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魚はお毛々が好きだった@早戸川 [ルアー・フライフィッシング]

13年9月14日早戸川A-520.jpg
 敬老の日が重なったこの3連休、残念ながら台風が南で発生し、日・月と大雨になる予報でしたので、外で遊べるのは14日(土)しかないと思って久々に成層圏くんでも出すかと考えたものの、日中の気温が31℃となっていてアッサリ断念(笑。9月半ばと言うのに、日が出ると間違いなく30℃を超えるここ10年くらいの気候は明らかにおかしいですねぇ。日が出なくても27~8℃は間違いなくありますから、成層圏くんでの遠出はかなり厳しいものになりますね。エアコンベルトがアイドリング時に鳴くでる太くんは、曇っていれば冷風機並のクーラーではあってもなかなか効くので、良いかとも思いましたが、林道の状況をチェックしに行こうとも画策してましたんで、ここはまたMyハニーちゃんに出動してもらいました。で、林道ツーリングかと言うとそうではなくて、今年になって一度も行っていない渓流釣りに行っとこうと考えていました。あまり遠いところは無理なので、良く林道ツーリングで脇を通る南アルプスの小武川か、もっと手前の大月付近の渓流を狙っていましたが、それでも日が登る前に家を出ていないと充分楽しめません。目覚ましを午前4時前にセットしておいて寝たものの、前日の夜についつい西田+三国のコンビでヒットした『釣りバカ日誌』の映画2本を観てしまい、0時過ぎまで起きていました。すると、案の定と言うか何と言うか、目覚まし時計を無意識にOFFにしていて、起きたのが結局7時になっちゃいました(;´д`)。こうなるともう本格的な渓流釣りは諦めて、丹沢の管理釣り場で楽しむことにしましたが、それも朝6時から午後5時までが4千円で、起きたのが7時では急いでも到着は9時過ぎになり、その分無駄になるので、午前中は相模湖辺りで遊んで、12時に早戸川国際マス釣り場に行くことにしました。午後の半日券は3千円ですから、これでも割高であることに違いないですが、まぁ仕方ないです。
 さて、朝7時45分頃家を出ましたが、あいにくもう保土ヶ谷BPは渋滞していました。このままでは国道246号も間違いなく渋滞してるでしょうから、直接東名に乗り、海老名から圏央道に入って終点の愛川まで北上する作戦を取りましたが、その東名も渋滞。結局お金を払って高速に乗っても、津久井湖の辺りに付いたのがナンとまぁ10時半。しかも国道413・412号が渋滞していて、これでは相模湖まで行っても竿を出さずに戻る感じになるのは必定ですから、さっさと空いている厚木方面に戻り、早戸川近辺の林道がどうなったかをチェックしに行くことにしました。トップ画像は旧早戸川林道前半部分から見た宮ヶ瀬湖の虹の大橋です。
13年9月14日早戸川B-520.jpg
 で、肝腎の早戸川の水量を見てみるとご覧の通り。本来の水量の1/5以下という感じでしょうか。実際、宮ヶ瀬湖の水位は何十メートルも減っていて、かなり水没した過去の造形物が顔を出していました。ちなみに、この画像の青い橋には柵が設けられていて一般車は入れませんが、徒歩ですとOKです。これが旧金沢林道で、清川村方面に南下して10km程で行き止まりになる道です。しばらく歩いてみましたらしっかり舗装されていて、なぜ一般車を締め出すのか理解に苦しむところですね。丹沢湖の世附方面にも一部湖岸の舗装林道を閉鎖していますが、90年代以降の林道管理のやり方には違和感を感じます。ただし、これも悪徳ゴミ捨て業者らがもたらした弊害の名残りのようなものですけどね。
13年9月14日早戸川C-520.jpg
 早戸川沿いに林道を上って行くと、マス釣り場の付近では水量がきっちりキープされていました。まぁ、釣りができるエリアにそれぞれ石積みして区分けし、言ってみればプールのようにしてますんで、入ってくる水量が減ってもその分だけ流していればキープされた分はそのままですから、問題はないようですね。とにかく12時まではもうしばらくありますから、奥のダートのところまで行ってみることにしました。
13年9月14日早戸川D-520.jpg
 1つ上の画像は春に成層圏くんでも撮ったポイントですが、その時は落石が路面を覆っていてこのまま廃道化されちゃうのかとも思いましたが、現在は多少岩を砕いて隙間を作り、車は無理ですが、バイクなら抜けられるまで改善されました。この先でどうなるのかは分かりませんが、しばらく歩いてみた感じでは結構奥まで行けそうでしたね。後日調査しに行ってきたいところです。
13年9月14日早戸川E-520.jpg
 さて、11時40分頃マス釣り場に到着しますが、券は10分前からの販売のためしばらく待たされました。さすがに連休初日なので、ワテと同じように天気が良いうちに遊びに来た人が多いのか、結構混雑していました。当初一番下流側のエリアでやっていましたが、魚があまりいないところでルアーを投げていました。魚影の濃いところは他の人が先にやっていて邪魔することはできませんから、仕方なくそこで粘っているものの、サッパリ反応してくれません。しばらくしてもっと良さ気なところを探して移動しまして、岩陰に小さいミノーを投げ込むと尺くらいのブルック・トラウト(イワナみたいなやつ)が釣れました。ニジマスなら写真を撮ってそのままリリースする予定でしたが、初めてブルックを釣ったので、キープしておこうとネットを出している最中に、タモから魚が暴れて逃げ出して写真にも収めることができませんでした(ToT)。気を取り直して同じところでルアーを投げていると、隣に人が戻ってきたようで、また狭苦しい中での釣りになりますが、これは仕方ないですね。そのお隣さんは結構安定して釣り上げていまして、ルアーは何かと思ったら赤いミノーのようなものでした。ワテはヤマメカラーのミノーや銀/黄ないし青のラパラCD-1や鮎カラーのジョイントミノーを使っていましたが、どうも魚達はほとんど無視。小さなスプーンにイクラのような丸い毛鉤を付けたものもダメで、小さなスピナーもダメ。10種類以上のハードルアーを使いましたが、どうもそれらには反応しないですね。一度大きなものが掛かりましたが、食いが浅くてバレまして、その後でもう一度、唯一魚が反応してくれるヤマメカラーの細いミノーに平均サイズのニジマスが掛かったものの、目の前での取り込みの最中になぜかラインの途中(リールのちょっと先)から切れて、ルアーごとロストしてしまいました。魚はいらないので、ルアーだけでも戻ってもらいたいところですが、逃げた魚はどこへ行ったのか、その後はサッパリ分かりませんでした(;´д`)=з オービス50Aには渓流用に別に取っておいた3lbラインを巻いた替スプールを付けていましたが、このラインはちょっと切れやすいようで、後で弛んだ糸がベールの付け根にちょっと掛かった時にもあっさり切れちゃいました。
13年9月14日早戸川F-520.jpg
 合計4時間近くルアーで粘りますが、バラして以降はほとんど釣れなくなったので、フライロッドを準備して投げ込むと、こちらでは一投目から釣れました。毛鉤はパラシュート・ダンと言うタイプで、魚達は完全に昆虫を食べていることが分かります。それ以降もこれまで一切ハードルアーに見向きもしなかった魚達が、ウソみたいにフライに食い付きます。流れの中でじっとしていた明らかに40cmを超えるものも、フライにはしっかり反応してくれまして、一度掛かってくれたんですが、結びがゆるかったのか針の付け根からラインが抜けちゃっておじゃんでした。とは言え、かなり痛快な引きを堪能できました。フライロッドはORVISのフリクェント・フライヤーというパックロッドで、リールも長年使い続けてきたORVISバテンキル3/4。これに巻いているラインはDT4で、90年頃買った時に巻いたものですが、今でも普通に使えるから大したもんです。C.F.O.IIIもありますが、ラインが深緑色で、目があまり良くないワテには最近視認性の点でちょっとマイナス。いずれ明るい色のラインに巻き替えて使いたいです。
13年9月14日早戸川G-520.jpg
 こちらはこの日釣れた中で一番大きいものですが、尺をちょっと超えた程度のものですね。一番多いのは25-30cm程度のものなので、これでも引きは結構強くて面白いです。とにかく午後4時から終了時間の5時までで、フライでは8本上げることができました。バラしもありましたから、真面目にやれば5分に1本は釣れる感じ。途中からはキャスティングの練習をして、魚のいるところよりも、一番離れたところに正確にキャスティングできるように竿を振っていましたんで、釣るための釣りではなかったです(笑。5分前になって場内にアナウンスと音楽が流れ、「最後に一投して、魚を掛けて終了だ!」と思ったら、バッチリHit! あんなにルアーで苦しんだのに、フライは入れ食い…。管理釣り場はやっぱフライの天国ですが、あまり釣れても面白くないもんですね(^∇^)。
13年9月14日早戸川H-520.jpg
 さて、5時ちょっとで早戸川を後にしますが、まだ明るいので、帰りがてら津久井湖に寄って夕まづめのバスならぬハス釣りをして行こうと思って、ちょっと遠回りしました。津久井湖の減水は前回チェックした時よりさらに進んでいて、足場からすぐ先がもう深場。何か泳ぎ回っていますが、バスではなさそうでしたが、いかんせん釣れないのでナンだか分かりませんでした(笑。日が落ちる寸前に竿を畳んで帰ることにしましたが、まだ6時半なので渋滞が凄そう。と言う訳で、素直に国道412+246号や国道413+16号を使わず、県道をつないで愛川・座間・大和経由で帰りましたが、一部で渋滞があって、結局帰ることができたのは9時近く。同じ神奈川県内なのにホント時間がかかりますなぁ…。

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ニッパチ

オォーッ!
楽しんでますね〜(^^)
しかも綺麗なレインボーじゃないですか〜
ブルックは残念ですね、でも釣ったんですから良しと言う事で(^^)
林道と渓流って魅力があって大好きですw

by ニッパチ (2013-09-16 09:31) 

トプ・ガバチョ

>ニッパチさん、アザース!
やはりマスどもは間違いなく小魚よりも昆虫を食べる割合が多いようで、ルアーはなかなか厳しいものがありますね。
釣れている人は、人差し指の爪位の大きさのふかふかの毛鉤のようなルアーを使っていました。
何か「食パン」か「おふ」みたいにみえるやつでした。
ハードルアーは赤いやつが有効みたい。
それ以前にフライなら一発ですから、小さなスプーンにトレーラーでニンフのフライを付ければ結構いけるかも。
ま、そうするならフライロッドを振れば良いのですけどね(^∀^)v
by トプ・ガバチョ (2013-09-16 16:59) 

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