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アメナマの呪い@霞ヶ浦 [ルアー・フライフィッシング]

13年8月2日霞ヶ浦A-520.jpg
 いつも金曜は仕事があるんですが、今月はそれもないので終日丸々空くことになりました。それなら「先月竿を叩き折られた霞ヶ浦にリベンジじゃー!」と言うノリで、1日にいっちょ竿を振ってきました。ただし、叩き折られたライトクラスのスーパーパルサーZ GG700は修理から戻ってませんので、ウルトラライトのパックロッドであるスーパーパルサーPCA-60と6lbラインを巻いたオービス50Aを持って行きました。それと、多分霞は風が吹きやすいので使う機会はないでしょうが、一応フライロッドも持って行くことにしました。
 いつも霞ヶ浦には9時頃到着と言うのんびりしたものになりますが、この日は是非とも朝まづめからそう時間が経っていないうちの竿を出したかったので、朝5時半にMyハニーちゃんに乗って出発し、常磐道+圏央道・稲敷IC経由でいつもの大山スロープ付近に7時半頃到着しました。意外にも誰一人釣りをしている人がいませんでしたので、「チャンスだぜ~!」とはやる気持ちを抑えつつ8時前には竿を降り始めました。
13年8月2日霞ヶ浦D-520.jpg
 しかし、向かい風が結構強く、水面も波がかなり高くて、足場に湖水がバシャバシャかかって釣り辛かったです。スロープの隣のブロックに囲まれたエリアは、片側のブロックが大きく出ていて、突堤が双方とも「6」のような形で曲がっているため、プチ・東京湾みたいな感じで波がさほどきつくなかったです。ただ、多くの皆さんがここで竿を出すので、さすがにバスもスレている可能性大で、釣るのは難しいかも。何度かここで竿を振った後、隣のブロックに移動です。そこは先月大きなキャットフィッシュ(アメリカナマズ)が掛かって、10lbラインをぶち切って竿までポッキリやられた場所です。その一番左側には水底にブロックのようなものが頭を出しているゾーンがあって、根掛かりポイントになります。しかし、ここにはバスが潜んでいる確率も高いので、ルアー回収機のレスキュー・テポドンも持っていることだし、ここで強気に小型ミノーを投げていると、数投でブルブルブルッ! 「ヤッター!」と思ってしっかり合わせると、水面にバスが出てきてジャンプしたかと思ったら、ラパラCD-1がすっぽ抜けました…。フックを一回り大きいものに換えてあるんですが、それでもルアー自体が小さくて抜けやすいんでしょうねぇ…。残念(;´д`)=з
13年8月2日霞ヶ浦B-520.jpg
 それにしても、そこ防波ブロックは短い上に内側に曲がって配列されてないので、風の影響をモロに受けてしまい、波が高くてどうもいけません。足元も波が掛かってビチョビチョです。少しルアーを投げた後、ボート置き場の南側に移り、ちょっとした岬が風除けになっているところでしばらく釣りしてみることにしました。画像のように波は穏やかで、魚のボイルらしきものも時折見られます。期待に胸を膨らませてルアーを投げ込みますが、どうも魚の反応はイマイチ。何か魚がジャンプしてますが、どうもボラが泳ぎ回ってるようでした。
 小さ目のミノーやバイブレーションを投げていても、どうも濁り気味の水中では目立たないのか、いくらやってもサッパリなので、太目で目立つクランクベイトを投げ込んでいましたら、10数m先でガツンと根掛かり。早速回収用の糸を太いものに換えておいたレスキュー・テポドンのお出ましです。竿を立ててピンと糸を張って回収器をそこに滑らせると、これまでのようにスムーズに根掛かりルアーまで回収器が達してくれません。どうも回収用糸が太過ぎて、そこに湖水がたっぷり染み込んで重量増になり、竿を立てても6lbラインがどうしても弛んで角度がゆるくなってしまい、ダメになるようです。何とか弛まないようにきつく張りをつけていると、無理がたたって「バチン!」。ラインが切れちゃってルアーを1個失ってしまいました…(;´д`)。
13年8月2日霞ヶ浦C-520.jpg
 ルアー回収のためにジャバジャバやってしまったので、そのエリアでは魚が警戒してもうダメでしょうから、ここは他に釣りができる場所を探してしばらく湖岸を南下してみます。でも、南に進むとまた風向きが悪くなり、どこも波が高くなってましたんで、また戻って北上します。でも、どうも上手くできそうなところがないので、時間も時間でしたから、一旦江戸崎に向かっていつものとん膳でランチを食べることにしました。ポイントカードが500円以上になっていたので、610円でたっぷり食べられました\(^∇^)/
13年8月2日霞ヶ浦E-520.jpg
 さて、昼食後に元の位置に戻ります。波が入ってこない右のブロックでやってましたが、また根掛かりました。ただ今度は手前の5~6m位のところでしたから、簡単にレスキュー・テポドンで回収成功。根掛かり現場に到達できれば、この回収期は無敵ですね。この釣りの後、重くなり過ぎる「極太」ナイロン編み糸を、同じ銘柄の「太」サイズのものに変更しておきました(^∀^)。
13年8月2日霞ヶ浦F-520.jpg
 その後も同じところでやっていると、一瞬根掛かりしたかと思いきや、重いもののリールが巻けますんで、水中の大き目の流木か何かが引っ掛かった感じです。そのまま巻くと、急に竿がぐんぐんしなり始め、魚がHitしたことが分かりましたが、明らかにバスと異なる重々しいもので、水面にライズすることもありません。先月の竿ポッキリもありますし、ここは慎重に寄せますと、案の定アメナマくんでした。本当にこのエリア付近はキャットフィッシュが多いですね。あまりこいつらが多いと、バスも産卵した卵や稚魚を食い尽くされちゃいますね。とは言え、勝手に人間によってアメリカから連れて来られて、何も知らずにここで繁殖したこいつらには何にも悪いところはないんですけどね。
13年8月2日霞ヶ浦G-520.jpg
 しばらく大山スロープ左のエリアでやっていましたが、どうもバスの姿が拝めませんし、水面が波立っていてバスのボイルが見えませんから、いるのかどうかサッパリ分かりません。せっかくだから新たなポイントを開拓すべく、しばらく北上してみることにしました。途中、土手の道路脇に米俵のように枯れ草を丸めたものがいくつも転がっていて、「?」と思いましたが、先の方でこれを作っている現場を目の当たりにしました。しばらく前に草刈機で雑草を刈り取っておいたものを、この日に専用の機械でこのように丸めておいて、後でまとめて回収するようですね。何kmもの区間でやってましたが、これまた凄く面倒な作業でしょうね。
13年8月2日霞ヶ浦H-520.jpg
 さて、土浦駅を過ぎて霞ヶ浦大橋すら渡ったところで、水面が穏やかなエリアを発見。50m程沖合いには、横に防波ブロックが並び、内側では魚のボイルやジャンプが頻繁に起こってます。これは見るからに期待できるポイントです。早速7cmクラスのミノーを投げ込むと、あっさり魚がHit! ただし、やはり引きが重々しくて下へ下へと潜ろうとするので、「またアメナマくんかい?」と思いますと、ドンピシャ。40cmを軽く超えるやつが釣れました。まさか水面に波紋を立てるのはコイツらじゃないでしょうから、気を取り直して色々ルアーを取り換えつつ探ってみますが、どうもダメ。やたらジャンプしているのはボラばかりで、バスではないですね。ボイルもひょっとしたら鯉かもしれませんねぇ。でも、ここではほとんど風がないので、せっかく持ってきたのだからいっちょフライをやってみることにしました。夕まづめでもあるし、上手くすれば釣れるかもと思いましたが、どうもサッパリでした。一日中竿を振っていたので、右手首が痛くなってきたので、フライはそこそこにして終了です。
13年8月2日霞ヶ浦I-520.jpg
 かなり暗く感じますが、雲が空を覆っているだけで、日はまだ沈んでいません。まぁでも午後6時ですから、あとちょっとで暮れちゃいますけどね。とにかくここを後にして、桜土浦ICから常磐道に乗って帰りましたが、思ったより首都高が空いていて助かりました。
 それにしても、このところ本当にブラックバスのご尊顔から遠ざかってます。釣れるには釣れるんですが、5月末の鯉から始まり、以降はキャットフィッシュとハスばかり。おっと6月後半に鈴蘭林道支線の砂防ダムで、ペン型竿でチビバスを釣ったっけ(;´д`)。いずれにせよ、そこそこのサイズのバスは全く釣れない現状を打破すべく、新たなフィッシングポイントを探さないとイカンですね。

13年8月4日鶴見川A-520.jpg
 と言う訳で、な~んも予定のなかった日曜日に、ふと思いついて昼頃に鶴見川方面に行ってみることにしました(^∀^)v もちろん釣れるとは思ってませんが、鶴見川でもバスが釣れると言う情報もありますんで、とりあえず見に行くことが目的です。手前に三ツ池公園があって、かつてはバスポイントだったそうですが、現在はご覧のように完全に閉め出されています。近くに二ツ池もありますが、そこも同じだそうです。一度水抜きをしてバスを駆除しているようですね。
13年8月4日鶴見川B-520.jpg
 鶴見川沿いに上流へ向かいますが、綱島辺りまでは住宅の間を流れる整備された川と言う感じで、川岸には何ら草木がなくて、ただコンクリの岸がずっと続く感じ。新羽の方に進む橋のところでちょっと水面を見ると、対岸の水門のようなところの前でバスらしきものがバシャッとライズしてました。向こう側には車を停めるところがなくて、仕方ないのでこのまま上流方面に向かいます。画像は新横浜に近いところの橋の下ですが、この辺まで来ると川幅はかなり狭くなってます。それに、こちら側の岸は草木がたくさんあって、岸にはほとんど下りられません。ところどころ幅広いコンクリ階段みたいなものがあるところは、下の方まで延びていて、そこから藪を踏み潰して入れるようになった箇所がありますが、それが釣り人の作ったポイントなんでしょう。最初はそうしたところでペン型竿を振りましたが、さっぱり釣れる雰囲気はなかったので、この橋の下に移動しました。よく見ると、手前の草影から、小バスらしきものが小型ミノーに興味を持ってぴゅーっと出てきて、確認後にさっと戻って行きました。次に小型バイブレーションに交換して巻いていると、またも小バスが出てきましたが、やはり見切られちゃいました。あんな20cmちょいのバスでさえ警戒心が半端ないですから、とてもじゃないけど大物は釣れないでしょうね(;´д`)。それにルアーもハードではちょっと無理っぽいかな。かと言って、小さなワームを針に刺してすぐ先の方に落として竿先をちょんちょんやるような釣りはどうも好きじゃなくて、バス釣り初心者だった80年代後半に1・2度やって以来、全くやってきませんでしたね。
13年8月4日鶴見川C-520.jpg
 この後、新横浜大橋まで歩いて行ってルアーを投げ込みますが、こちらは結構流れが強い上に浅くなっていて、鯉は泳いでいるものの、バスはとてもいそうにありませんでした。水の匂いも都会の川らしく、何か浄化された工業排水のような独特の匂いで、暑さもあって気持ち悪くなっちゃいますね。相模川や中津川も厚木や海老名では結構濁ってますが、こんな匂いはしません。どうせ釣れないのなら、やはり丹沢の麓になる県央方面に行って竿を出した方が良いですね(^∀^)。


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URA

こんなデカいキャットが釣れるんですね〜。
ちと怖い感じ。
by URA (2013-08-06 23:45) 

トプ・ガバチョ

>URAさん、お早うさんです!
この画像の40cm程度のヤツは極普通のサイズで、大きいものは60cmクラスのものもいますよ。
アメリカではこれが美味しい魚と捉えられていますが、日本ではただの害魚としてうち捨てられちゃいますね。
それにしても、霞はキャットフィッシュだらけになっちゃいましたねぇ…。
by トプ・ガバチョ (2013-08-07 06:00) 

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