成層圏くん＆でる太くん＠Tipo誌2013年1月号 [ランチア・ストラトス]
前にお伝えした『Tipo』誌の取材の件ですが、本日12月6日発売の2013年1月号にその内容が掲載されました～（＾∀＾）b 今号はメインタイトルに「魅惑のイタリアン」となっている通り、イタ車特集のようですね。まずは新旧表紙の二台によるフィアット・アバルトの対決で、次に70年代のアバルトを代表して124ラリーと131ラリーの紹介、その後にイタ車オーナーとして、たくさんの小型イタ車を所有される方と、ワテのページが続きます。一応ワテは「長く乗る派」という形になってまして、確かに成層圏くんを買ってもう21年ですから、それも然りですね。でる太くんは前に乗っていたプロシードがダメになって06年に買ったものですから、まだ10年に満たないですが、思えばトラブルはこちらの方が多かったですね（笑。成層圏くんのトラブルはこの前のクラッチペダルの修理がそれなりに手がかかるものでしたが、基本的にさしたるものはなかったです。やはり電気制御されるパーツが多く使われるデルタ・インテグラーレやその他の80年代末から90年代前半のイタ車は、ワテら素人ではそうしたところの修理で迷宮入りしてしまうところが結構ありますね。反対にランチア・ストラトスやアルピーヌA110等、70年代のラリーカーは実戦での整備性を考えて、それなりに手を入れやすいために、何か自分でやろうと言う気にもさせてくれますね。やはり機械式パーツがほとんどだけに、長持ちしそうですね。何かコレって、カメラの写真にも通じているような気がして、昔のカメラで撮ったフィルムはずっと残りますが、今のデジカメで撮ったものは、その人が亡くなった後にきっちり管理する人がいなければデータそのものが消え去る可能性が大きいですよね。もちろんワテも何度か経験していますが、別段管理する者が健康でも、パソコンのHDDが突然逝ったり、保管していた媒体がしばらくの後に規格外のものになっていたりで、「いつでも見られる形」として保管されていない画像は後々まで残らないような気になります。古い車は、その時点で動かなくても直せば乗れるものが多いですが、デジタル化されたパーツが多く使われている車両は、後日動かなくなると手が付けられなくなって、かなりの確率でツブされてしまいそうですよね。
おっと、話はかなり横道に逸れましたが、Tipoさんの記事は思っていた通り卒なく仕上げられていて、自分でも楽しめました。唯一の間違いは「お約束の燃料ポンプ周りのトラブルは何度か経験し、修理を行っている。」のくだりですが、これはストラトスのエンジン画像に添えられているものの、デルタのトラブルです。それ以外はまず誤記はありませんでした。
それ以外では、「お値打ちスーパーイタリアン捜索ファイル」と言うページで、最近の安価になったフェラーリやマセラティの中古車を紹介し、「イタリアンヤングタイマーを探せ」と言うページでは、8～90年代前半のちょっと古目のイタリアン・カーを売るショップを紹介しています。最後は最新のイタ車の紹介をいくつかしていて、この特集は終わります。なかなか内容の濃いもので、通好みの車のイラストが描かれた2013年のカレンダーも付いていましたんで、イタ車好きの皆さんは購入されることをオススメします！
さて、少し前に成層圏くんで早戸川林道に行って写真をパチリと撮ってきたことをお伝えしましたが、前の記事のTOPCON Rで撮影したフィルムをようやく現像しました。フィルムはAgfa Vista100で、ナニワカラーキットで自家現像したものを、エプソンGT-X750（フラットベッドスキャナー）で48bit 3500dpiで取り込んでおきました。これで画像サイズは1400万画素のコンデジで撮ったものとほぼ同等になりますが、問題はフラットベッドスキャナーの解像力には限界があること。フィルムの平面性の維持も難しいため、どうしてもピントが甘くなりがちで、何か全体にぼやけたようなものになっちゃいます（大きな画像での話です）。それに色のにじみみたいな現象も多くなり、これは横1280ピクセルくらいに縮小しても見えるレベルで、高性能なフィルムスキャナーが欲しいところです。エプソンのGT-X970と言うフラッグシップモデルが07年に発売されましたが、これはもっと前に開発が終わっているニコンやキヤノン、ミノルタの専用機よりも性能が良いとのことですが、それにしても07年のモデルが未だにそのまま売られているのは不思議ですね。なぜメーカーは新たなフィルムスキャナーを開発しようとしないのでしょうね。今の技術なら、一層素晴らしい画質＆取り込み速度で作れるはずなのに、メーカーが重い腰を上げてくれないのがもどかしいです。仕方ないので、来年にはGT-X970を購入しようかな～。
と言うことで、このトプコンRで撮影したフィルムに加え、ライカマウント（L39）の色々なレンズで撮ったテスト画像も取り込んでおきましたんで、次はトプコールVS色々レンズのレポをアップしますね（＾∇＾）v
【追記】
Tipo誌での誤記ですが、別にもう一つありました。左ページ下の車内の写真のところに「シート脇の四角い小窓は、エンジンルームへのアクセス用とのこと」とありますが、あそこはヒューズボックスの納まっているところです。あとは、あえて言うなら、デルタのフロントグリルの青いモールですが、あれは割れて欠損した部分をワイヤーハンガーで裏から充当し、パテで整形して全体を青く塗ったものです。間違いはそれくらいですかね。個人的には取材時にお話した「北島三郎の『浪人独り旅』や品川隆二『一本どっこ』をカーステで聴きながら峠を走っています（笑）。」と言う話を入れて欲しかったですね（＾∀＾）v
こんにちは。
寝込んでいたんで、本屋にチェックに行けませんでした（笑）
まあ、ここは大体、伊/仏/独/英のローテで…（烏賊自粛）
明日確認に行って来ます。
確かにうちの１４５もセンサートラブルとかを経験してるし、タイベルも相変わらずだし...そんな割には、日本の元締めが補修パーツを処分したなんて不穏な話も（困）
by HIRO (2012-12-06 20:09)
明日買いに行こう！！
by URA (2012-12-06 21:37)
早速、本屋に走りましたよぉ～（笑
勿論、購入しました♪
by shun＆spitfire4 (2012-12-06 22:11)
＞HIROさん、こんばんは！
以前のTipo誌のイメージでは、正直言って「そんなテキトーな…」と思うところも多々ありましたね。
特にストラトスレプリカの特集で「オリジナルを超えた」みたいに書いていたことがありましたが、まがいなりにもしっかりとした自動車メーカーが生産したものと、いくら現代の日本で組み立てられたものとは言え、イギリスのバックヤードビルダーが作ったキットカーを元にした、形だけ似せたものでは、やはり過酷な使用ではすぐに違いがはっきりするでしょう。
何しろ、一見良く似たフレーム構造に見えても、レプリカはセミモノコックではなく、中心部もFRPのかぶせものですからね。
そうしたものを、さも信頼性が高いかのように書き立て絶賛している時点で、「こりゃダメだ」と思ったものですが、何も知らない読者はまず信じちゃいますから、今でもレプリカの方が壊れないと錯覚している人が多いようです。
まあ、でも、取材する立場では借りた車の弱点を書いたりする訳にもいかないのは重々承知してますが、オリジナルが劣っているような書き方をする無神経さが、当時は理解し難かったです。
最近は編集部内の人員も変わって、以前のようなことはなくなっているようですから、ワテも今後は面白そうな記事があったらTipoを買うようにします。
それにしても、アルファはランチアよりパーツ確保がし易いように思ってましたが、結構厳しくなってるんですねぇ。
でも、まだマシですよ。
何せ「LANCIA」のブランドは2015年で消えるんだそうですから（ToT）
Fiatは一体何を考えているんだか…。
by トプ・ガバチョ (2012-12-06 23:58)
＞URAさん、どもども～！
今月号は英車はロータス・エリーゼかエキシージのミーティングか何かの記事がありましたね。
でも、大半がイタ車ですから、飽きちゃうかもしれませんよ～（＾∀＾）
まぁ、Tipoは値段が高くないので、そこは気軽にね！
by トプ・ガバチョ (2012-12-07 00:01)
＞shunさん、ういっす！
何か今回はHCCのユダ会長からカメラマンのO村さんに話が行って、取材が組まれたみたいですね。
去年の骨折以来、ほとんど大黒にも台場にも行ってませんが、今度の日曜は朝に渋谷のリンドバーグのところのミーティングに誘われてますんで、そこに顔を出してから10時頃には船の博物館に行こうかな（＾∀＾）v
ちなみに月曜には車検＆フライホイールの取り付け位置の変更等の作業で、地元の修理屋さんに出してこないといけませんので、第3日曜には間に合わない可能盛大ですから、大黒はまた無理っぽいです。
by トプ・ガバチョ (2012-12-07 00:06)
買いましたよ。今月号は何人か出てましたので、コレクションにしておきます。
後輩のデルタオーナー、クラブに入ろうかと悩ましでました(笑)。
by クラッチ (2012-12-07 12:51)
＞クラッチさん、こんにちは！
そうですか、他にもお知り合いの方が載っていましたか（＾∇＾）
浅間のヒルクライムの記事で、ちょっとcouzさんのマーコスが写っていましたが、その隣のマーコスはひょっとしたら四帖半さんのやつかも知れませんね。
ちなみに後輩君は何のクラブに入るんで？
by トプ・ガバチョ (2012-12-07 13:45)
こんにちは。
今日地元の書店に行って買って来ました（笑）
＜ 個人的には取材時にお話した「北島三郎の『浪人独り旅』や品川隆二『一本どっこ』をカーステで聴きながら峠を走っています（笑）
新谷かおるのコミックの「ガッデム！」のサファリラリー編で、WRCのコスワースチューンのエスコートに、日本人ドライバーが、カーステ積んで、現地でようやく手に入った”enka”のテープを流して走る（区間タイムのリズムとり？）って、シーンがありましたね（笑）
by HIRO (2012-12-07 20:21)
は～い。早速ゲットしてきました。
そしてブログもアップさせて頂きました。
by spit (2012-12-07 20:27)
＞HIROさん、お早うさんです！
そう言えば、そのようなマンガがありましたね。
確か演歌のリズムでコーナーを測るような感じでしたっけ。
でも、ちょっとと言うか、根本的なところが違うんだなぁ～（笑。
ワテは「素浪人シリーズ」の主題歌・挿入歌ですからね（＾∇＾）
その他の時代劇テーマソングも含め、結構ポップス・ロック調のものもありますぞ～（笑。
by トプ・ガバチョ (2012-12-08 08:09)
＞spitさん、こんちゃっす！
GETされましたか（＾∇＾）b
英車関連の記事があまりなかったんで、ちょっと寂しいかも知れませんが、couzさんのマーコスも写っていましたし、他にも色々探すと知り合いの車両が写っているかも！
日曜は9時までリンドバーグですから、その後で台場に向かう予定で～す！
by トプ・ガバチョ (2012-12-08 08:14)
お久しぶりでございます！^_^
今日たまたまtipoを買いましたらトプさんの特集が！！！写真も素敵で見入ってしまいました♪ *\(^o^)/*
そうそう、私事ですがBMWのZ4とお別れしまして新しくイタリア車が新しい家族となりました^_^ これからも宜しくお願いいたします♪
by ♀白福来 (2012-12-11 21:53)
＞白福来さん、こちらこそオヒサです！
今年は春にバイクで第三日曜に大黒に行ったっきりで、灼熱の夏は軽トラ以外ほとんど車に乗ってませんでした。
秋も林道ツーリング日和なんで、2週に1回は信州や北関東に出向いていて、なかなかお会いできませんでした。
それはそうとZ4を手放したので？
旦那さんのカルマンギアと独車2ショットでしたが、今度はイタもので行くんですか？
一体何を買ったんでしょう…、気になりますねー（＾∀＾）v
by トプ・ガバチョ (2012-12-12 02:58)
ご無沙汰しております(^^)
たまたまコンビニで眼に止まったtipoを見て表紙と付録のカレンダーにそそられゲトw
ペラペラめくるコト…
何やら見たコトのある画像が（笑）
ビックリしましたって言うか、テンション上がりました(^-^)/
いや〜取材っていいですねw
by ニッパチ (2012-12-12 07:11)
＞ニッパチさん、お早うさんです！
ニッパチさんもｹﾞﾄされましたか～。
Tipo誌は値段的にかなり気軽に買えるようなところが強みですよね。
現在はライター陣がしっかりしているようで、以前のようなイメージはなく、しっかりした記事が多いように思えました。
紙ものにはお寒い世の中ですが、ネコ・パブはしっかりと良く生き延びていますよね。
やはり売れると言うことは、中身が支持されている証拠ですから、今後も頑張ってずっと残って欲しいっす。
by トプ・ガバチョ (2012-12-12 07:37)