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日が当たればぬくかった@12月の有明会 [OFF会・ミーティング]

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 12月8日(日)、灼熱の8月にでる太くんでヒーヒー言いながら参加して以来、しばらく行ってなかった有明会に久々におじゃましてきました。前日に朝4時起きしてスピニングリールのテストがてら印旛沼に出かけて、帰ってからもロッドやルアーの洗浄や釣行時に不具合が生じたABUアンバサダー2501の分解清掃等で、結構遅くまで起きていたために、日曜は目が覚めたのが9時。有明会は10時頃からぼつぼつ始まりますが、とりあえず9時半過ぎに家を出て、いつものGSに寄って給油した後、首都高湾岸線に乗って台場に向かいます。天気は曇りで、さすがにちょっと寒い感じですが、例年の12月の気温からすると充分過ごしやすいレベルですね。
 目的地の船の科学館Pには10時半には到着しました。しかし、並んでいる車の台数はまだまだ少なく、さすがに寒くなってなかなか外に出るのが億劫になっているのかも知れないと邪推しましたが、徐々に色々な車が到着し、最終的にはいつもよりちょっと大目でした。我が成層圏くんの「ズチャッ!」病は相変わらずでして、早いところ直して欲しいのですが、工場からまだお呼びがかからないので、いっそのこと自分で足回りのパーツを全て外してチェックしてみようかな…。どこが悪いのか、現時点で特定できていませんが、念のため、Rショック上部に用いる固いゴム製のカバーがFLMC(イタ車パーツのショップ)で売りに出ていたので、1個1.1万とちょっとイタかったですが、2個購入しておきました。ボールジョイントが悪い場合は、サイズを正確に測って同一サイズのものを国内メーカーに注文できますから修理できないことはないはずです。また、ホイールベアリングが痛んだことも考えましたが、その場合は絶えず異音が鳴るはずですので、ギャップの場合だけ鳴る現状ではベアリングは関係ないでしょう。とにかく走りに直接影響はないですが、不快なので早いところ修理に着手してもらいたいんですけどねぇ~(;´д`)=з
 おっと、本題から外れちゃいましたが、当日集まった車をご紹介しましょう。まずはトップ画像に用いたのは、ロータス・エリートの74年頃のモデルです。当時の流行をモロに反映させたデザインで、ノーズを低くしてリトラクタブルヘッドランプ化していますが、エンジンはフロントにありますので、ボンネットの厚味は結構あります。この車の最大の特徴は、やはり+2の4人乗りである点ですね。このリアシートは形だけとも言えるポルシェ911等のものとは確実に異なり、フロントシートを前に出してやれば、充分リアに大人が座っていられる空間を作っている点で立派ですね。そのためにリア周りのデザインが個性的になりましたね。今では、いや、昔からほとんど見かけない車ですから、相当希少性が高いですね。
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 主催者のspitさんは寒い中いつも通りオープンでやってきていました。最近ペンタックスのアナログ一眼レフに凝っていて、たくさんの7~80年代モデルを集めているそうで、ワテのところに傷一つないきれいなペンタックスKMブラックボディがあり、全く使わないのでspitさんにプレゼントしちゃいました(^∀^)v ワテがそれを入手した理由は、付いていたショートズームレンズが欲しかっただけだったもんで、ボディはトプコンRM300(Kマウントを採用したトプコン最後のモデル)があるため、ペンタKMはカメラ棚の肥やし状態でした。spitさんに使ってもらえるならKMも幸せでしょう(^∇^)。
 お隣のMG-Aじゃなくてオースチン・ビッグヒーレーですが、実は前日に印旛沼に行った際、昼食を取るべく佐倉市内の道を移動している時、古い町並みの小さな駐車場に停まっていたのを確認していました。他にも色々な古い外車があちこちの駐車場に散らばって停まっていて、「何かの車の催しなのかな? それにしてもなぜ広いところで集めて展示しないのかな??」と不思議に思いました。で、ここでビッグヒーレーのオーナーさんに「ひょっとして昨日佐倉の市内で車の催しか何かでいらしてました?」と確認すると、やはりドンピシャでした。話によると佐倉市の商工会議所が町興しのために今年から始めたイベントだそうで、午前中にどこかで皆集めて停めた後、町中をパレードして回り、それが終わってから古い町並みの中に点在する駐車場に1~2台ずつ分かれて停めて展示していたんだそうです。この赤黒ツートンの美しい車体は目に焼き付いていましたんで、はっきり覚えていましたが、まさか有明会で再び見られるとは思っていませんでしたね(^∇^)v
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 マーコス・ミニ1300GTの四帖半さんとも久々にお会いできました。相変わらず明るく面白いオサーンで、話していてこちらもついつい笑ってしまうんですよね~(^∇^)b 先週はにしさんや薄青さんら、mixiのGTromanコミュ仲間と一緒に走って、今週は元コミュ管理人の四帖半さんに会えたので、嬉しかったですね。また一緒に走ろうと伝えときました。
 お隣は四帖半さんのお友達のミジェット。最近自分でウェーバーのキャブに換装して、とりあえず標準のままのセッティングで走ってみてプラグの焼け具合をチェックしていましたが、一番奥のプラグが茶色に焼けていて、手前の2つが黒く、一番前のものは特殊なプラグレンチがないと他のパーツに邪魔されて外せませんので、ここでは確認できませんでした。ウェーバーはツインチョークで、同じ側のガスを吸った二つのシリンダーでプラグの焼け具合が異なるのは不思議ですが、ここから微調整をして揃えていくのがまた“遊び”になる訳ですから、これはこれでOKですね、現時点では普通に運転できる状況ですから、このまま高速等をもっと走ってからチェックする必要があるでしょうね。
 奥のエリーゼは前に一度ここで見た是天空さんのレーシングモデル。完全に専用Cupカーで、サイドウィンドーが初めから付いていません。町中で走るにはパーツが色々足りない状態ですが、ご自分で半ば強引に取り付けて楽しんでます(^∀^)v ですから、いかにも取って付けた感がタップリのものですが、オサーンにとっての等倍のプラモデルのような感覚で楽しんでいるのは、皆同じことですもんね!
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 マーコスの隣には遅れてオースチン・ヒーレー・スプライト(カニ目)がやってきて駐車。イギリスの60年代のスモールスポーツカーがこうして並ぶと良い感じですね。濃い目のグリーンがまた「英」と言う感じでピッタリ。それにしても、イギリスにはこうした小型スポーツカーが多かったですが、身長は多くの男性で1.8mは超えていますのに、妙に小さい車をたくさん作っていたのがナゾですね。海を渡ったイギリス人が、後にアメリカ大陸でドでかいアメ車ばかりを作っていたんですから、やはり道が広ければ大きな車に乗ろうとするものなのかな?
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 これまたイギリスの小型スポーツカーの雄、ロータス・エラン。両方ともハードトップのクーペですが、オープンにしろクーペにしろ、乗って楽しむ性質は何ら変わりません。いつも傍から見ていて、エランを楽しそうに運転されている皆さんはいかにも人車一体のような雰囲気ですよね。この魅力にヤラれた人は多く、今でもファンはとても多い車です。
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 ちっちゃい車と言えば、国産のこれも忘れてもらっては困ると言わんばかりの存在感を示していました。トヨタ・スポーツ800はエンジンさえ660cc以下にすれば今の軽自動車の規格に収まるのではないかと言うほど小さいですよね。ヨタハチだけでなく、ホンダのエスハチもそうですが、かえってカプチーノやコペンより小さく思えますからね。まぁ、横幅は多少大きいのかな。いずれにせよ、こうした小さなスポーツカーが作られていた70年前後の日本の車って、実は何気にカッチョ良いですよね。排ガス規制後にどんどんダメになって行った感はありますが、こうした古い国産車は外車よりも解体されてしまった率が高いので、なかなか残っていないですから、これからは是非是非大切に保存しつつ、運転を楽しんで行かないといけませんね(←林道に入って車をいじめるお前が言うなっちゅーの `д´)。
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 ヨタハチと言えば、今度は兄貴分のトヨタ2000GTの登場です! 大黒でもカロッツェリア・ワタナベ・グリフォン等で良くお会いするSさんの有名な品川5ナンバーの前期型です。相変わらずきれいに維持されてますね。ヘッドランプ周りのデザインは、明らかに後期型の小さくなったものよりこちらの方が秀逸ですね。なぜトヨタはここをわざわざ変更したんでしょうね。それにしても、誰もが目を見張る美しいスポーツクーペ。こうした和風の美しく優れた形の車をデザインしていた当時の日本人の工業デザインも、なかなか質が高かったと思いますよね。
 お隣はこれまたビックリするくらいきれいな日野コンテッサの2ドアスポーツクーペ。リアエンジンのために、画像で見た感じよりも現物はかなり長く大きく感じます。この車はエンジンルームまでピカピカでしたが、レストアしたものではなく、バラバラにして清掃して再度組み上げただけのものだそうで、パーツ一つ一つがしっかり良い状態で維持されていたからこそ、まるで新車時のような輝きを再びもたらしてくれたんでしょうね。ワークスカラーに塗られたコンテッサと2000GTの並び、何気にもの凄く豪華な取り合わせですよね\(^∇^)/
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 で、2000GTのSさんが面白いものをお持ちになって見せてくれました。コレ、ナンだか分かりますか? 実はコレ、60年代にホンダが研修用に少数だけ作ったエンジンで、ちゃんとガソリンで実働する4サイクル22ccのものなんだそうです。しかし、あくまでエンジンの仕組みをただ実演するだけの教材であって、エンジンが掛かると言うこと以外に、これが何か他に利用できる訳ではないです。しかし、こうした販売されなかったレアアイテムを探し出してGETするんですから、Sさんは凄いですよね。ただ、完全に旧車好きオサーンのオモチャであって、普通の人からしたら「だから何?」なアイテムなんですけどね(^∀^)v
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 旧車ではないように見えますが、2桁ナンバーであることからも分かる通り、最早四半世紀前の車になってしまったポルシェ911(タイプ964)。我がでる太くんと同じ世代の空冷水平対抗6気筒エンジンを積んだ伝統的なモデルですね。とっても明るい車屋さんの車両で、家から近けりゃ間違いなく成層圏くんの足回りを直しに出したいですよ(;´д`)。ま、それもかなわないので、色々話を聞いて参考にするだけしかないですが、いつもためになる話を聞けて、楽しいだけでなくて勉強になります。
 お隣は今回もこれでやってきたshunさんの紺スマ君。スピットファイアーMk.1はエンジンの積み替えも済んで、エアコンの装着も終わっていよいよ取りに行ったところ、エアコンを取り付けた位置の下側にあったメインヒューズのBoxを移動させていないことが発覚し、せっかく作業が終わったのにまたコレを外して、ヒューズBoxの取り付け位置を変更する羽目になったそうです。いよいよ久しぶりに乗れるかと言う時にガッカリしちゃいますが、ま、きちんとさせてから乗るのが一番ですからね(^∀^)v 来週の大黒には久々にMk.1で登場かな?!
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 ミニな皆さんも当初は2台だけだったのが着々とやってきました。昼になって食事を取りに移動する頃には、フルチューンされたミニが数台やってきていましたが、中にはDOHCエンジンを積んだものもあって、なかなかの迫力でしたね。ミニはFFでサーボアシストがないので、意外とハンドルは重かったですが、タックインを有効に利用して峠を走ると、それこそ雪のモンテカルロラリーで名立たるラリーカーを駆逐して優勝したように、その可愛らしい容姿からは思いも付かないほどキビキビと走ってくれます。
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 英車軍団はまだまだ続きます。手前がカニ目のボディにキットを組み込んでスポーティに仕上げて売っていたアシュレーと言うモデルです。ボディは確かに古めかしいカニ目のもので、フロントガラスも平面的で立っていますが、フロントマスクは大変スポーティで、ハードトップもクーペ仕様になっていますね。結構イメージが変わるもんですね。
 お隣のトライアンフTR7はさすがに幌を上げて登場。オーナーさんはバス釣りのベテランで、アメリカで暮らしていた頃にもやっていたそうですが、子育てや仕事等の忙しさで、ここ長らくやってないそうです。やはりOldタックルが好きだそうで、話が良く通じるので、昼食時には釣りの話ばかりしてました(笑。是非とも来春には一緒に印旛でルアーを投げたいですね(^∀^)v
 そのお隣はトライアンフのドロマイト。前にもここで紹介しましたが、昔のホンダ1300クーペのデザインの参考になったものです。と言うか端的に言って、顔とも言えるフロントグリル周りのデザインはこれをまんまパクってますからね。車体は小さなホンダに対し、かなりボリュームがある大きさです。ちなみに、これは4ドアセダンです。
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 後ろには同じトライアンフでもスタッグと言う珍しい3リッタークーペが。実はこのハードトップは取り外せまして、後ろに折り畳んであるソフトトップも付けられます。もちろん外してオープンとしても使えますが、サイドウィンドーのピラーはきっちり残りますから、窓を下げても枠だけ残ります。ちなみに折り畳んであるソフトトップは元々白いものだったそうで、経年劣化で黄色っぽくなっちゃっているため、後日黒い生地で張り替えたいそうです。
 お隣のMG-Bは完全にオープンカーで、この寒い中でも幌を上げずにやってきました。この日も曇りがちでしたが、雲が切れて日が差すとポカポカしてくれますが、風自体は冷たいので、さすがにオープンで走っていると鼻水が出ちゃいそうです(^∀^)。GWの頃にこの2リッターのオープンカーで新東名でも流していると、とても気持ち良いでしょうね。
 その向こうにはTR1501さんのスピットファイアー1500。相変わらず褪せた黄色のボディに錆があちこち浮いています(^∇^)。TR1501さんは別段直すゆとりがないとかそう言う訳ではなくて、この状態で楽しんで使っているように、これも一種の愛着なんでしょうね。
 一番向こうはモークさんのミツビシ・ミニカ。550cc時代の小さな車両で、ミニのラリーカーのようにフォグランプを4連装着し、オーバーフェンダーできれいに仕上げていますが、ナンバーは黄色のまま。今の規格ならオーバーフェンだを付けてもクリアできるくらい小さな車体なんでしょうか。
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 ぶみあにさんはトライアンフTR4ではなくジャガーのダブルシックスで登場。来年5月に開催予定の第2回全国トライアンフミーティングの件もあって、トラ乗りの皆さんはこれから忙しくなってくるでしょうが、これも気の置けない仲間が集まる口実(?)になりますんで、楽しいでしょうね。
 隣のCR-Zも本来ならトライアンフTR4に乗ってやってくるキンヤさんの足車。あのきれいなうす水色に白いラインが2本入った小粋なカラーリングのTR4ですが、さすがに今は寒いから面倒になっちゃいましたか(^∇^)。ハイブリットでもプリウスではなくCR-Zにするところがシャレてますよね。キンヤさんはオフロードバイク乗りでもあり、愛車はハスクバーナだそうで、かなりの手練とみました!
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 今回も最後の最後に大トリで登場してきたのがURAさんのスピットファイアーMk.3。今回ついにトラミーティングのチラシが出来上がり、それを2千部持ってきてました。これから関東・関西でそれぞれ1000部ずつ仲間内で分配してトラ乗りに配布して回すそうで、何とか全国のトラ仲間が楽しめるようなイベントになると良いですよね。5月の第2回は浜名湖で開かれますので、西からも東からも行ける中間となる距離ですから、第1回の相模湖では参加できなかった関西の皆さんも是非参加することをオススメしますね。後日この予定についてはこちらで詳しくアップしますんで、ワテもわずかながら応援させて頂きます。
 さて、この日で2013年の有明会は終了ですが、来年ももっともっと楽しい人や車と出会いたいですね。


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shun&spitfire4

お疲れ様でしたぁ~
今日、フライヤーを置いてもらうよう頼みにshopに行ってきたら、Spit完成してましたぁ~♪
残りは走行チェックだけ、何も問題がなければ来週の大黒は久しぶりにspitです♪
by shun&spitfire4 (2013-12-09 20:45) 

Gunji

初コメ お邪魔します
ブログ いつも 楽しみに拝見しています

KYな私ですが これからも よろしくお願いします

来春は 釣行 ご一緒できるように
道具整理と メンテナンス 頑張ります (笑


by Gunji (2013-12-10 08:24) 

トプ・ガバチョ

>shunさん、ちわっす!
そうでしたか! やっと完成してチェック後に戻ることになったんですね~(^∇^)v
こりゃ、日曜の大黒が楽しみで仕方ないですね~!
ここしばらくずっと見てませんでしたから、しっかりと写真を撮っておきたいですよ\(^∇^)/
by トプ・ガバチョ (2013-12-10 08:32) 

トプ・ガバチョ

>Gunjiさん、お早うさんです!
わざわざコメありがとうございま~す(^∀^)b
ついついルアー釣り談義に花が咲いちゃいましたが、結構車好きには釣り好きな方も多く、実際いつもご一緒している印旛のスペシャリストのニッパチさんも元々車仲間なんですよ~。
春にはスポーニングもありますし、印旛は結構しっかり釣れそうです。
今年の春は霞に行くことが多かったですが、あっちはスポーニングが終わったら、アメナマばかりになってバスはパッタリ釣れなくなっちゃいました。
ドライブがてら、霞を回りつつ釣るのも楽しいでしょうね!
是非声を掛けてやって下さいね(^∀^)v

by トプ・ガバチョ (2013-12-10 08:40) 

URA

またまたビッケでした…
by URA (2013-12-10 22:37) 

トプ・ガバチョ

>URAさん、ちわっす!
小学校の時、よく遅刻して立たされてたとか?(^∇^)
by トプ・ガバチョ (2013-12-11 12:25) 

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