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道路と川にはまっていた@早戸川 [ルアー・フライフィッシング]

13年11月4日早戸川A-520.jpg
 三連休の最終日、またまた釣りに行ってきました! 2日は予報に反して午後から雨になってしまいましたが、3日は行楽日和。でも、2日の釣行で汚れた車やゴムボの洗浄等で出かけませんでした。まぁ、4日にも出かけられるからと思っていましたら、その4日の天気予報はあまりかんばしくありません。午前中は雨で、昼から曇りマークでしたので、丹沢の早戸川の管理釣り場へ12時までに行って、半日券を買って夕方5時まで釣りをすべく、ゆっくりと出発することにしました。
UFMウエダCS9040-520.jpg
 マス釣りを選んだのは理由がありまして、ひと月前に画像の竿を入手したことによります。これまでフライロッドはORVISのものだけを使ってきましたが、スピニングロッドで手に馴染んでいたUFMウエダのスーパー・パルサーのシリーズのフライロッドが某中古ショップに格安で売りに出ていて、取り寄せてみたところケース+竿袋も付いていて、コルクグリップの目抜けも少ない、かなり程度の良いものでした。UFMウエダは今年になって会社を解散して廃業してしまったメーカーですが、以前からその評価は高いいぶし銀のような存在でした。極力カーボンのシートを軽く仕上げつつ、張りある竿の調子を持つと言う特徴があり、結構愛好家が多かったです。どちらかと言うとかつてはバスよりトラウトに強いイメージでしたが、2000年代に入るとカーボンに金属繊維のボロンを加えた素材を使うようになり、その「Pro4」と言うシリーズでは様々なバス用ロッドを作っていました。そのUFMウエダも、竿の素材となる特殊なカーボンのシートの供給先がなくなって竿を作れなくなり、職人さん達の高齢化・引退等で会社を維持できなくなったそうです。もう新品は入手できませんが、ワテが好んで使っていたスーパー・パルサーIIのシリーズはとうに廃盤。とりあえずあるうちに使ってみようと、このフライロッドのスーパー・パルサーII CFII-9040(9ft、#4)を安かったこともあって購入した訳です。
 取り寄せたこの竿の程度が予想外に良かったので、大変嬉しかったのですが、こうなると使ってみたくなるのは至極当然(^∇^)。そんなこんなでのマス釣りになった次第です。
13年11月4日早戸川B-520.jpg
 さて、9時30分頃出発しましたが、保土ヶ谷BPも国道246号も混雑することなく、意外とあっさり相模川まで来ちゃいました。まだ時間的に早いので、猿ヶ島で30分ほどルアーを投げてから早戸川を目指すことにしました。一応、朝の時点での予報は午前中も曇りで、9時頃だけ雨マークでしたが、それ以降はまた曇り。もう10時過ぎですから雨はもう降らないかなと思って合羽を持たずに竿だけ手にして川岸に下りると、ぽつぽつ雨が降り始めて長居は無用になっちゃいました。一応、買い置きしておいたコータックの一番小さい番手のマス用ルアーがどんな動きをするのか確かめるのが目的でしたので、当然ここでバスが釣れるとも思ってませんが、雨なのに他にたくさんのバサーが入ってきていましたね。でも、ここでバスを釣るなら、間違いなく相模湖の方が釣果は期待できるのに、なぜここにこんなに人が集まるのかなぁ…。と言いつつ、竿を出していたワテですけどね(^∇^)v
13年11月4日早戸川C-520.jpg
 11時きっかりに猿ヶ島を出て、県道をつないで愛川に入ります。三増地区に入って、ここから国道412号に出るには荒れた林道の志田峠を抜けるのが一番近いです。ここは当然そちらに向かってオフロード・ドライブを楽しむことにしました(トップ画像)。道は雨で砂利の流されてえぐれた箇所が前から多かったんですが、今回は濡れていて剥き出た土の溝が良く滑ります。なるべくタイヤを溝に入れないようにルートを選んでゆっくり進みます。この画像の荒れ荒れポイントは道幅がそこそこあって回避できましたが、登りが強くなって道が狭くなったところに現れた大きな溝でスタック。大ピンチに陥っちゃいました(ToT)。
13年11月4日早戸川D-520.jpg
 ここがその現場ですが、道幅がギリギリで、しかも左タイヤが通らざるを得ないところにご覧の深溝が。さらに外側の削れていないところにタイヤを乗せて進もうとも考えましたが、先を見ると溝がそちらに曲がっていて、結局スタックしそうです。こうなったら勢いで溝の中にタイヤを落として段差になったところを駆け上がるのが得策と考え、アクセルを踏み込みましたが、溝が思いの他深くて、大きく車体が傾き、段差の角に底が着いて右の後輪が少し浮いてしまい、それが空回りしてデフが利いて溝にある左車輪が回ってくれません。当初、左の溝の土を削って空回りしていると錯覚したワテは、そこに石を突っ込んでギアをバックにしてアクセルを踏んでも何の変化もなしでした。すると、右側からゴムの焼けた臭いが漂っています。画像では小さく見えますが、右側中央付近に、タイヤにかませた三つの石の付近に黒いものが見えますでしょ。これが削れていたタイヤのゴムです。車体が傾いてこっち側が浮いてしまってトラクションが掛からずに空回りしていたんですね。溝に近い部分で道の砂利が削られていますが、これが多分デフのカバーが当たっていたところと思われます。
 右リアに石を噛ませますが、リアに荷物が載っていないので軽いせいかどうもダメです。一応車体を動かそうとはするものの、すぐ空回りになってしまうんです。ただ、あと一歩なので、ちょっと考えて危険な作戦を取ることにしました。すなわち、ドアを開いて外に立ち、そのままバックギアに入れておいて車体を揺すりながら後ろに引く作戦です。これはなかなか有効でしたが、アクセルを踏まないとオートマのアイドリング時のゆるいトラクションでは動き切らないんですね。坂道のバックでの下りになりますが、車体の底が当たっているので仕方ないです。で、外に立って揺すりながら、片足を入れてアクセルを回しますが、これで溝から抜けた時が危険です。ただ、その溝はまだまだ下に延びているので結局トラクションが掛かるようになっても勢いは付かないでしょうが、そのまま下がってしまうことになるので、抜け出たら瞬時にサイドブレーキを上げて止めないといけません。それを考えてやってみると、予想は大的中! 何とかスタックから抜け出すことに成功しました(;´д`)=з こうなるともう志田峠を登るのは無理ですから、そのまま少しバックして少し広くなったところでUターンして県道に戻りました。ここで30分位無駄にしちゃいましたね。
13年11月4日早戸川E-520.jpg
 早戸川に入る手前のコンビニで弁当を買っておいて、宮ヶ瀬湖の湖岸の舗装林道を走りつつ、虹の大橋をパチリ。丁度この辺りに湧き水ポイントがあって、いつも積んでいるポリ容器にたっぷりと汲んでおきました。川の水量は9月に来た時とは大違いで、たっぷり流れていますね。でも、雨の影響で多少濁り気味でしたが、相模川のような白濁した感じではなかったです。
13年11月4日早戸川F-520.jpg
 早戸川のマス釣り場に到着したのが12時5分。志田峠で足踏みしましたが、ほぼ予定通りに着けました。この頃には雨は上がっていましたが、さすがに連休中です。こんな天気でもかなりの皆さんが入ってきていまして、駐車スペースもあと数台を残すのみでしたね。ちなみにワテが一番遅く入ってきたようで、この後車は横に入ってきませんでした。
 持ってきた竿は先ほど書いておいたUFMウエダのスーパー・パルサーIIの2本で、フライロッドがCFII-9040+リールがORVIS C.F.O.IIIの組み合わせです。スピニングロッドはCSII-602UL+リールがこれまたORVISの50Aになります。
13年11月4日早戸川G-520.jpg
 当初、スピニングロッドでコータックの小さなミノーを投げ込んでいますが、一番端のエリアでは魚影が薄くてどうもダメ。5回くらい投げて、まずは一匹と思ってフライを投げ込むと、程なくここでの普通サイズのニジマスがHit。2匹連続で釣った後に突然食いが渋くなって無反応になってしまい、受付正面付近のエリアに移動します。間もなく一匹釣れましたが、ここは手前に強い流芯があって、フライのラインがすぐに大きく流されちゃいます。その下流側にルアーの人が入ってしまい、弛んだフライラインがそっちに流れてしまうとまずいので、竿を立ててラインが流れに入らないようにしていましたが、肝腎のフライを流す距離が取れずに難儀しました。その後、下流側に立った人のルアーには掛かるのに、こちらのフライにはサッパリ。もう時期的にドライフライは終わってるのかも知れませんが、ニンフ(水生昆虫・幼虫)のフライをあまり持って行かなかったので、それで釣れたかどうかも不明でした。
13年11月4日早戸川H-520.jpg
 フライ釣りの団体が来ていて、中央付近のエリアは人が多くなっていたので、再び一番下流のエリアに戻ります。相変わらずドライフライにはなかなか反応してくれませんが、スピニングロッドのミノーにも無反応。エリアフィッシング用の小さな特殊な形状のルアーやスプーンでないと、今の時期は苦しいかも知れませんね。
 そのうち、結構強い引きがあって、上げてみたら今回では一番大きいやつが釣れました。と言っても普通の尺ものですけどね。一度50cmクラスのレインボーを釣ってみたいですね。
 この後、2匹釣ることができましたが、その際に岸際の砂利がズボズボっと崩れて慌てて上がろうとしたらさらに崩れて、まるで蟻地獄のようにもがけばもがくほど下に落ちて、結局ひざまでグッチョリ。車で林道の溝にはまり、川では自分の足がはまるとはねぇ…(;´д`)。
13年11月4日早戸川I-520.jpg
 マス釣り場は今の時期は5時で営業終了。もう5時ではかなり暗いですが、目が悪いワテには4時頃から投げ込んだフライが見え辛くなっていて、魚が食い付いても合わせることが難しくなってきました。年とともに鳥目も進んでいるんでしょうか。まぁ、そんな中でも5時まできっちり竿を振って帰りましたが、ウエダのフライロッドはなかなか面白かったです。いつも使っているORVISロッキーマウンテンの8ft #4ロッドよりも長い9ftで同じ硬さの#4ですから、腰の弱い感じになるかと思いきや、意外と張りがありましたね。魚を掛けた際にはしっかり胴からしなる感じで具合が良かったです。ただ、やはり9ftはちょっと長いかな。以前フライフィッシングで高名な方が、渓流でも長いロッドを使うことを勧めていましたが、やはり#4では8ft程度が良さそうです。山奥の狭い渓流では、7ftちょいの#2ないし3のロッドでないと竿を振れませんがから、そうしたところでの釣りは別物でしょうね。とにかく、このUFMウエダのロッドで、フライラインをたくさん出して遠投するのは気持ち良かったので、釣果を無視して途中はできるだけ遠くに投げて遊んでいました(笑。これも立派なフィッシングゲームですからね(^∇^)v

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ニッパチ

ウエダをゲットですか(^^)
80年代に憧れてましたw
もしかしたら、相模川ってランカー上がるんじゃないですか?
そんな気がしてなりません(^^)
連休は釣り三昧だったんですね( ´ ▽ ` )ノ
by ニッパチ (2013-11-06 05:02) 

トプ・ガバチョ

>ニッパチさん、ちわっす!
ワテはウエダのトラウトロッドを買ってからこの世界に入って以来、ずっとルアーロッドはほとんどがウエダでしたが、フライはオービスに統一していました。
でも、何しろウエダが会社を解散してしまい、優れたメーカーが消えてしまったので、入手するなら今のうちになっちゃいましたから、きれいなロッド(特にスーパーパルサーのシリーズ)が出たら、チェックしておいたんですよ。
それがフライロッドで出たので、「そう言えばウエダのフライロッドはどんな感じだろ?」と興味を持ったのが購入のいきさつです。
値段も新品ならかなり高かったのですが、この中古品は程度がかなり良かったのにメチャ安でしたから、気楽に注文しちゃいました(^∇^)v
おかげで連休中は釣り三昧でしたが、相模川は全く釣れませんよ。
ランカーなんて奇跡でも起きない限り無理ですよ(笑。
ワームで岸際をちょろちょろやる感じでないとまずダメでしょうし、それで釣れても30cm未満のものばかりみたいです。
やはり神奈川でやるなら相模湖しかないですね。
by トプ・ガバチョ (2013-11-07 07:34) 

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