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今年最後の林道探索@坂城方面 [林道ツーリング]

12年11月10日坂城方面A-520.jpg
 先月末のYMP秋ツーの前日、一人で坂城の林道水晶線で図らずも林道ツーリングならぬ林道ウォーキングをしてしまったせいで、ほとんど走れないまま終了したことは前に書きましたが、そのリベンジとして11月10日(土)に多分今年度の走り納めになるであろう林道ツーリングに行ってきました。場所はもちろん坂城周辺ですが、今回はちょっとした調査のための目的もありました。その内容は以下の通り。
1.これまで走り切っていなかった芝峠より下のいくつかの支線らしきものが、一体どこまで続いているのかを見定めること。
2.水晶線に入る前に高速道路沿いに続く「←入横尾」の表示のある道の先を調査すること。
3.
大道山(堂叡山)登山道の、山頂までのコースをできるだけバイクで登ること。
4.真田坂城線(仮)の県道35号線側入口のすぐ近くで分岐する、林道ワラビ平線は本当に行き止まりなのかを確認すること。
 以上4点を最も重視しつつ、メインになる林道横引線とその支線・不動建線、堂叡山登山道と芝峠ルート、水晶線等の林道をくまなく走るのも重要な目的になります。
 まずは早朝4時50分に家を出て、保土ヶ谷バイパス・国道246号経由で、座間から北上して町田街道に入って圏央道高尾山ICに向かいました。さすがに早朝では渋滞など皆無で、1時間ほどで圏央道に乗れました。そこから関越+上信越道で坂城ICを目指しますが、関越は鶴ヶ島からしばし渋滞が始まっていて、まだ6時台なのにしばしノロノロ運転を強いられました。結局坂城に到着したのは8時半頃で、一度東部湯の丸SAで給油したものの、家から3時間40分かかったことになります。ただし、林道水晶線は坂城ICからあっという間なので、9時にはバイクを下ろして走行準備ができました。今回のバイクもKLX250Aバッタくんですが、実はYMP北志賀ツーリングから帰ってきた後、フロントタイヤのリムに入っていたスポークの付け根間の表面的な亀裂が、かなり深くまで進んで完全に割れていました。こうなるともう100%使えませんので、前日に以前ツインショックMXでご一緒していたY子さんに貸していたKLX250Bの車体に付いているフロントタイヤと取り替えておきました。でもこちらはバリバリのMXタイヤですから、舗装路では気を付けないとさすがに危険です。とは言え、今回走るのはほとんどがダートだけなので、あまり気にせず装着しておきました。
 水晶線の入口から少しだけ入ったところにある路肩にMyハニーちゃんを止めておきましたが、最初に走るのは坂城ICの出口方面に戻って左に入る、「←入横尾」方面の道です。事前に地図で確認すると、意外と先の方まで延びていて、大峯山方面に進んで道は消えてはいますが、裏側に真田の傍陽方面からの道とつながっても良さ気な感じです。林道横引線も不動建線も地図には出ていない道を何気なく発掘したのですから、この入横尾の道も「これはひょっとして?」と思える要素は充分でした。
 少し高速道路の横を併走する細い舗装路を進み、「坂城ゴルフセンター」と言う練習場を越えると、周囲の景色はいかにも林道然としてきます。すると「林道大久保線」と言う表示が立っていて期待に胸を躍らせますが、路面は3kmばかりコンクリ舗装でした。途中、広場のようなところに皆白い軽トラや1Box等が10台くらい止まっていましたが、何か作業をしていたようです。その後右に一本・左に二本の支線があって、ダートも始まります。その付近に「太郎山・大峯山登山道 鉄塔コース」と表示が立っていて、ダートが始まって1kmもすると最初の鉄塔脇に出ました。この先にかなり急な斜面を登る登山道になりますが、人一人がやっと通れるようなものではなく、バイクなら普通に走れる道幅でした。どこまで登れるか分かりませんが、とにかく行けるだけ行ってみました。
 バッタくんはファイナルギア比がかなり低いので、1速は普通発進時にしか使いませんが、この道では1速でもエンジンが止まりそうになります。しばらくは何とか進みますが、半分くらいのところでFタイヤが上がって、押さえが利かなくなってボテッ。悪いことに工夫してモノポッドをサイレンサー取り付けステーに金具を止めて、そこにくっ付けていましたが、バイクはそちらに倒れてしまいました。谷側ですが、道の脇には傾斜になっていて、木や草も生えていて、転落するようなところではないです。でもそちら側に車体が半分倒れているので、真横よりも一層ハンドルの位置は低くなっています。それに、脇の草の茎はこの辺に多い薔薇で、棘だらけで痛いの何の…。急斜面で足場も悪い中で何とかバイクを起こしましたが、もうこれだけでハァハァゼィゼィでした。ちなみにこの先は道に階段のように低い板が立てた状態で埋め込まれていて、一人で二つ目までの鉄塔にバイクで上がるのはかなり厳しいことが分かりました。しかも一旦止まるともう無理。一度だけチャレンジしましたが、すぐエンストしてしまい、諦めて気合で向きを変えて下りました。
12年11月10日坂城方面B-520.jpg
 画像では大した斜面に見えないかも知れませんが、実際は歩いて上がるのもハァハァゼェゼェ言っちゃうほどのものです。ここから鉄塔まではあと100mもありませんが、すぐこの後から階段になります。
 登山道から下りて、支線に入って調査しますが、山側の最初の支線も次の支線も1km未満で終了します。特に下の支線は最終地点が広くなっていて、そこにも軽トラがたくさん止まっていて、山でチェーンソーの音が聞こえてましたんで、何らかの伐採作業をしていたんでしょうね。
12年11月10日坂城方面C-520.jpg
 一番下の支線は「セブン&アイ」で出資だか提供だかしたのか、植林事業に何か関わっているような看板が入口付近にありました。ここを曲がると林道らしい雰囲気に、ちょっと期待しましたが、横を流れる沢のところに道が突っ込む形で終了。でも、1km以上は走れました。これら以外に林道大久保線から派生する道はないので、このエリアは全く走る意味がないものと判明しました。これよりわずかに南側に似たような道が太郎山に向かって延びていますが、多分大久保林道と同じようなものでしょう。
12年11月10日坂城方面D-520.jpg
 入横尾方面が面白味のない道であることが分かり、早速水晶線に戻って芝峠を目指します。水晶線が終わるのは3.5kmほど先の簡易ゲートが消え果てた箇所なんですが、そのちょっと手前で向かって右側の轍に何か落ちていました。はっと目をやると、狸か何か動物の上半身だけが見えました。多分熊に襲われて死んだものと思われます。冬眠に備えて熊も栄養を補給しようと一番活発に動き回っている季節なんでしょうね。ちなみに帰り道でこの動物の死骸を確認しましたが、グレーのニホンカモシカで、あばら骨が出ていて内臓はすっかり食べ尽くされていました。さすがに画像はグロいのでここではアップしませんが、食べられてからまだ時間は経っていませんでしたね。
 水晶線から大道山登山道芝峠ルートに入ります。いくつかの勾配のきついつづら折れの道を進むと、そのコーナーに直進するような形で三つの道がそれぞれありましたが、どれも数百メートルで行き止まりの道でした。それらを往復して本線を少し進むと、いよいよ先月軽トラがスタックして登り切れなかった急勾配の直線路になります。バイクでも大変な道ですが、さすがに二輪駆動の軽トラでここを登ろうなんて無謀そのものでしたね(;´д`)。
 少しすると、直線半ばのV字分岐に到着します。右側の上に登る道が本線ですが、10月にガス欠に陥った左側の道を崩落地点まで進んでみます。かなり力技でしたが、道の崖側を塞いでいたいくつかの岩のうち、動かせるものを転がして崖に落とし、何とかバイク一台が通れる隙間を確保し、ギリギリそこを抜けて最終地点まで行きました。画像が土砂崩れの現場ですが、ここから先に見えるコーナーを左に曲がり、少し登って行ったところで行き止まりでした。道そのものがまだ開いていない状態なので、ここから先は登山道にもなっていませんでしたね。
12年11月10日坂城方面E-520.jpg
 V字分岐に戻り、大道山登山道の本線を登りますが、この一番上が大道山の頂上に一番近いところです。芝峠は地図では急勾配直線路に入る手前のつづら折れ付近のようですね。大道山は別名堂叡山とも呼ばれ、林道での表示には併記されていましたが、地図には大道山としか載っていません。その大道山頂上に近いところにこれまでよりキツい急斜面の道があって入ってみましたが、とにかく勾配が強過ぎて1速でアクセルを回しまくっていても、途中で「モモモ~」となって止まってしまいます。なるべくRタイヤに重量をかけてトラクションをキープさせようとしますが、そうするとフロントが浮いてしまい、そこそこ登ったところで限界。バイクを放り出して止まりました。

12年11月10日坂城方面F-520.jpg
 これも写真に撮るとちょっとした坂道程度に見えますが、実のところブーツでは徒歩で登るのも大変な急勾配です。道幅はそれなりにありますから、四駆車も走れそうな雰囲気に見えますが、実際の光景を目にすると、「と、とてもコリャ無理…」となるでしょうね。ウィンチとオフロードタイヤの付いたジムニーなら何とかなるのでしょうかね? 660ccではパワー不足になりそうですが、ジムニーにどこら辺まで登坂力があるのか知りませんので何とも言えません。
 大道山登山道本線に戻りますが、ここを抜けると3系統のルートで和平の方に抜けられます。そのうちの一本がメインになる林道横引線ですが、これには右側に支線が一つありまして、まずはそこを通って横引線の峠まで出ると、坂城の町と北アルプスから中央アルプスにかけての山々が一望できる、正に絶景ポイントに出られます。そこで記念撮影して、そのまま横引線を進むと、途中で左側に黒い影が。良く見ると親子連れのツキノワグマでした。KLXバッタくんの排気音に驚いて左の崖側に親子ともども下って逃げてしまいましたが、林道ツーリングの途中で生きた熊と遭遇したのは初めてです。先ほどの鹿の死骸は、この熊の親子の仕業でしょうかね。でも、親熊が大型犬程度、子熊が柴犬程度の大きさで、あまり怖そうには見えませんでした。後でアクションカメラで撮った動画を見ると、何しろ超広角レンズゆえ小さくしか写っていませんでしたが、黒い影はしっかり収められていました。
 さて、横引線を走り切り、和平の農場のある出口を抜けます。ここから右に30mくらい進むと、農地の間に設けられたもの凄い轍の農道みたいな道がありますが、実はこれが真田の県道35号線(新地蔵峠)に出られる真田坂城線(仮)です。このいかにも平均的な林道を抜け切って県道に出る寸前に、柵で閉鎖された林道ワラビ平線が右に延びています。この柵は横にちょっとだけスペースがあって、バイクなら入れますが、平日の作業していそうな日は絶対無理です。何度もこれまでここを見ては、「いつかどこまで続くものなのかチェックしたい」と思っていましたが、この日は単独で身軽だったので、ちょっと失敬して走らせてもらいました。
12年11月10日坂城方面G-520.jpg
 地図ではこの道は鳩ヶ峰の東側を通って南下し、大道山の北側まで延びています。一体どれ位の距離を稼げるのか、また、ひょっとしたら大道山登山道のどれかとつながっているのではないかと、ほのかに期待しつつ、整備された林道を登って行きます。すると4kmほどするとプレハブ小屋があり、更にもう少し進むと「国土交通省」と書かれた1Boxと軽トラが道端に止められていました。ただし、人は誰もいませんでしたから、やはり土日祝日は休みなんでしょう。いずれにせよ、国で管理している国有林林道で、不法投棄やその他の問題で一般車両を入れないようにしているんでしょう。
 ワラビ平線は約6.5kmで終了します。先は道が開かれておらず、登山道にもなっていませんでしたので、単なるピストン林道でした。実は入口付近にも所窪沢沿いの支線がありましたが、これも1kmちょいで道は消えていました。結局このエリアもわざわざ無理して入る必要のない道であることが良く分かりました。
12年11月10日坂城方面H-520.jpg
 さっさと真田坂城線(仮)を往復する形で和平の農場の方まで戻ります。途中、「←坂城 真田→」という掲示板が立った分岐があって、まるで真田方面に行けるかのような直進路がありますが、これは真田方面でもなんでもなく、ただ北西に向かって延びる支線です。去年ここをくまなく走ったら、少しすると途中にゲートがあって、それを越えてもちょっと先で崖崩れで道が塞がれている上、道そのものもその付近で終点でした。せいぜい2km未満の道ですから、この支線も入るだけ無駄でしょう。
 真田坂城線を戻り、和平から今度は林道不動建線を下って行き、途中から左に折れる横引線の南側入口に入ります。しばらく「←堂叡山」となった表示に沿って進み、途中から左側の支線を進んで再び横引線本線に合流する道を走ります。このまま進むとまた和平の農場側出口ですが、実は右側に二つの支線があって
、まずは出口に近い方の支線を折れて進みます。しばらく藪の中を走ると、突然開けた広場のあるところに出ます。ここを抜けて、屋根の潰れた建物を左に見つつ、真田坂城線の出口付近にあったチェーンゲートのある出口まで進みましたが、ここを出てもまた農場のところの轍道ですから、わざわざチェーンをくぐることなくUターンしました。
12年11月10日坂城方面I-520.jpg
 次はもう一方の分岐の鳩ヶ峰登山道をちょっと登ってみることにします。ここも前に350TRビッグホーンで登りつつ、途中で止まってしまったところでしたが、KLXではビッグホーンより少し手前で止まっちゃいました。やはり2st350の方がパワーは当然あるので、登坂力は高いですが、それよりも足着きの良さが功を奏していたと思われます。KLXバッタくんでは、ちょっとバランスを崩して足を着くと、車高の高さで急斜面では車体だけが前に進もうとして体が遅れてフロントが浮き上がってしまうことがありましたね。画像は中間地点にあった段差のところでスタンドを立てて止めましたが、これ以外ではバイクを止めておけないほどの斜面です。
12年11月10日坂城方面J-520.jpg
 さて、一通りの目的を達成し、大道山(堂叡山)登山道芝峠ルートと水晶線をひた走って入口付近のMyハニーちゃんのところに到達したのが2時半頃。まだまだ時間的に早いですが、バイクでは一応80kmほど走行しました。後は帰るだけですが、そこに何と見慣れぬことにツアーバスが入っていて止まっていました。ワテが戻ると運転手さんがこちらにやってきて、「新宿から13人の登山客を乗せてきて、客が大道山に登って芝峠から帰ってくるから、そこまで来てくれとのことだけど、この先は行けますか?」だって。大型バスのワンサイズ小さいタイプのやつです。市営バスの狭い市街地用に少し小ぶりな車体のやつを使う路線がありますが、正にあのサイズのツアーバス。はっきり言って、バイクでも結構しんどい芝峠の登りを行くなんて、100%無理と伝えておきましたら、「鉄塔ルートはどこなんでしょう?」と聞かれて、そこまで道案内してあげました。そちらに出るとの連絡があったらしいのですが、水晶線入口から大久保線までは4kmはありますんで、そっちに移動しておいた方が良いし、バスも止められるスペースが入口にありますんで、それを薦めておきました。そこからワテが鉄塔下までバイクで進み、徒歩で2番鉄塔まで行ってみましたが、誰も人の気配はありませんでした。下に戻ってみるとバスも消えていまして、どこかに移動したみたいです。まぁいいかと思って水晶線入口に戻ると、バスはこちらに戻っていました。ツアー客から連絡が入り、芝峠を下っているとのことで、もう日もかなり傾いてきている上、話によると疲れて上まで上がってみてくれと言われていたそうでしたんで、帰路を急ぐ訳でもないですから、ワテがMyハニーちゃんの空荷台に登山客を2組に分けて乗せて往復してやろうと思い、水晶線を登りました。途中一時長い下りがありますが、基本的に登り道の林道で、いよいよ芝峠ルートに変わろうかと言うところで、下りてくる登山客一行に出会います。最初は2組に分けてと思いましたが、合計12名で何とかなりそうでしたから、全員いっぺんに荷台に乗せて、ゆっくりゆっくりとにかく車体がガタンとならないように走らせて下ることにしました。さすがに登山者の皆さんも朝8時から歩き詰めで疲れきっていたみたいで、たかが最後の3kmでも車で下りられたのはかなりほっとしたようで、喜んでもらえました。何でも神奈川の登山グループの皆さんで、ワテが横浜から来たと言うと、「横浜の人が何でこんなところにいるの?」だって(^∇^)。確かにマイナーx2と言った感じの山ですが、それを言うならワテも「なぜ信州には名峰がいくつもあるのに、誰も知らないような大道山や鳩ヶ峰なんぞに登ろうと思ったの?」と聞きたくなります。でも、この周辺の林道は本当に病みつきになる素晴らしい魅力がいっぱいですね。今年はこれで走り納めになるでしょうが、来年の春にはまた坂城の林道エリアをもっともっと走って、新たな道を発掘したいですね(^∀^)v←実は目星を付けているルートが既にあるんですよ~!

【追記】 現在確認済みの坂城方面林道詳細マップ
 茶色が10日に走った区間のうちの舗装区間で、他の色付きの線が同じ色の林道名で表記されるダートになります。一部細かい支線(作業道)には名前を書き込んでいません。
12年11月10日坂城方面MAP640.jpg


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HIRO

こんにちは。
色々お疲れ様でした。
確かに、画像で観ると、普通に見えるんですが、結構な上り下りというのはありますね。

それにしても、今時期は、熊も冬眠用の栄養補給に忙しいから(恐)
by HIRO (2012-11-12 23:50) 

トプ・ガバチョ

>HIROさん、お早うさんです!
どうも写真で撮ると、目で見た感覚とは違って見えることが多々ありますよね。
遠景の見事さに、レンズを多少ズーミングして写すと、かなり写る範囲が狭まるので、目の視角に合わせた感じにすると結構な広角になり、被写体がとても小さく写っちゃいますからね。
急坂は離れたところから望遠気味に撮ると雰囲気が出ますが、林道では撮影条件も限られますからね~(^∀^)
それはそうと、先月末のように、ここで今一人で山歩きをすると、実際熊に出会う可能性はありますから、ちょっとおっかないですね。
バイクに乗っているとさすがに熊もビビるから寄って来ませんけど、先月の「林道ウォーキング」は、実は危険だったんですねぇ…。

by トプ・ガバチョ (2012-11-13 10:56) 

1B/note

あーーーっ!
KLXが…KLXがぁ…

見た感じかなり勾配きつそうですね。前はこんな場所に済んでたなぁ。
鉄塔があるそうですが、こんな場所に造る時は車では入れないので機材等は索道で運びます。場合によってはヘリ使う事も。今の相場は知りませんがチャーターで200万/日だっけ…電力って金持ち(笑)。

因みに索道を設置する時は「人力」で運びます。こんな勾配を鉄骨担いでえっほえっほと。

熊も危険ですが場所によっては虫にも注意した方がいいです。ダニとかツツガムシとか。
by 1B/note (2012-11-13 20:58) 

トプ・ガバチョ

>1B/noteさん、ちわっす!
そうですか、あんな急勾配のところにある鉄塔は、そんな風にして材料を搬送していたんですね。
ワテは良く見かける鉄塔まで開かれた道を、キャタピラの付いた何らかの車両で運んで行って、その後は道をほとんど使うことなく放置しているようなものと思ってました。
よくそうした道はゲロアタック御用達の超荒れ荒れ急斜面コースになりますよね。
今回のコースは、道自体は荒れている訳ではないですから、2人で走ればどこも奥まで行けそうでしたね。
虫も危険かもしれませんが、この一体は薔薇がやたらに道端や轍間ににょきにょきっと高く伸びていて、茎も結構太く、当たると痛いです。
鹿も熊も大変だなぁと、ズボン越しに刺さった棘を払いながら思いましたよ(^∀^)
by トプ・ガバチョ (2012-11-14 10:57) 

1B/note

まぁ車輛が入れるならそれに越した事はないんで索道やヘリ使うのはどうしても車輛が入れない場合です。
この場合、重機なんかも全部バラして索道で山の上にあげますよ。
車輛が入れなくても距離が近ければ道から鉄塔まで配管設置してコンクリート打設する場合もあります。

車輛が入れる所だと鉄塔までの道はそこそこ広いし他の車は入って来ないしで恰好のコースかも知れませんね。
とか言いながら、私がこちらで探索した鉄塔への道は殆どケモノ道状態で草ボーボーの中を掻き分けて行かないと進めませんでした。道幅も車一台分くらいかな。この辺の事情は東電と九電で違うのかも知れません。まぁゲートで封鎖してある所が面白そうな道なんでしょう(^^;

これくらいの急勾配だと最強のバイクは金剛F1かも。知ってます?
現存するのは多分もちや二輪館のコレクションくらいじゃないかなぁ。
知ってる人からは「反則技だ!」と言われそう(笑)。
by 1B/note (2012-11-14 21:26) 

URA

こんなところに行くなんて無謀…いや、なんて勇敢なのでしょうか!
私なんか道志道でも1人だと不安になります。
by URA (2012-11-14 23:57) 

トプ・ガバチョ

>1B/noteさん、こんばんは。
やはり大きいものはバラして持って上がり、上で組み立てる場合もあるんですね。
良く山頂付近にある鉄塔なども、かなりのキツイ状況で何とか設置しているんでしょうが、考えてみるともの凄いことですよね。

by トプ・ガバチョ (2012-11-15 19:19) 

トプ・ガバチョ

>URAさん、ちわっす!
まぁ、このくらいのところは林道好きの皆さんはちょくちょく出くわす光景ですね。
問題は単独でどこまでやるかですが、ついついやり過ぎると失敗することもありますよね。
でも、「あ、これはやめとこ!」と抑えるところも当然経験から心得ていますから、多くの場合、意外と何とかなってます(^∀^)

by トプ・ガバチョ (2012-11-15 19:24) 

Rifle

この周辺は撮影会で数度通ったことがありましたが、こんなに林道が豊富だったとは...それにしても凄い坂ですね。
力の入ったレポートを読むと、またオフロードが欲しくなりますね。(笑)
by Rifle (2012-11-26 14:51) 

トプ・ガバチョ

>Rifleさん、初めまして。
この坂城周辺と真田方面は林道の宝庫ですね。
新地蔵峠の県道をはさんで南西・北東に別れてたくさんのダートがあって面白いです。
でも、さすがにテスタロッサでは走れませんけどね(^∇^)b

by トプ・ガバチョ (2012-11-26 16:21) 

ねずこん

「坂城町 林道」で検索しましたら、こちらのブログにたどり着きました。
興味深い記事をありがとうございます。
坂城町に住む人間として、私の好きな林道をお教えします。
ブログ内の地図画像で、坂城I.Cの南側に、老人ホームのさかき美山園があると思いますが、その道を登っていくと、和合城趾や太郎山の神社に行ける林道があります。
坂城にいらした際には、ぜひその林道を走ってみてください。
山で行き会った際には声かけてくださいね。
当方は、ボロボロのKDX125です。
by ねずこん (2013-06-10 17:23) 

トプ・ガバチョ

>ねずこんさん、初めまして!
坂城の林道群は、本当に走り甲斐があって楽しいですよね!
ちょっと手ごわいところもあるし、すっきり飛ばせるところもあって、色々変化に富んでいて大好きです。
貴重な情報、有り難うございます!
地図では一番下側のグレーの道ですね。
ここには行きませんでしたが、やはり結構ダートが続いているんですね!
あと、地図の真ん中位のところの左側(映っていないところ)付近にも林道が有りそうな感じですよね。
森と言う地名のところです。
あんずの里と言う名から、意外と開発が進んでるかも知れませんが、一度くまなくチェックしたいエリアです。
そちらの方でお会いしましたら、是非声をかけてやってくださいね!
by トプ・ガバチョ (2013-06-10 18:38) 

ルルたじま

ご無沙汰しております。XT250乗りのたじまです。

三年ほど前、木更津にお越しいただいたときはありがとうございました。

先日、坂城周辺へ行って来ました。
不明な道があったので帰ってから気になって調べていたら、ここにたどり着きました。
トプコンのカメラも、バイクも、トプ・ガバチョさんはわたくしの大先輩です。

葛尾城跡への道など、坂城周辺はダートが多いですね。
坂城郵便局から大宮地区を通って山へ向かうと、尾城跡へつづく道に接続するワイルドな支線もありました。

現在、XTがIGコイルかCDIの不調で動いたり動かなかったりなので、秋までには直してまた行ってみたいと思います。

また、帰りに群馬の地蔵峠へ行ったら長いダートがありました。
今度ぜひご一緒しましょう。

by ルルたじま (2013-07-12 13:40) 

トプ・ガバチョ

>たじまさん、オヒサでっす!
坂城方面の林道を走ってきたんですね。
堂叡山方面は支線が多くて混乱しやすいでしょ(^∀^)b
それに、今の時期は雑草だらけで分岐が良く分からないなんてこともあるかも知れませんよね。

>葛尾城跡への道など、坂城周辺はダートが多いですね。
>坂城郵便局から大宮地区を通って山へ向かうと、尾城跡へつづく道に接続するワイルドな支線もありました。

葛尾城跡は結構国道に近いところにありますが、そこに至る林道もあるんですね。
あの五里ヶ峯方面の林道と言うか登山道のような道も面白そうですね。
千曲市側の森と言う集落の方から延びる道も要チェックなんで、今年中に行ってみたいです。

>帰りに群馬の地蔵峠へ行ったら長いダートがありました。

あの辺ですと、湯の丸高峰林道がロングダートで有名ですが、何か他に新たに発掘したんでしょうか?
群馬ですと、一昨日に秋鹿大影林道につながる、面白い完抜林道を3本見付けちゃいました(^∀^)v


by トプ・ガバチョ (2013-07-12 16:26) 

たじま

もちろん湯の丸方面も行きました。あそこも地蔵峠、上田から松代へ抜ける名無し林道あたりも地蔵峠ですが、ぼくが寄ったのは榛名山の南西にあるほうです。東西でジゾーばっかですね

高崎のほうは、その名も地蔵峠林道です。この峠付近の入口は鍵でゲートがしまっていますが、峠の南にある一ノ瀬林道からいくと、ほかにもいくつかダートがあります。
その近くの相間にも林道があったようなのですが温泉別荘の開発か何かで舗装化していました。

以前、湯の丸林道から野反湖へ行き、秋鹿大影林道へ抜けたことがあります。
途中、川へ下れて釣りができそうでした。テントも広げられそうです。
全国で舗装が進んでいますがトレールバイクで楽しく走れる道は、まだまだありますね。
by たじま (2013-07-16 15:34) 

トプ・ガバチョ

>たじまさん、ちわっす!
あの辺は確かに地蔵峠がいっぱいですね(^∀^)
そうですか、榛名山の方ですね。
榛名湖の南側にある南榛名山林道とかかなぁ…。
あの辺はくまなく走ってないので分かりませんが、意外と知られざる完抜林道ができていたりしそうですよね。

ところで、佐久市内の富岡街道から、川上村まで縦に林道でつないで南下できますよ(^∇^)
ダート100kmルートですが、自走ならその後の川上牧丘やら三国峠やらで、もっとダート距離を延ばせます。
いつでも道案内しまっせ!
by トプ・ガバチョ (2013-07-16 16:48) 

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