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伊勢原ラリーを覗いていた@JAF主催 [色々な車]

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 4月6日(日)、デルタさんがJAF主催のデイラリーに出場するとのことで、秋にひょっとしたら鹿沼のデイラリーにデルタS4のFさんと共にデルタさんにお誘いを受けているので、伊勢原に行ってきました。この「ツールド伊勢原」と命名されたラリーは、JAF公認のタイムアベレージラリーで、WRC等で見られる閉鎖された峠を猛スピードで走るSSアタックなどは一切ない、一般公道使用の時間の正確さを競うものです。それでも公道での自動車競技ですから、なかなか県や警察の認可を取るのは難しいらしく、神奈川県では何と14年ぶりに開催されたのだとか。20年前は開放されたダートが普通にそこかしこにありましたから、公認でなくてもショップ主催で夜間にグラベルを絡めたスピードラリーが結構行なわれていましたが、今ではそうした競技は完全にペケ。まだ地方ではSSの設定されたラリーも行なわれていますが、首都圏ではまず無理でしょう。では、安全速度内で走るアベレージラリーは簡単なのかと言うと決してそうではなく、ナビの実力が順位にかなり大きな影響を及ぼすように、ドライバーのテクニックよりもコ・ドライバーの力が大きいものになるようです。今回デルタさんのマルティニ5の助手席には、全日本ラリー選手権で何度も戦ってきた腕利きのコ・ドライバー、Tさんが乗られるとのことで、面白いことになりそうですね。ちなみに去年の鹿沼のラリーでデルタさんらは3位に入賞したそうです。
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 何はともあれ、デルタさんが出場するとのことですから、ここは是非見送りに行きがてら、会場の様子をチェックしてきました。スタートは伊勢原駅に近いニッサンのディーラーの駐車場で、スタートの1時間前に商工会議所で説明会が開かれ、当日の注意点等が参加者に伝えられます。画像は地元で当選した県会議員さんで、彼らの尽力で神奈川でのラリーが復活したそうです。こうした安全に楽しめる自動車競技を、もっともっと多くの場所で楽しめるようになると良いですね。
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 午前10時にはいよいよ第一号車がスタート。その一号車はナンとデルタさんのマルティニ5でした(^∇^)b 頑張ってね~!
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 参加車両は本格的なラリーカーであるランエボから軽の1Boxまで、本当に様々ですね。画像の水色のエランクーペのような旧車も参加していました。このエランは昔のワイヤーケーブル式のラリーコンピューターが装着されていて、見た目とは裏腹に結構やりそうでしたね。
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 こちらは参加車両ではなくて、このラリーを主催する茅ヶ崎のショップのラリークラブの方が乗ってきた車両で、ミニクーパーやアルピーヌA110、ランチア・フルビア1.6HF等とヨーロッパラリー選手権(当時はWRCではなかった)を戦ったダットサン260Z仕様です。カッチョ良いですね~!
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 こちらもオフィシャルの方の車で、三菱ギャランVR-4ですね。87年からのGr.Aに盛んに参戦していた車で、当時はランチア・デルタの全盛時代でしたから、なかなか上位に入賞することは困難でしたが、後のせりGT-4が登場するまで、国産では最も実力のあるラリーカーでしたね。最近はめっきり見かけなくなりましたが、それはデルタも同じですね(^∀^)b
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 午前8時前から会場に顔を出して、10時にデルタさんが出発してからは、ワテも何にもやることがなくなったので、その足で相模湖方面に向かって釣りでもしてくるつもりで、とりあえず宮ヶ瀬に向かうことにしました。
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 県道伝いに七沢~清川村経由で鳥居原Pに到着したのは11時前。既に駐車場はほぼ満杯でした。スズキ・スイフトのミーティングやプジョーのミーティングが重なり、結構な混雑ぶりでした。朝は小雨も降っていたのですが、昼頃には完全に晴れ上がって、当初冷たかった気温も、日差しのおかげで結構ポカポカしていましたね。ストラトスの「ズチャッ!」病は完全に消え去り、スタビライザーのピロボールを一新した上、フロントのベアリングも交換したので、走りは快適そのものでした(^∇^)v
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 鳥居原PではNiwasakiさんが手を振ってくれて、駐車場の空きスペースを教えてくれました。いつもの小豆色エランがないので、何で来たのかと思ったら、この逆輸入車のKX100だそうです。100ccで30psですから、まんまカリカリのモトクロッサーですが、そりゃそうです。KXですからね(^∇^)v 最高速は80km/hで、相当ローギアードなんですが、おかげで100ccと侮っているとそのもの凄い加速に大型バイクもタジタジでしょう。Niwasakiさんはこれでゲロアタックをたっぷり楽しんでいるそうですが、かなりのツワモノですね!
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 こちらのフェラーリ328GTBはNiwasakiさんの顔見知りの方の車で、大変きれいにノーマル状態で維持されていました。70年代半ばからのピニンファリーナのデザインの一つの完成形がこの車だと思いますが、この後348系になって308系とはまた違う路線に変更されましたね。でも最後の最後に288GTOとして308系のボディがまた利用されましたが、本当に秀逸なデザインですよね。
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 他に宮ヶ瀬に旧車は集まっておらず、天気も急に曇ってきて寒くなり、ちょっと釣りはできないような気温になってしまったため、ここは早目に帰宅することにしました。午後3時からの天気マークは雨でしたからね。往路は下道で伊勢原まで行きましたが、帰路はいつも利用している圏央道の現在の終点の相模原愛川ICから高速を使って帰るべく、半原を越えて内陸工業団地方面に向かいました。
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 何か朝からカーステの電源が切れたり戻ったりしていたので、変だとは思っていましたが、途中寄ったコンビニで休憩して出ようとしたらセルが空回りしてしまいます。前によくあったバッテリーが弱った際にセルのマグネットがきっちりギアを奥まで出し入れできていない時のような症状で、ギアを入れて車をゆすってもどうにもならないので、バッテリーを外して充電を余儀なくされました。電源を入れる前に量ってみると電圧が25-50%のところで点滅していました。しっかり走って発電していたはずなのに、電動ファンを付けっ放しにしたくらいで50%を切ったままになってしまうなんて、まだどこか悪い点があるのでしょうか。去年の秋に山中湖から帰る際に大渋滞に巻き込まれた時に、ライトを点灯させたままずっと電動ファンを回し、しかもアイドリングが続いたので、帰りに保土ヶ谷で走りながらバッテリーが上がると言う事態に陥ってJAFのお世話になりましたが、その際にエンジンをかけて発電量を測定してもらったら、きっちり14V以上でしたんで安心した記憶があります。せっかく発電した電気を、きっちりバッテリーに効率良く送り込んで
いないのかな?(;´д`) 何はともあれ、コンビニで電源を借りて約5分ほど充電したら、簡単に80%以上のところまでランプが点灯したので、バッテリーを積み戻してキーを捻ると、今度はあっさり始動。ホッ!
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 コンビニから少し雨が降り始めましたが、圏央道では先に雨が降ったのか、厚木PAでは路面が完全に濡れていました。この後東名に入る頃からまた降り始め、保土ヶ谷BPでは普通に本降りでした。無理して相模湖でバス釣りしなくて良かったです(^∇^)v
 なお、圏央道はいよいよ6月28日に相模原愛川~高尾山ICの区間が開通し、東名高速ないし小田原厚木道路から中央道や関越道まで、一気につながることになりました!
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 これがワイパー稼働中の成層圏くん。真っ直ぐの視界はかなり狭くなるのがお分かりでしょう? このすぐ右上にはミラーがありますから、雨水を掃ってきれいに見える範囲は大変狭いんですよね~。泥水まみれのサファリラリーとかでは、本当に大変だったでしょうね。
 さて、午後2時過ぎには帰って来ちゃいましたが、デルタさんらの成績は第1ステージこそ3位だったものの、午後の第2ステージでちょっとミスして結局は9位で終わったそうです。あの水色のエランが3位入賞していたように、車の動力性能ではないので、もっともっと多くの皆さんが気楽に参加して楽しめるようになると良いですね\(^∇^)/


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HIRO

こんにちは。
昔と違って?人口減の時代に入って、限界集落を畳んで都市部に人を集約する様に嫌でもなるから、山間部のラリーとかも復活して欲しいですね。

そういえば、ランエボも販売終了で、英国では、割当分が数十分で完売だそうで(哀)
by HIRO (2014-04-08 21:06) 

トプ・ガバチョ

>HIROさん、お早うさんです!
廃村とまではいかなくても、結構人がいなくなった集落を林道ツーリングしていると良く見かけます。
基本的に制限速度までのアベレージラリーで、完全閉鎖した路線を用いて1~2箇所のSS区間を作るとかして、本格的なラリーとしても楽しめるようにすると村興しにもなりそうです。
全日本の選手権ですと、保険代が高くつくそうで(5万だって)、その辺も色々問題があるようですが、良く車のイベントの一つとして行なわれている私有地のヒルクライム等では、そうした保険は聞いたことがないのですが、競技中の事故=一般の保険が利かないから高価な単発保険に入る必要があると言うことを、ちょっと一考する必要がありますよね。
しかも、こうしたデイラリーですと、競技とは無関係な一般車よりもかえって安全速度内で走ってるんですからね。それでも単発の保険に入らないといけないんだそうです(金額は1万くらいみたいですが)。
とにかく若者の車離れが進んでいるだけに、競技の衰退はある程度仕方ないにしろ、もう少し敷居を下げられるようにしたいところですよね。
ところで、ランエボの名前のルーツである「ランサー」が何気に「ランチア」とかぶり、三菱が以前良く使ったFグリルもランチアデルタ等で使われた昔のランチアでは定番の中央に縦の仕切りのあったデザインを用い、エボリューションの名もエボルツィオーネの後に使われたように、三菱はどうもランチアを意識し過ぎなイメージがありました。
もちろん車両は独自の優れたものを持っていて、90年代半ばにはWRCメーカータイトルも得ている優れたものだけに、今回の生産終了は寂しい限りですが、後にハイスペックなラリーカーのベースになるような車を出すことがあったら、かえって完全に他とかぶらない名前を使った方が良いかも知れませんね。
by トプ・ガバチョ (2014-04-09 07:00) 

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