SSブログ

ウエダのロッドが増えていた@スーパーパルサー [フィッシング・タックル]

スーパーパルサーPCF754a-502.jpg
 ルアーロッドは昔からUFMウエダのものを使ってきましたが、去年初めてフライ用のウエダのロッドで、9ft#4のものと13ft#10-11のロッドを安価に購入しました。両方とも大変程度の良いものでしたが、タックルベリーでの価格は低くて、ヤフオクでのウエダのフライロッドの値段に比べると半額くらいの金額になります。元々は国産のメーカーとしては非常に評価が高いメーカーで、新品価格はあまりORVISの中級のモデルと差はなかったですが、中古ではORVISは値崩れしないのに対し、ウエダのフライロッドは普通に値が下がるようです。反面、ヤフオク等の個人売買では、持ち主が購入した額が大きいですから、なかなか値段を低くして出品させられないんでしょうね。こんな塩梅ですから、ワテはタックルベリーのWeb会員になって色々と購入してきましたが、今回とても良いものが見付かったので、早速入手しちゃいました!
 このロッドはUFMウエダ・スーパーパルサーPCF-754と言うモデルで、竿袋とケースも付いていました。前の持ち主が大切に使っていたのが分かることに、コルクグリップのハンドル部分が新品時のラッピングがそのまま付いているのに驚きました。リールの部分ももちろんラッピングされていたはずですが、そこをきれいに切り落としてあり、この状態で何度か使って仕舞い込んでいたんでしょう。パックロッドですが、傷もほとんどなくて、程度は最高の部類でしたが、値段は1万円に満たないものでした。 
カンタータ2150-520.jpg
 このサイズの竿用のフライリールは、これまでORVISのバテンキル3/4ないし、C.F.O.IIIを使ってきましたが、せっかくウエダのロッドを買ったのだから、やはりウエダが出していたカンタータと言うリールを付けてやろうと思って探しました。大きいサイズのものは、去年購入済みなんですが、このカンタータは作りが非常に良くて、別段ORVISに負けていないですね。ですから小さいサイズのものも購入しようと思ったのですが、ロッドと同様、値段は新品時に比べ、かなり安かったです。
 このカンタータのデザインは間違いなく旧ORVIS C.F.O.を範としていて、大変精巧にアルミから切り出されています。これに対し、機構は旧バテンキルのドラグ構造を模していて、しかもそれを多少簡単に仕上ています。ORVISも後にこの機構を大幅にシンプルにしてから、さらにディスクタイプに変更して、昔の面影はなくなってしまいますが、ウエダのカンタータは最後までこのままでした。巻き上げ音はC.F.O.IIIとバテンキル3/4の中間のような音で、あまり騒がしくないのが良いです。ドラグはとりあえず付いているレベルの旧ORVISのものと違って、なかなか手応えのあるものです。しかし、ラインを引き出す時に手応えがあり過ぎるのもどうかと思うので、使う時はドラグを最弱にして使うことになるでしょうね。
スーパーパルサーGG650a-520.jpg
 次に、スピニングロッドですが、前に購入して使ってきた7ftのスーパーパルサーZ GG-700の兄弟機種で、長さが6.5ftになったGG-650(グリグリロクハン)をヤフオクで落として購入できました。7.5ftのグリグリナナハンは以前からヤフオクに出ていて、どれも開始価格が2.5万円程度かそれ以上で、どうも手を出す気が起きませんでした。GG-700はショップで買いましたが、ケース・袋付きで2.2万円でしたね。それに対して、このGG-650は開始価格が低くて、ワテが入札した時点ではまだたった5千円台で、落とした価格も随分安かったです。ケースはなかったですが、袋がちゃんと付いていて、実は同じ頃このウエダの竿袋がオークションに出ていて、2400円くらいまで上がってしまい、手を引きました(^∇^)。それにしても、このグリグリロクハンを安価で入手できたのはラッキーでしたね。スーパーパルサーGG650b-520.jpg
 手にしてみると、バス用のロッドとして使うには丁度良いグリップの長さで、下の段のGG-700ではちょっとグリップの長さが邪魔でしたが、これは丁度良い感じです。竿のキャパシティは7-15lbライン、ルアーは1/4-3/4ozサイズのミディアムロッドで、この点ではGG-700と同じです。これに対し、同じ長さですがライトクラスになるスーパーパルサーII CS65L/Bに比べ、はるかに張りのある感じですね。8-10lb程度のラインを巻いたORVIS100Aで使うには持って来いです。
 UFMウエダは特殊なカーボンシートの供給が困難になり、職人も高齢化のため、去年ついに会社を解散してしまい、もう新品では購入できなくなってしまいました。こうしたいぶし銀のハイレベルなメーカーが消えてしまうのは残念で仕方ないですね。まだまだウエダのロッドで欲しいものはあるので、今後も良いものが見付かったら購入しておきたいです(^∇^)v

nice!(6)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 6

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。