SSブログ
映画・TV関連 ブログトップ
前の5件 | 次の5件

新たにBBSを作っていた [映画・TV関連]

つーちゃんはーちゃん旅を行く.jpg
 以前からワテが素人ながら4コマまんがを作って、じゅうよっつさんのサイト内の「お絵描き掲示板」で公開して参りましたが、その掲示板でアップできる画像サイズが100kbまででして、どうしてもサイズが大きくなってしまう4コマでは画質をPhotoshopの10段階で0まで落とさねばならないことがあり、文字が読めなくなってしまう弊害があって、せっかくだからもっと大きい画像のものをアップしてすっきり見られるように、新たに掲示板を作りました。
 この掲示板のタイトルは「つーちゃん・はーちゃん 旅を行く」と言うタイトルで、『素浪人 月影兵庫』の月影の旦那と焼津の半次兄さんをモチーフにした、ワテが勝手に作ったオリジナルキャラ、「つーちゃん&はーちゃん」をメインにした4コマまんが集になります。今のところ、全部で19話を仕上げていますが、まだアップは8つくらいです。順次アップしてまいります。そして、30話くらいになったら一度簡単にプリントして同人誌みたいに製本してみようかなとも。

その掲示板のURLは以下の通りです。

http://www.chibiao.com/type_nka/nknp6/topconbaka/

ただし、閲覧するにはパスワードが必要で、「tsukikage」と一度打ち込んでやって「パスワードを記憶」にチェックを入れて中に入って下さい。でも、あくまで『月影兵庫』等の素浪人シリーズを知らない方にはさっぱり分からんものも多いですから、見るだけ無駄ではあります(笑)。あくまで『月影兵庫』ファン対象のものですから、その辺をご理解下さいね(^∀^)v


nice!(3)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

兵庫の生みの親だった [映画・TV関連]

つーちゃん・はーちゃん520.jpg
 先日、俳優左右田一平さんの訃報をWebニュースで読んで残念な思いになりましたが、何と『素浪人 月影兵庫』『花山大吉』等、近衛十四郎「素浪人シリーズ」の生みの親である、元NET敏腕プロデューサーの上月信二さんまでもご逝去されました。詳しくはこちらをご覧下さい。
 『素浪人 月影兵庫』ファンとしては残念で仕方ないですが、
左右田さんももちろん、後々までその名と映像をずっと残すことのできた上月さんは、羨ましいほど素晴らしい人生を全うされたと思いますね。
 以前、『時代劇マガジン』で上月さんのインタビュー記事を読みましたが、本当に「素浪人シリーズ」等の番組制作を心底楽しんでいらしたようで、明るく茶目っ気たっぷりな方だったからこそ、今なお愛され続けるあの最高の番組が創れたんでしょう。できることならまだまだたくさんの制作秘話をご存命中に聞きたかったファンは多いのではないでしょうか。


今はただご冥福をお祈り申し上げるのみにて候。(-人-)


nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

素浪人 天下太平@東映ch [映画・TV関連]

素浪人天下太平520img2.jpg
 大好きな近衛十四郎「素浪人シリーズ」ですが、これまで観るチャンスがなかったのが第3作になる『素浪人 天下太平』でした。『素浪人 花山大吉』の後期に近衛十四郎の持病であった糖尿病が悪化し、番組撮影がキツくなってきたものの、高視聴率の番組をストップさせられず、第79話から新たなレギュラー南弘子を加え、「焼津の半次」とトッポいミニスカ風の着物にテディベアみたいな熊のぬいぐるみをいつも持っている「お咲」との珍妙なやり取りで、何とか「おから旦那」の登場シーンを減らして番組を2クール続けていましたが、やはり病には勝てず、70年の末にドクターストップがかかって結局104話で終了しました。その後しばらく療養した近衛十四郎が、満を持して73年初めに復活して作成されたのがこの『素浪人 天下太平』なんです。
素浪人天下太平520イラスト.jpg
 共演者は残念ながら「焼津の半次」(品川隆二)が外れ、加茂さくら演じる「鴨奴/お仙姉さん」と、仮面ライダー2号で知られる佐々木剛演じる「うづ巻きの勘太」の2人になりました。ストーリーの基本線は、江戸でさんざん飲み屋の付けを溜め込んで、まるで夜逃げのように金の工面をすべく旅に出た「天下太平」旦那を、飲み屋の専属の芸者である「鴨奴姉さん」こと「お仙」が付け馬のように追いかけて行く道中記です。「お仙」は付け馬ながら、旦那に好意を持っていますから、あまりモーレツに金々言って迫らず、どちらかと言うと、一緒に旅をすることを楽しんでいる感じです。
 その2人に、道すがら知り合った「うづ巻きの勘太」と言う変なにーちゃんが付かず離れず道を共にしますが、この「勘太」兄さんは、例えば「お仙」が旦那を見たかどうか聞こうとして、「ちょっとお兄さん!」と声をかけると、それを「止めてくれるなお姉ぇさん、男勘太は行かねばならぬ!」と勘違い100%の訳の分からない決め台詞で格好を付けようとします。こんな風に、今風に言うならば完全に"KY"で、なおかつ腕っ節もまるでダメなお笑いキャラです。
 他に"レギュラー"として、番組オープニングの主題歌の際に映し出される殺陣のシーンが終わる時、アニメの小鳥が飛んできて、「旦那、今のは格好良かったけど、今夜の旅籠代はどうすんの?」と突っ込みを入れます。これは毎回同じですが、劇中ではアニメは登場せず、声だけどこからか旦那だけに聞こえてくるようになっていて、旦那の行動にチクッとイヤミのような言葉を投げかけます。当の旦那は、その声がすると、天を仰ぎ見るように上を向くので、その声が聞こえない(ことになっている)他の者達が「?」になる様子が笑いの1つになっているんでしょう。ただ、「勘太」のおマヌーなキャラも、小鳥ちゃんの「天の声」も、ギャグとしては滑っているかな(^∇^)。やっぱり『花山大吉』の後半からげっそりやせた近衛十四郎の顔は、残念ながら最早オッサンと言うより初老の印象ですね。それでも彼の殺陣はまだまだ健在で、他の役者さんと比べてかなりスピード感もあって、結構活き活きしています。あと、「お仙」姉さんの、いつも首くねくね倒しながら動く様子は見ていて面白いですね。でも、やっぱ「半次」兄さんがいないと魅力は半減。「うづ巻きの勘太」では存在感が薄過ぎます。ちなみにこの後の『いただき勘兵衛 旅を行く』では、実子の目黒祐樹演じる「仙太」や、後に彼の妻になる江夏夕子の「お紺」、吉田義夫の「貧乏神」らがレギュラーで楽しませてくれまして、ワテの中では今のところ『いただき勘兵衛』の方が面白く感じられます。それでも、やはり近衛十四郎の時代劇は他の大多数の時代劇より数段面白いと思いますね。現在東映chで第8回まで放送されましたが、これを観るためだけに毎月1980円のch受信料を別に払っているんだから、せいぜい楽しまないと!(^∀^)v

nice!(3)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

VHSのDVD化@ちょっと無理かな… [映画・TV関連]

ザ・サムライDVDEP520.jpg
 昨年の後半、突如契約しているケーブルテレビ会社の「横浜テレビ局」より、「J-COM横浜」へのシステム移行に伴い、再契約とチューナーの交換を迫られました。J-COMによる各地方のケーブル局の買収は今も盛んに行なわれていますが、「横浜テレビ局」も2010年頃に買収されていました。その後、J-COMのシステムを旧横浜テレビ局ユーザーに強要するかのように、再度の契約を迫ってきましたが、基本的に何ら影響がなければ良かったのに、チューナーの交換を迫ってきたのには辟易しました。何せ、そのチューナーにはHDDが入っていて(だからリース価格も高かった)、そこに膨大な量のTV番組を録画してありますからね。しかもコピーワンスがかかっていて、HDDに入れた時点でコピーを1回使った形になり、ガードが掛かってしまうので、以前はそれをVHSテープを使って落としていました。それにしても、こちらはJ-COMと契約した訳ではないのに、そんなことを今更言われても困ります。しかも、J-COM側はチューナーをユーザーに払い下げることも認めず、せめてHDD内の録画番組を新しいチューナーに移してくれるようなサービスもないまま、ただ11年12月いっぱいで横浜テレビ局のサービスが終了するから、機材の返還と新たな契約を迫ってきたのには腹が立ちました。やはりワテ以外にも同じように感じた人が多かったのか、一応期限が延びて2012年3月末日までに延長されましたが、それでもHDDから録画番組を別のソースに落とし込むのはもの凄い時間と手間がかかりますね。今は「画像安定装置」がありますから、VHSではなくDVDに焼き付けることができるようになりましたが、毎日4話くらい焼き付けるだけも大変です。3月末までに今入っている番組が全部DVD化できるでしょうかねぇ…。第一、今現在も好きな番組を新たに予約して録画しているんですから(^∇^)。
 それとは別に、山のようにあるVHSテープもいつかはDVDに落としておかないといけません。今ではVHSデッキを新たに出している国内メーカーはほとんどなく、いずれハードがダメになった時点でこれらが観られなくなる訳ですが、LDも含めて、特に大切なものを選んでちょびちょびDVDに落としています。これらは元のジャケットがあるだけに、それを利用しつつ新たに自分なりにジャケットを作ってケースに収めていますが、これがまた大変なこと(笑。未だにDVD化されていないものを数本DVDに落としましたが、この調子では全部を作成するのに10年かかっちゃいそうです。
 ちなみに、画像は以前こちらでも書いたマカロニウェスタンの巨匠、セルジオ・コルブッチ監督、ジュリアーノ・ジェンマ、トーマス・ミリアン、イーライ・ウォラック主演の『ザ・サムライ 荒野の珍道中』をDVDに焼き付けて、ジャケットもVHSのケースや映画のスチルを利用して仕上げましたが、LDからコピーしてDVDに落とした『J&S さすらいの逃亡者』には解説書も縮小してコピーして挟んでおきました。でも、そんなに凝って作っていたら、間違いなく途中で挫折しそうです。
 話は変わりますが、画像の下部は『ザ・サムライ 荒野の珍道中』のオフィシャルサントラEP盤で、前からこの映画のテーマ曲が好きでした。随分前にCDで『究極のマカロニウェスタン』と言うシリーズのテーマ曲集が発売された際には飛び付いたんですが、その他のCDにもこの『ザ・サムライ』は収録されておらず、ビデオから音源を取って、他のお気に入り曲ともどもテープに録音して聴いていました。でも、時代は変わり、インターネットで世界中から色々なものが購入できるようになり、ホントに便利になりました。先日CD・レコード等の音楽関連専門のeBayオークションのようなグローバルな売買サイトを見付けて、調べてみたらナンと『ザ・サムライ』の原題『Il Bianco Il Giallo Il Nero』で1枚引っかかってくれました。取り寄せてみるとイタリア盤の正規モノで、大変程度が良くて大満足でしたが、これをMP3にするのが意外と大変でした(^o^)。ワテの使っているPCには、初めからアナログ-デジタル変換機能が付いているのですが、コンポから紅白のピンジャックの音声用ケーブルをPCに接続しても、どのソフトでもそれを認識していないので、サッパリ分かりませんでした。仕方なく、一旦DVDレコーダーの外部入力L2の音声だけに繋ぎ、暗黒画面ともども録画録音して、あくまでビデオとしてPCで作動させ、そこから変換ソフトを使ってMP3にすることができました。今は時代劇のお気に入り主題歌&マカロニウェスタンのテーマ曲を、車などでガンガン聴いています。

nice!(4)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

てなもんや三度笠@ビデオ [映画・TV関連]

てなもんや三度笠img520.jpg
 最近『てなもんや三度笠』のTV版「傑作選」のDVD-BOXを入手し、当時の古い番組を直に観たような気分になり、ナンだか妙に楽しい思いでした。この『てなもんや三度笠』のTV放送が始まったのは1962年で、以降300回以上放送された大ヒット番組でした。さすがにワテはリアルタイムで観ていたとしても赤ん坊ですから、当時のことは全く覚えていませんが、番組が始まる時に主演の藤田まことによって毎回行なわれるショートコント的なCMの決め台詞、「俺がこんなに強いのも、当たり前田のクラッカー!」と言うフレーズはしっかり覚えていました。当時の番組のCMは、ストーリーを中断して挿入するのではなく、劇の最中に時折テロップを流すようになっていて、劇が途切れないのは良いですね。舞台が終わった後、白木みのるが前田製菓の色々な商品を取り上げて面白おかしく紹介するのですが、このCMもその都度作られていて、今の番組内容とはかすりもしないCMと全く異なっています。本当に当時は番組制作側がスポンサーを大切にしていたんでしょうね。
 『てなもんや三度笠』は藤田まこと扮する「あんかけの時次郎」と、小さな白木みのる演じる「珍念」の弥次喜多道中モノで、旅の途中、色々な人々と出会ってトラブルに巻き込まれる形になってます。ここで登場するゲストが豪華で、当時の人気歌手やコメディアン、俳優等、百花繚乱と言う感じです。特に歌手がゲストですと、必ず持ち歌を歌いながら登場し、観客の「キャー!」と言う声が聞こえます。そうそう、この番組は舞台での公演を録画したもので、後の『コメディお江戸でござる』と同じパターンです(伊東四郎もてんぷくトリオ時代に『てなもんや』に準レギュラー出演していました)。ですから、DVDの特典でディレクターの澤田氏が映像解説でおっしゃってましたが、当時人気絶頂のタイガースをゲストに迎えた時は、ファンのキャーキャーと言った歓声がものすごくて、演者の声が全く聞こえなくなり、撮り直しをしたんだそうです。いずれにせよ、トボけた藤田「時次郎」と子供なのに妙に大人びて博識な白木「珍念」(実は当時28歳)の掛け合いが面白い上、こうした豪華ゲスト陣ですから、視聴率はかなり良かったようで、番組が作られたABC放送のお膝元の関西では30~40%をずっとキープしていたんだそうで、もの凄い人気ぶりだったんですね。
 ところで、入手したDVD-BOXに収録された話は268話以降の10話しかなくて、30分1話のものが2つずつ5枚のDVDにそれぞれ収められていて、同時に澤田氏の解説映像が各DVDに特典として加えられています。しかし、1枚あたり2話60分ではいささか短すぎですし、画像もすこぶる悪く、この点も残念ですが、実はこの映像は澤田氏が当時自腹で購入したオープンリール型のビデオデッキで撮っておいたものから起こしたものだそうで、何しろ当時はテープが1つ1万円(月給は10万円程度だったんだそう)もしたので、結構重ねて録っていたみたいです。そのうちから後半の40話ほどが残っていて、奇跡的に21世紀にDVDとして甦ったとか。60年代にフィルムではなくビデオカメラによる録画で制作された番組は、例えばNHKの大河ドラマでもテープの重ね撮り等で残っていない場合が多いようですね。『てなもんや三度笠』も製作会社には1話も残っておらず、当時のTV番組のソフトに関する意識の低さが良く分かります。と言う訳で、このDVDも澤田氏が個人的に家庭録画したテープからの起こしですから、画質が悪いのは仕方ないですね。
 ところで、この番組はTVとは別に計5回映画化されてまして、最初の2回はストレートに『てなもんや三度笠』『続・てなもんや三度笠』のタイトルで東映で作られました。その後東宝でも『てなもんや東海道』『幕末てなもんや大騒動』『てなもんや幽霊道中』が制作され、それぞれビデオにもなっていますが、DVD化されたのは東映の2本だけ。ワテはまだ東宝版は1本しか持っていませんので、比較するのもナンですが、面白さは東宝の『てなもんや東海道』の勝ちかな。東映版は肝腎のストーリーが散漫で、笑いも少な目でした。『続・てなもんや』は多少マシですが、登場する黒船のキャプテン(ペリーなのか?)がE・H・エリックなのは良いとしても、他の船員がほとんど日本人(笑。いくら喜劇でも、映画なんだからもう少ししっかりしてもらいたいところですね。ただし、TVでもそれぞれのシーズンで藤田・白木のコンビ以外にそれぞれレギュラーを設けていましたが、例えば、残存するテープでの後半のものでは「キビシー!」でお馴染みの財津一郎が変な写真師として毎回登場します。これ以外で中期に香山武彦が相撲取り崩れの役で出ていましたが、これは映像が残っていないので観たくても観れないものの、この映画化された『続・てなもんや三度笠』でその様子が楽しめるのは良いですね。逆に東宝版ではハナ肇・谷啓らや伴淳三郎、加藤茶なんかもちらりと出演しています。ちなみにこの後のものではドリフが皆出ているそうで、是非観てみたいですが、DVD化されていないので、中古VHSを探すしかないのがツラいところ。ちなみに東宝版はどれもカラーなのも良い点です。
 藤田まことはワテも好きな俳優でして、『必殺シリーズ』や『はぐれ刑事純情派』、『剣客商売』等の人気作品がありますが、個人的には中村玉緒と共演した『夫婦旅日記 さらば浪人』が大好きです。これについては以前に書きましたので省きますが、もう1人の主演とも言うべき白木みのるも、大好きな『素浪人 花山大吉』や『俄 ―浪華遊侠伝―』等でゲスト出演しており、前からその小さな体と甲高い声に似合わないこまっしゃくれた“大人”の演技のギャップが面白くて、好きな俳優さんでした。彼はまだ実業家としてご健在だそうですが、藤田まことはご存知の通り既に故人。漫才でもコントでもなく、あくまで喜劇で毎回30%以上の視聴率を稼ぐ連続番組なんて、今後ほとんど不可能でしょうね。

nice!(4)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ
前の5件 | 次の5件 映画・TV関連 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。