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ドラマは最後に待っていた@印旛→霞→印旛 [ルアー・フライフィッシング]

13年10月19日印旛と霞方面D-520.jpg
 10月19日(土)、先週の富士トリコローレに続き、今週も車イベントが予定されていました。それは、abrse037さんのお誘いを受けていたルノー5ターボの皆さんとの信州~群馬方面への一泊二日のドライブツーリングなんですが、前日に連絡が入って、天候不順のためにお流れになってしまいました。ただ、土曜は終日曇りマークで、降水確率も夜こそ50%でしたが、朝から日中にかけては30%でしたから、予定通り早起きして、ストラトスで山間部を走るのではなく、Myハニーちゃんで湖沼を目指して出かけてきました(^∀^)b
 前日は半袖シャツで作業していたのに、土曜朝に外に出るとかなり冷え込みがキツくなっています。マンションでは分厚い柱や壁が日中の暖かい気温を溜め込んで、夜でも外から帰ってくると部屋の中が「もわっ!」と暑いので、窓全開にしてこもった暖かい空気を入れ替えてそのまま寝ちゃいますと、未明頃には毛布一枚ではちょっとつらい室温度になりました。ですから、当然半袖と言う訳にはいきませんが、今回は日中も日差しは出ないでしょうから、長袖シャツだけでなく、一気に今年初めて上着を着込むことにしました。急激に気温が変わると風邪を引きそうですね。
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 早朝4時半に出発し、しっかり朝日が昇り始める頃に印旛に到着。これから一番良い時間帯になりますが、前回きっちり釣れた橋の下で再び竿を出します。ただ、水面はバスが捕食活動をしている波紋(ボイル)が見られず、妙にひっそりしています。霞に比べて印旛は元々あまりボイルは多くはないイメージでしたが、朝まづめですからもうちょっとあるものだと思っていただけに、ちょっと不安でしたが、とにかく竿を出してみないと分かりません。足元は刈り取られた葦がそのまま泥の上に横たえられ、ござを敷いたようになっていますが、刈り取った根は泥の中にあり、切られた部分が少し出っ張っているので、刈られた草が結構浮いていて踏むたびに「ぐゎさぐゎさ」と音を立てて潰れて足がもぐり込みます。すると、その音で岸際の葦の根元に潜んでいた魚が「バシャッ!」と逃げて行きますが、それを聞いて「あ、バスがいるぞ!」と言う期待感とともに、「しまった、警戒させちゃった…」と言う残念な気分も湧き上がりました(^∀^)。
 今回のタックルはUFMウエダ・スーパーパルサーII+ABUアンバサダー2501CDL(12lb)と同スーパーパルサーZ GG-700+ORVIS 100A(6lb)の2本立て。前者ではラパラのDT-4と言う前回釣れた不思議な針の付いたクランクベイトを付け、後者にはラパラ・スキャッターラップCDやシャッド、クランク等を付けて投げていました。
 さて、朝まづめの印旛ですが、不安は的中して魚のサの字もなし。この寒い中、フローターで水中に入っていった気合の入ったバサーもいらっしゃいましたが、ワテはリールを握る手の冷たさに、「冬」を感じましたよ(笑。急激に気温が下がり、先週の台風による大雨等の影響で、バスもあまり活発に泳がなくなっているのかも知れません。8時過ぎになっても全く音沙汰なしだったので、風車のある橋の方に移動してみることにしましたが、そこでもサッパリ。釣れるのは地球だけでしたが、今回も「レスキュー・ロボ」様々で、バッチリ回収。ちなみにこの辺りも葦がかなり刈り取られていて、それがやたらに水中でからんできて、1度投げる度にルアーに絡まって付いてきます。これではルアーもきっちり泳いでくれないので釣りになりませんね。さっさと3本目の橋に移動しますが、そこもあまり変わり映えしません。9時半過ぎには印旛を諦めて、腹も減ってきていたこともあり、食事がてら霞方面に向かうことにしました。
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 佐倉から江戸崎まで50kmちょっとありますが、下道でのんびり走って江戸崎に到着したのが11時20分頃。いつもの「とん膳・江戸崎店」で美味しいトンカツ料理を食べることにします。いつもの定位置にMyハニーちゃんを停めます(^∇^)v
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 この日はメール会員には500円引きの、「東総もち豚」なる高級な肉を使ったトンカツとえびフライのセットを注文。前回のくじで当たった「梅しそロールカツ」を添えてもらいましたが、毎回外れのないくじを引かせてもらえるのも有り難いですね。それに豚肉等の具がたっぷりな豚汁やご飯、キャベツまでお替わり自由ですよ。結構ボリュームがあるので、キャベツだけお替りしましたが、素持ち帰りの2人前カツセットも買って満腹で店を出ました。後は霞で釣れることを願うのみですが、今の霞はかなり厳しいですから、あまり期待はしないことにします(^∀^)。
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 霞ヶ浦はまずいつもの大山スロープの付近に行ってみますが、北東からの風がかなりキツくて、まるで海に来たのかと錯覚するような波が立っています(トップ画像)。いや、湘南の海岸のように穏やかに一定の波長でやってくる波ではなく、風にビュービュー吹かれてバラバラに押し寄せる波ですから、日本海の荒波の縮小版という感じですね( ゜д゜)。仕方ないので、ちょっと南下して丁度スロープ付近が岬になっているところの裏側に行ってみますと、上手い具合に岬が波除けになっていて、比較的穏やかでした。でも先に見える漁港の辺りからはやはり水面が荒れていました。しかも、ご覧のように増水していて足場も水中に潜ってます。雑草が生えて並んでいるのが足場の先端の部分で、ここでの水深は25cmほどでした。長靴を持ってきていたので問題無しでしたが、ちょっと強めの波が来るとひざ付近まで濡れてしまうこともありました。ただ、この付近は堤防の斜面の下に一段別に足場があって、そこも水が被っていましたが、せいぜい5cm程度までですから、長靴があれば余裕ですね。
 さて、荒れた霞での釣りはここで1時間ほどでしたが、始めてからしばらく全く無反応で「やっぱダメかい(;´д`)=з」となりましたが、20分くらいしてから「コツン、ガンッ!」とHitした手応えがあり、ぐっと竿を上げるとあっさりルアーがすっぽ抜けちゃいました(ToT)。見ると、ラパラDT-4のあの変なフックが、腹側のものと尻側のもので互いに絡まっていました。しっかりフックが離れた状態でしたら、きちんと魚の口に掛かっていたことでしょうから、残念無念でした。
 魚の感触に気を良くして、俄然やる気になって色々ルアーを投げ込むものの、その後は一切無反応。さすがに他に釣りをする人もほとんどいませんでしたが、鯉釣り師がボート置き場の堤防の上から椅子に座って竿を出していました。本来1m近く下に水面があるところですが、この日はすぐ下に水面があるように見えましたから、相当水位が上がっているんでしょうね。
 このままダラダラやっても釣れそうにないので、少し南にある小野川の方へ行ってみました。しかし、そこも大して変わらない感じですし、根掛かりもあって面倒になって帰ろうかとも思いましたが、時間はまだ2時40分。今からならまだ印旛に戻っても夕まづめに間に合いますんで、ここは一気に再度移動することにします。
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 朝竿を出した印旛の橋に戻ったのが午後4時丁度。これから1時間の釣りになりますから気を引き締めておきたいところですが、水面は相変わらずバスのボイルは見られません。実際しばらく橋からちょっと離れたところから上流側の風下にルアーを投げていても反応なし。ちなみに竿はベイトロッド1本にして、ルアーはラパラDT-4の赤黒のものにしておきました。
 20分くらいやっていたでしょうか、「あ~あ、このまま坊主のボウザーで終わるのかなぁ…」と思いつつちょっと橋の近くに寄って投げていると、パンパカパーン! やっとバス君がルアーに食い付いてくれました! しかもなかなか元気が良く動き回ります。12lbラインですから余裕だと思ってぐいぐい巻き寄せると、突然糸が巻けなくなっちゃいました。手前の水中の茎にバスが入り込み、糸を巻き込んでしまったのですが、こうなるとそのままではラインが切れてしまいます。バスも腹を横にして身動きが取れないようですが、見たところ前回釣れたものよりちょっと小さい30cm程度のものでした。このままではルアーもロストしかねないので、ちょっと前に草に引っ掛かった時に利用した竹棒を突っ込んで茎を水中から持ち上げていたところ、バスはフックが外れてそのまま水中に戻って行っちゃいました。おかげで写真に収められませんでしたが、ルアーは手が届くところまで寄せられたので、無事回収。それにしても残念なHitでした。
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 その後、またラパラを投げ込みつつ、「さすがにもう無理だろうな~。ブログのタイトルは『唯一のチャンスを逃していた』かなぁ…(;´д`)」と気も抜けかけていましたが、上流側に投げているとまたしてもHit! 「今度は逃がさねぇぞ!」と言う気持ちで、手前に寄ったところでぶっこ抜いちゃいました。しっかりラパラDT-4のヘンテコフックが掛かり、余裕で取り込めましたが、大きさはやはり30cm丁度くらいの若バスでした。でも、結構活発に泳いでエラ洗いまでして楽しませてくれましたから、このバス君には感謝感謝です。これでボウザーにならずに済んだ訳ですが、これまでずっとダメだった分、サイズは小さくても達成感が半端なかったです\(^∇^)/
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 日が暮れるにはもう少し時間があるので、そのままやっていると、手元に近いところで猛烈に竿をグイグイ引き込むアタリが! 「うお~! こりゃ大物に違いない! 久々の45cmクラスか?!」と興奮しつつ、ぐんぐん巻いていますと、手前で魚体がグニョグニョくねっています。「ありゃりゃ、バスじゃないのかよ…」と思いましたが、とにかく引き上げてみると50cmはあろうかと言う本ナマ君でした( ゜д゜)。霞ではさんざんアメナマを釣りましたが、実はニホンナマズは未だに釣ったことがなくて、生まれて初めてでした。魚体を見るまでナマズとは思いませんでしたが、アメナマのようにただただ下に潜ろうとする重々しい引きではなく、結構右に左に泳ぎ回る感じでバトルは楽しかったです。バスのように浮き上がってエラ洗いなどしませんが、同じように首を左右に振って逃れようとしているのでしょうね。暗くなってきて、本ナマ君も活動し始めたところでルアーにがっつり掛かっちゃった訳ですが、さすがにこのヌメリは触りたくないので、フィッシュクリッパーで口をつまんで、ペンチで針を外して沼にお帰り頂きました(^∀^)b
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 本ナマ君を釣り上げて、妙なオチになりましたが、とにかく最後の1時間で今日1日が凝縮されたような充実感を感じ、印旛を後にしました。それまでの長いフン詰まり感から一気に解放されたような気分でしたが、この気分がバス釣りをやめられなくしているんですよね~(^∇^)。


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ニッパチ

このエリアには絶対の自信がありますw(笑
お見事です! (^^)
うまくタイミングが合ったみたいですね、だいたい12月頃まで普通に魚が居ます、実は水温も外気温より温かいためフローターでも11月まで普通に入れますw
画像を撮っていないのでブログアップしませんでしたが、先週も仕事前に2本獲りました(^^;
11月はサイズアップしてくるので少々難しくなりますが期待が持てますw
タイミングが合えばボイル撃ちもw
ナマズさまがこんなに釣れるなんて(^^)
驚きですww

by ニッパチ (2013-10-20 14:08) 

トプ・ガバチョ

>ニッパチさん、ちわっす!
去年はサッパリだめなイメージの鹿島川ですが、今年はなかなかなものですね~!
本湖に近いところですから、印旛はどこでも上手くタイミングが合えばそこそこ釣れるんでしょうね。
それにしても、午前中は他にも何人か来ましたが、誰も釣れてませんでしたよ。
結構タフコンディションだった気がしますが、夕まづめでリベンジできたのはラッキーでした(^∀^)v
足場に入った時に、岸際でじゃばっと逃げたのは、多分釣れた本ナマ君だったと思われます。
暗くなって休みモードからやる気モードに切り替わったんでしょうが、印旛には結構いそうですね。
アメナマが入り込まないことを祈るのみですが、琵琶湖にさえいるとのことですから、もう印旛にも入ってきているのかなぁ…。
いずれにせよ、印旛→霞→印旛作戦は今後も続けたいです!
by トプ・ガバチョ (2013-10-20 18:25) 

ゴム手

どもー
帰ろうって時のマズ目ってありますねぇ
暗くなるから嫌なんだけど楽しいという・・。
ということで夜釣りでもないのにLEDライトは必携w
by ゴム手 (2013-10-21 20:15) 

トプ・ガバチョ

>ゴム手さん、アザース!
もうダメかなぁ…と思った矢先にガツンときましたから、嬉しさ倍増でしたよ(^∀^)v
さすがに車からちょっと離れたところまでぐちゃぐちゃなところを歩くので、真っ暗になったら面倒ですから、うっすら明るいうちに撤収しました。
もう5時で暗くなりますから、釣る時間も短くなってきましたね。

by トプ・ガバチョ (2013-10-21 21:41) 

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