]

13年10月27日印旛沼A-520.jpg
 10月26日(土)、台風27号と28号が合体し、本州南海上を通過したために、1日中雨が降り続きまして、当初ヤフー天気予報ページで午後から曇りとなっていたことから、昼過ぎから夕間詰めにかけてバス釣りに出かける目論見が崩れ去り、結局中古釣具店の「タックルベリー」下永谷店・戸塚本店・戸塚影取店の行脚に赴いちゃいました(笑。そこそこ収穫はありましたが、やはり買い物よりも実際に釣りに出ている方が面白いので、台風一過の秋晴れになる日曜日は、夜明け頃からきっちり竿を出せるように、未明の4時45分頃に家を出ました。目的地は印旛沼で、ちょっと前に「つり人社」から出版されたバスポイントMapである『Bass Navi』印旛沼編を入手し、それに載っているポイントに合わせて沼を回ってみる予定です。でも、まず最初に訪れたのは地元ニッパチさんに教わった本湖と合流する鹿島川付近。到着したのは6時ちょっとですから、当然もう日は出て明るくなっていましたが、朝間詰めの一番オイシイ頃合になります。
13年10月27日印旛沼B-520.jpg
 まだ、水面には靄が立ち込めていましたが、水面はベタ凪で穏やかそのもの。ただ、さすがにこのところの雨のせいで、普段よりも水流はしっかり強くて、葦や小枝等がす~っと流れるさまが良く見えます。また、水質も雨のせいで結構濁っていて、アメリカンコーヒーのようでした(^∇^)。ニッパチさんによると、これを称して「印度沼」と言うんだそうです(笑。もしおっかさんがカレー作りを失敗して、妙にスープっぽいやつができたら、ワテは「印旛カレー」と名づけてやりたいです(^∀^)v
 それはそうと、今回使ったタックルは、ベイトタックルが画像のUFMウエダ・スーパーパルサーII CBII+ABUアンバサダー5501CSロケット(16lb)の組み合わせで、主に1/2oz(オンス)ないし5/8ozのクランクベイトを投げ込みます。
13年10月27日印旛沼C-520.jpg
 それとは別に3/8oz~1/4ozの中小サイズのルアーは、こちらのスーパーパルサーIIの602UL+ORVIS 50A(5lb)の組み合わせを使いました。MH(ミディアムヘビー)とUL(ウルトラライト)の両極端で攻めることにしました。
 到着して何分かルアーを投げ込んでいると、さすがに日曜日。3隻のバスボートが鹿島川に入ってきて、そのうち2隻はこの付近でもルアーを投げ込んでいましたね。ただ、少しだけボイルはあったものの、バスの活性は低いようで、この付近ではほとんど皆さんアタリはなかったようで、もちろんワテの竿にも何ら反応はなし。ニッパチさんもやってきて別のところでルアーを投げていましたが、一緒に来ていた娘婿さんとともに1時間未満で移動し、ちょっとして上がったそうです。
 ワテはここで8時半まで粘りましたが、もうボイルも終わってどうにもならないので、場を休める意味もあって移動することにしました。
13年10月27日印旛沼D-520.jpg
 まずはトップ画像の風車のある橋の北側に車を止めてルアーを投げ込みますが、だんだん風が強くなってきて水面も波立ってきまして、バスのボイルがあるのかどうかも分からなくなっちゃいました。15分くらいルアーを投げましたが、投げる度に水中に流れる枯れた葦が絡み付いてきて、どうも釣れる気がしないので、『Bass Navi』を見ながら東側に移動してみます。
 風車のある竜神橋から東側は、湖畔の土手の道がサイクリングコースになっていて、車はその外側の道を走らざるを得ませんが、その土手の道のすぐ外側には印旛沼取水場からずっとちょっとした川と言うか用水路が平行して続いていて、さらに外側にある農道からはその用水路手前の土手に阻まれて沼の側に出られません。しかも、画像のようにその農道は雑草まみれで、一度入ったらUターンできないのでバックするしかありません。そんな道を何本か入ってみますが、釣りする以前に湖畔に到達できません。そのうち湖畔から離れたところを走っているうち、どこかの水門裏側の川(用水路)に出たので、ちょっと脇から入ってルアーを投げるものの無反応。藪が多くて糸が絡まりやすくて難儀しました。
13年10月27日印旛沼E1-520.jpg
 東側の船戸大橋から先の印旛新川沿いは土手の脇に道があって、そこに入ってみると、路面に何か小さい黒いものが動いていたかと思ったら、目の前でストップ。踏まないようにして車を停めて確認します。
13年10月27日印旛沼E2-520.jpg
 正体はコレ。カメさんでした(^∀^)v このままでは車に轢かれかねないので、手でつまんで本湖脇の用水路にぽちゃんとやっておきました。
13年10月27日印旛沼F-520.jpg
 船戸大橋の辺りも『Bass Navi』によるとポイントになりますが、北東の風が強くなって吹き抜けていて、どうも釣りになりそうもない上、既に何人かのバサーが入っていたのでパスしました。さらに先に進んで行くと、阿宗橋に到着。ここはすぐ隣に新たな橋を建設中で、車はその区間だけ走れませんが、そこを回避した脇道から上流側に入って土手を下りますと、やはりここも波が高くて風も強いまま。2箇所の下りられるポイントで計30分ほどルアーを投げましたが、どうにも反応はなし。ここを諦めて対岸に出て西側に戻りますが、こちらには印旛新川とは別に用水路が平行して通っていて、やはりさらに外側の道からは川っぺりには出られません。つまり、このエリアはボートでないとどうにもならないところですね。これは船戸大橋から先の本湖東岸のエリアもずっと同じで、サイクリングコースは別として、車道は用水路の外側のちょっと離れたところを走ることになります。しかも、土手から湖畔までかなり広範囲に葦が広がっていて、このエリアもやはりおかっぱりでは不可能な区間ですね。ただ、しばらく北上していたら、ラジコン飛行機を飛ばすところの付近で車が湖畔の道を走れるようになっていて入ってみますと、先の橋の方で一般道から出入りできないようにチェーンが掛かっていました。ラジコンを飛ばしにやってきていた皆さんも、強風のためにどうにもならないようで、風が止むのを待っているようでした。
 その後、印旛捷水路を北上して川原で釣りをしますが、ここでも南に向かってかなり強い風が吹いていてどうも釣り辛かったです。でも、こんな中フライでバス釣りをしている人がいて、風下に向かってスペイキャストしていました。ダブルハンドの多分#10くらいの長いロッドを振っていましたが、結構力仕事で大変なんですよね。ワテも9'6"の#8/9のセミダブルハンドルのフライロッドをバス用に使ってきましたが、実は前日の「タックルベリー」で大変格安できれいなUFMウエダ・スーパーパルサーのCS123と言う#10/11サイズのダブルハンドロッドを買っちゃいまして、後日バス釣りに使おうかと思っていた矢先だったんですよね~(^∀^)b
13年10月27日印旛沼G-520.jpg
 さて、印旛捷水路を後にして、そろそろお腹も減ってきたので、一旦印旛沼から離れてJR佐倉駅の方に移動し、昼食を取ることにしました。印旛に単独で来た場合には良く利用するラーメンチェーン店の「幸楽苑」ですが、安い割りに旧来のラーメンの味が好きなもんで、なかなかお気に入りなんです。1000円以下でたっぷりチャーシューが乗った大盛ネギチャーシューメン+ギョーザが食べられるんですから、有り難いですよね。
 満腹になって、今度は駅から近いところにある高崎川に向かいます。しかしポイントに立ってみると、とても釣りにならないくらいのモーレツな勢いの流れで、一応ルアーを浮かべてみると、流れの勢いだけでクランクベイトがブルブルと本体を左右に思いっ切り振って泳いでいます。こりゃ魚はまず下流の鹿島川との合流地点よりさらに下に移動しているはずですね。30分位やってどうにもならないので、改めて朝に入った鹿島川下流に移動することにしました。時間は午後2時半ですから、夕間詰めまでしばらく楽しめますね。
 まずは朝とは反対に橋の東側の工事現場の方に出ますと、水面はご覧の通りまだまだ波が立っているものの、先程よりは多少マシです。でも、風は相変わらずですから、風上に投げ込もうとすると、ルアーが風の抵抗に負けて飛んでくれず、バックラッシュしてしまいます。リール自体もABU5501ではもう一回り重いルアーでないと飛距離が出てくれません。とにかく橋の下までじわじわ移動しつつ投げてはいますが、魚っ気はどうも感じませんね。
13年10月27日印旛沼J1-520.jpg
 そのうち、丁度橋の真下付近のかなり岸に近いところでガツン!と根掛かり。しかし、こちらには「レスキュー・ロボ」様が控えてます。根掛かり地点が近いこともあって安心して回収機本体を送り込むと、簡単にルアーのスナップに引っ掛かってくれます。後は紐を引くだけなんですが、いつもと違ってかなり厳しく引いてもサッパリだめ。この力で引けばフックがたやすく曲がるレベルなのに、全く抜ける気配がないので、「あ~、こりゃルアーの本体が何かの隙間に挟まっているなぁ…」と感じ、そうなると「レスキュー・ロボ」自体も一緒にお陀仏になる可能性もあります。何しろこの回収機の爪はかなり強靭なので、紐が負けてしまう恐れがあるんです。しかし、力の限り引き抜くと、「ふっ」と外れた感触があって、しかも回収機の重みは感じますので、「ヤッター!大成功!」と思ったのも束の間、画像のような状態のルアーが戻って参りました。良く分からんでしょうから、ルアーの拡大画像をば(^∀^)。
13年10月27日印旛沼J2-520.jpg
 つまり、ルアーのリップと頭の部分を引きちぎって外していたと言う訳ですが、全体の1/5を回収してもねぇ(笑。それにしても、「レスキュー・ロボ」の凄まじいパワーを分かって頂ける証拠になりますでしょ。ルアーはラパラのDT-4と言う1/2ozの中型のバルサ製クランクベイト。作りはラパラだけにかなりしっかりしていますが、それを破壊してまで回収する能力には本当に驚かされました。スナップもかなり強いタイプのものを買って使っていましたが、ご覧の通りぐんにょり。糸巻きと回収糸がセットになった「レスキュー・テポドン」(2100円)のPEラインは、とにかくこすれに弱くてあっさり切れますから、買うなら本体が全く同じ「レスキュー・ロボ」+イカリ印の竿巻糸「中」の組み合わせ(合わせて1250円…「釣具のポイント」での価格)がBestですね。
13年10月27日印旛沼H1-520.jpg
 その後ABU5501から2501に変更し、飛距離を稼ぐようにして橋の西側に出て風下である上流側に投げ込んでいると、3時半頃に1尾GET! これがこの日唯一のバイトになりましたが、きっちり取り込めました。ルアーは破損したラパラと同シリーズでリップが少し長くなったDT-6と言うもので、一本だけ長くなった変なフックがこれにも装着されています。これのおかげでかなりの率でフックに乗るようになっているようですね。
13年10月27日印旛沼H2-520.jpg
 サイズは35cmクラスのもので、なかなか引きが強くて楽しめました。ひれに痛みもないので、まだ一度も釣られたことのない魚なんでしょうが、こうして見るとバスって何か愛嬌のある顔付きですね。外来種で日本に元からいつ在来種を食い荒らすから各地で駆除をしている魚ではありますが、実際のところバスの繁殖力はさほど凄まじい訳ではなく、安定期に入った湖沼や河川では在来種とそのまま共生していますからね。バスは小魚を食べますが、昆虫やカエル等も食べますし、逆に在来種の小魚がバスの卵や孵化したばかりの幼魚を食べることもあります。もう日本に入ってきて久しいのですから、ニジマスやブラウントラウトが許されてバスが許されないのは変な話でしょう。本当にヤバいのは、バスの繁殖でさえ阻んでしまうチャネルキャットフィッシュ(アメリカナマズ)だと思いますね。
 何はともあれ、印旛では完全にボウズになることはほとんどなく、1尾でもこうして上げられるのですから、本当に嬉しい限りです。それに、地元(?)のはずなのに2時間もかかる相模湖よりも早く着けるので、やはり今後も印旛をくまなく釣り歩きたいです。ちなみに、ゴムボートで快適に釣りができるよう、エレキも購入を考えていましたが、あまりパワーの強くないやつを注文しておきました。中華Rのように安かろう悪かろうではなく、しっかりとしたメーカーのものですから、多分快適に使えるでしょうね。もちろん中華Rも折を見てきっちり直して普通に使えるようにしておきたいです(^∇^)v
13年10月27日印旛沼I-520.jpg
 ワテが釣り上げた後にしばらくして、ニッパチさんが釣り仲間のお友達ともども夕間詰めに再度登場。同じところで始めたかと思いきや、あっさり15分ほどで1尾GET! その鮮やかさに感心しきりでしたが、午前中にもいた2人乗ったバスボートの人も釣れていました。ここは前回も前々回も夕方に釣ってますので、ワテは朝よりも夕方が良さそうなイメージを持っていますが、ニッパチさんによると朝8夕2くらいの割合だそうです。朝夕をここでやって、日中は別のところでやるのが得策ですね。
 ちなみに、もう日が沈むかどうかと言う頃に、ニッパチさんの大き目のクランクベイトが根掛かりしましたが、ここでも「レスキュー・ロボ」が大活躍! ルアーはボーマーのそこそこ大きなものですから、フックも4番くらいの大きなものでしたが、それでもきっちりフックを曲げて回収成功! マジでレスキュー・ロボの回収能力は半端ないですね。
 その後5時には日も沈んでしまい、釣りは終了。ニッパチさんと風車の脇のバス乗り場のある屋外テーブルで温かい缶コーヒーを飲みながらぺちゃくちゃとバス談義をしていますと、もう7時。さすがに朝夕は寒さも厳しくなりますが、話が楽しいのでついつい長居してしまいました。逆に遅くなったから東関東道も渋滞はないでしょう。しかし、実際は市川の手前で事故があったようで、たかが3kmの区間が動かず渋滞になってしまい、帰宅できたのが9時半。それでも、きっちり釣れたので車内に響く時代劇主題歌を歌いながら1人カラオケ状態で気分良く運転して帰れました(^∀^)v


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ドラマは最後に待っていた@印旛→霞→印旛 [ルアー・フライフィッシング]

13年10月19日印旛と霞方面D-520.jpg
 10月19日(土)、先週の富士トリコローレに続き、今週も車イベントが予定されていました。それは、abrse037さんのお誘いを受けていたルノー5ターボの皆さんとの信州~群馬方面への一泊二日のドライブツーリングなんですが、前日に連絡が入って、天候不順のためにお流れになってしまいました。ただ、土曜は終日曇りマークで、降水確率も夜こそ50%でしたが、朝から日中にかけては30%でしたから、予定通り早起きして、ストラトスで山間部を走るのではなく、Myハニーちゃんで湖沼を目指して出かけてきました(^∀^)b
 前日は半袖シャツで作業していたのに、土曜朝に外に出るとかなり冷え込みがキツくなっています。マンションでは分厚い柱や壁が日中の暖かい気温を溜め込んで、夜でも外から帰ってくると部屋の中が「もわっ!」と暑いので、窓全開にしてこもった暖かい空気を入れ替えてそのまま寝ちゃいますと、未明頃には毛布一枚ではちょっとつらい室温度になりました。ですから、当然半袖と言う訳にはいきませんが、今回は日中も日差しは出ないでしょうから、長袖シャツだけでなく、一気に今年初めて上着を着込むことにしました。急激に気温が変わると風邪を引きそうですね。
13年10月19日印旛と霞方面A-520.jpg
 早朝4時半に出発し、しっかり朝日が昇り始める頃に印旛に到着。これから一番良い時間帯になりますが、前回きっちり釣れた橋の下で再び竿を出します。ただ、水面はバスが捕食活動をしている波紋(ボイル)が見られず、妙にひっそりしています。霞に比べて印旛は元々あまりボイルは多くはないイメージでしたが、朝まづめですからもうちょっとあるものだと思っていただけに、ちょっと不安でしたが、とにかく竿を出してみないと分かりません。足元は刈り取られた葦がそのまま泥の上に横たえられ、ござを敷いたようになっていますが、刈り取った根は泥の中にあり、切られた部分が少し出っ張っているので、刈られた草が結構浮いていて踏むたびに「ぐゎさぐゎさ」と音を立てて潰れて足がもぐり込みます。すると、その音で岸際の葦の根元に潜んでいた魚が「バシャッ!」と逃げて行きますが、それを聞いて「あ、バスがいるぞ!」と言う期待感とともに、「しまった、警戒させちゃった…」と言う残念な気分も湧き上がりました(^∀^)。
 今回のタックルはUFMウエダ・スーパーパルサーII+ABUアンバサダー2501CDL(12lb)と同スーパーパルサーZ GG-700+ORVIS 100A(6lb)の2本立て。前者ではラパラのDT-4と言う前回釣れた不思議な針の付いたクランクベイトを付け、後者にはラパラ・スキャッターラップCDやシャッド、クランク等を付けて投げていました。
 さて、朝まづめの印旛ですが、不安は的中して魚のサの字もなし。この寒い中、フローターで水中に入っていった気合の入ったバサーもいらっしゃいましたが、ワテはリールを握る手の冷たさに、「冬」を感じましたよ(笑。急激に気温が下がり、先週の台風による大雨等の影響で、バスもあまり活発に泳がなくなっているのかも知れません。8時過ぎになっても全く音沙汰なしだったので、風車のある橋の方に移動してみることにしましたが、そこでもサッパリ。釣れるのは地球だけでしたが、今回も「レスキュー・ロボ」様々で、バッチリ回収。ちなみにこの辺りも葦がかなり刈り取られていて、それがやたらに水中でからんできて、1度投げる度にルアーに絡まって付いてきます。これではルアーもきっちり泳いでくれないので釣りになりませんね。さっさと3本目の橋に移動しますが、そこもあまり変わり映えしません。9時半過ぎには印旛を諦めて、腹も減ってきていたこともあり、食事がてら霞方面に向かうことにしました。
13年10月19日印旛と霞方面B-520.jpg
 佐倉から江戸崎まで50kmちょっとありますが、下道でのんびり走って江戸崎に到着したのが11時20分頃。いつもの「とん膳・江戸崎店」で美味しいトンカツ料理を食べることにします。いつもの定位置にMyハニーちゃんを停めます(^∇^)v
13年10月19日印旛と霞方面C-520.jpg
 この日はメール会員には500円引きの、「東総もち豚」なる高級な肉を使ったトンカツとえびフライのセットを注文。前回のくじで当たった「梅しそロールカツ」を添えてもらいましたが、毎回外れのないくじを引かせてもらえるのも有り難いですね。それに豚肉等の具がたっぷりな豚汁やご飯、キャベツまでお替わり自由ですよ。結構ボリュームがあるので、キャベツだけお替りしましたが、素持ち帰りの2人前カツセットも買って満腹で店を出ました。後は霞で釣れることを願うのみですが、今の霞はかなり厳しいですから、あまり期待はしないことにします(^∀^)。
13年10月19日印旛と霞方面E-520.jpg
 霞ヶ浦はまずいつもの大山スロープの付近に行ってみますが、北東からの風がかなりキツくて、まるで海に来たのかと錯覚するような波が立っています(トップ画像)。いや、湘南の海岸のように穏やかに一定の波長でやってくる波ではなく、風にビュービュー吹かれてバラバラに押し寄せる波ですから、日本海の荒波の縮小版という感じですね( ゜д゜)。仕方ないので、ちょっと南下して丁度スロープ付近が岬になっているところの裏側に行ってみますと、上手い具合に岬が波除けになっていて、比較的穏やかでした。でも先に見える漁港の辺りからはやはり水面が荒れていました。しかも、ご覧のように増水していて足場も水中に潜ってます。雑草が生えて並んでいるのが足場の先端の部分で、ここでの水深は25cmほどでした。長靴を持ってきていたので問題無しでしたが、ちょっと強めの波が来るとひざ付近まで濡れてしまうこともありました。ただ、この付近は堤防の斜面の下に一段別に足場があって、そこも水が被っていましたが、せいぜい5cm程度までですから、長靴があれば余裕ですね。
 さて、荒れた霞での釣りはここで1時間ほどでしたが、始めてからしばらく全く無反応で「やっぱダメかい(;´д`)=з」となりましたが、20分くらいしてから「コツン、ガンッ!」とHitした手応えがあり、ぐっと竿を上げるとあっさりルアーがすっぽ抜けちゃいました(ToT)。見ると、ラパラDT-4のあの変なフックが、腹側のものと尻側のもので互いに絡まっていました。しっかりフックが離れた状態でしたら、きちんと魚の口に掛かっていたことでしょうから、残念無念でした。
 魚の感触に気を良くして、俄然やる気になって色々ルアーを投げ込むものの、その後は一切無反応。さすがに他に釣りをする人もほとんどいませんでしたが、鯉釣り師がボート置き場の堤防の上から椅子に座って竿を出していました。本来1m近く下に水面があるところですが、この日はすぐ下に水面があるように見えましたから、相当水位が上がっているんでしょうね。
 このままダラダラやっても釣れそうにないので、少し南にある小野川の方へ行ってみました。しかし、そこも大して変わらない感じですし、根掛かりもあって面倒になって帰ろうかとも思いましたが、時間はまだ2時40分。今からならまだ印旛に戻っても夕まづめに間に合いますんで、ここは一気に再度移動することにします。
13年10月19日印旛と霞方面F-520.jpg
 朝竿を出した印旛の橋に戻ったのが午後4時丁度。これから1時間の釣りになりますから気を引き締めておきたいところですが、水面は相変わらずバスのボイルは見られません。実際しばらく橋からちょっと離れたところから上流側の風下にルアーを投げていても反応なし。ちなみに竿はベイトロッド1本にして、ルアーはラパラDT-4の赤黒のものにしておきました。
 20分くらいやっていたでしょうか、「あ~あ、このまま坊主のボウザーで終わるのかなぁ…」と思いつつちょっと橋の近くに寄って投げていると、パンパカパーン! やっとバス君がルアーに食い付いてくれました! しかもなかなか元気が良く動き回ります。12lbラインですから余裕だと思ってぐいぐい巻き寄せると、突然糸が巻けなくなっちゃいました。手前の水中の茎にバスが入り込み、糸を巻き込んでしまったのですが、こうなるとそのままではラインが切れてしまいます。バスも腹を横にして身動きが取れないようですが、見たところ前回釣れたものよりちょっと小さい30cm程度のものでした。このままではルアーもロストしかねないので、ちょっと前に草に引っ掛かった時に利用した竹棒を突っ込んで茎を水中から持ち上げていたところ、バスはフックが外れてそのまま水中に戻って行っちゃいました。おかげで写真に収められませんでしたが、ルアーは手が届くところまで寄せられたので、無事回収。それにしても残念なHitでした。
13年10月19日印旛と霞方面G3-520.jpg
 その後、またラパラを投げ込みつつ、「さすがにもう無理だろうな~。ブログのタイトルは『唯一のチャンスを逃していた』かなぁ…(;´д`)」と気も抜けかけていましたが、上流側に投げているとまたしてもHit! 「今度は逃がさねぇぞ!」と言う気持ちで、手前に寄ったところでぶっこ抜いちゃいました。しっかりラパラDT-4のヘンテコフックが掛かり、余裕で取り込めましたが、大きさはやはり30cm丁度くらいの若バスでした。でも、結構活発に泳いでエラ洗いまでして楽しませてくれましたから、このバス君には感謝感謝です。これでボウザーにならずに済んだ訳ですが、これまでずっとダメだった分、サイズは小さくても達成感が半端なかったです\(^∇^)/
13年10月19日印旛と霞方面H-520.jpg
 日が暮れるにはもう少し時間があるので、そのままやっていると、手元に近いところで猛烈に竿をグイグイ引き込むアタリが! 「うお~! こりゃ大物に違いない! 久々の45cmクラスか?!」と興奮しつつ、ぐんぐん巻いていますと、手前で魚体がグニョグニョくねっています。「ありゃりゃ、バスじゃないのかよ…」と思いましたが、とにかく引き上げてみると50cmはあろうかと言う本ナマ君でした( ゜д゜)。霞ではさんざんアメナマを釣りましたが、実はニホンナマズは未だに釣ったことがなくて、生まれて初めてでした。魚体を見るまでナマズとは思いませんでしたが、アメナマのようにただただ下に潜ろうとする重々しい引きではなく、結構右に左に泳ぎ回る感じでバトルは楽しかったです。バスのように浮き上がってエラ洗いなどしませんが、同じように首を左右に振って逃れようとしているのでしょうね。暗くなってきて、本ナマ君も活動し始めたところでルアーにがっつり掛かっちゃった訳ですが、さすがにこのヌメリは触りたくないので、フィッシュクリッパーで口をつまんで、ペンチで針を外して沼にお帰り頂きました(^∀^)b
13年10月19日印旛と霞方面I-520.jpg
 本ナマ君を釣り上げて、妙なオチになりましたが、とにかく最後の1時間で今日1日が凝縮されたような充実感を感じ、印旛を後にしました。それまでの長いフン詰まり感から一気に解放されたような気分でしたが、この気分がバス釣りをやめられなくしているんですよね~(^∇^)。


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