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足慣らしの殿様バッタくん@丹沢 [トレールバイク]

12年4月30日F5丹沢4-520.jpg
 昨日の時点で(F5B+F9)÷2を再度仕上げて走れるようにしておいたビッグホーンですが、全く使ってこなかったF9のエンジンだけに、実のところちゃんと走れるのかどうか心配でした。でも、昨日のかもめ町の試走で、ちゃんと古オイルも燃焼できましたし、息つきもなくビュンビュン回転が上がるので、「これなら自走でちょっと足を延ばしてチェックだ!」と思い、早速今日の午前中に丹沢方面に行ってきました。
12年4月30日F5丹沢1-520.jpg
 まずは保土ヶ谷バイパスでアクセルを開けて、国道246号では4速5~60km/h程度で流し、宮ヶ瀬までの山間部の県道では車と他のバイクの後ろに付いて40km/h程度で走ってました。どの速度域でもプラグがオイルかぶりでダメになることはありませんでしたが、アイドリングが長かったり、回転数が低い状態でしばらく走っていたりすると、後でアクセルを前回にしても、こもったガスが一旦燃焼されるまで回転の上昇が鈍いです。でも、一旦それが抜けると、気持ち良いぐらいにもの凄い加速を味わえますね。でも、そのこもったガスを燃やしている時の煙は、どうしても多くなりますから、正直言って他の車がいるところでは迷惑がかかっちゃいますね。
 宮ヶ瀬の鳥居原Pに到着したのが9時ちょい前。ここで誰か知り合いでも来ないかと思い、小一時間缶コーヒーを飲みつつお休みしていましたが、見覚えのある人は誰も来ませんでしたね。バイクはたくさんいましたが、車は少な目でした。
12年4月30日F5丹沢2-520.jpg
 あまりじっとしていても面白くないので、早戸川林道の方に行ってみました。去年の大雨台風のために、奥の方で崩落&土砂崩れがあって、復旧されないままになっています。ただし、この奥はさほど道が続いていたかと言うとそうでもなく、以前からダートが始まって数km先で登山道のようになって終了でした。今は画像のような落石のため、ダートが始まって数百メートルで車は通れなくなっています。
12年4月30日F5丹沢3-520.jpg
 さらに少し進むと、このように斜面が崩れていて、左は崖になっていて完全にお陀仏。トライアルバイクでもちょっとヤですね。一応道はまだ先まで続いてはいます。まぁ、林道を走るのが目的で来た訳ではないので、早戸川周辺はこの位にして、今度はヤビツ峠を越えて帰ることにします。
 途中、滝のあるところで撮ったのがトップ画像です。後ろの方が白っぽいですが、エンジンをかけたまま撮っていましたから、排気煙が少々霞みのような靄のような塩梅になりました(笑。それにしてもビッグホーンのクラッチは本当に重いです。ボルトの入った左手の握力はかなり下がったので、結構しんどいですね。
12年4月30日F5丹沢5-520.jpg
 ヤビツ峠は県道70号線になって完全舗装されて久しく、分岐の林道も皆厳重な柵が設けられて入れません。舗装の状態は結構良くて、以前のような荒れた舗装の部分は少なくなりましたね。でも、途中から峠までずっと狭い区間が続くのは変わりません。しかし、以前は見られなかったチャリ軍団が多いこと。100台はいたんじゃないかな。結構対向側から速いスピードで下ってくると、ブラインドが多いため危険です。実際、1台のチャリがかなりの速度で真ん中を通ってコーナーを回ってきて、下から登ってきたワテのバイクに気付いて「うわっと!」と言う感じで左に避けていました。チャリは音がしないだけに、こうしたブラインドの多い狭い山岳路では、本当にスピードには要注意ですね。
 県道を抜け切って国道246号に出て帰路に向かいますが、まだお昼頃でした(到着は午後1時)。心配していたエンジンの不調のようなものは皆無で、そればかりかかなり燃費が向上していたのにはビックリ。昨日10リッター入れておいたんですが、今日は100km以上走ったのに、まだタンクには半分ガソリンが残っていました。実はタンクそのものはこれまで使ってきたF5Bのものなんですが、ダイヤフラム式の燃料コックのパッキンが劣化していて、じわじわ燃料が漏れていたので、コックだけF9のタンクに付いていたものと取り替えました。こちらのコックは漏れが全くなくて、今回の好燃費につながったとすれば、案外今までリッター10km程度しか走れなかったのも、微妙に燃料漏れが影響していたのかも知れませんね。
 何はともあれ、これで4日ないし5日の信州方面のツーリングに向けて準備万端となりました! 楽しみだなぁ~(^o^)

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HIRO

こんにちは。
テストランお疲れ様でした。
良い状態で、走れた様で何よりです。
快調な2STのパワー感も捨てがたいですね。

ヤビツ峠は、自転車鍛錬隊のメッカみたいになってますから恐いですね。
ロード自転車も自制しないと、下りはオートバイ並みにスピード出たりしますから...
by HIRO (2012-04-30 20:17) 

トプ・ガバチョ

>HIROさん、お早うさんです!
ニコイチ作戦はこれで完了です(^∇^)v
これで突如動かなくなる心配はなくなったでしょう!
バッテリーの充電がビンビンなのか、ウインカーがハイフラッシャーのようにチカチカチカチカと、勢い良すぎるほど瞬きます。

ヤビツの自転車鍛錬隊は本当に凄い人数でした。
絶えずチャリがいるような感じで、車も多いからちょっとスカッと走れなくなりましたね。
峠から下りは、前に車がいたこともあって、先行していたチャリ軍団に追いつきませんが、多分60km/hくらいで走っていた感じですね。
あの細いタイヤで良くグリップするもんだと、変に感心しちゃいました。
by トプ・ガバチョ (2012-05-01 06:10) 

HIRO

こんにちは。
 < あの細いタイヤで良くグリップするもんだと、変に感心しちゃいました。

確かに、大型オートバイが(前後輪合わせて)葉書サイズの接地面積だとすると、切手サイズと言っても…orz

クローズドされたツールとかのUTC選手権(オートバイのMotoGPクラス)の峠の下りだと、80km/h以上出るそうです(凄)
だから、峠の頂上を過ぎると(身体の)”冷え防止でウィンドブレーカーとかを着ないと…

4輪やオートバイ以上に、簡単にプロ機材が手に入るというのも…
by HIRO (2012-05-01 08:58) 

トプ・ガバチョ

>またまたちわっす!
正に切手サイズの接地面積&薄いゴムで、6~70kgくらいのオサーンが峠道を凄い勢いで下るんですから、結構なGが掛かるはずで、ホント良くグリップするもんだと感心しきりです。
ブレーキの性能も大したもんですよね。
その上、リムを支えるスポークの本数も少なくて細いのですから、見た目にはおっかないんですが、かなり丈夫なんですね。
それにしても、80km/hであのタイヤは、ワテには絶対無理っす。
何しろ、ニーグリップやくるぶしのグリップができないから、ふらふらするような感覚で、直線路なたともかく、スピードを出して峠を下るのはおっかなくてダメっすね。
by トプ・ガバチョ (2012-05-01 17:50) 

くっさん。

最近はチャリが多いですね。
中高生の時は、チャリ以上に速い乗り物がありませんから、
峠の下りに青春をかけていました(^^;
でも、チャリは、バランスも繊細だし、ブレーキも効かないので危ないですよね。

Dinoいいですね!
by くっさん。 (2012-05-07 19:14) 

トプ・ガバチョ

>くっさん、こんばんは!
4日に信州方面を走ってきましたが、超マイナーな余地ダムの展望台にも1台チャリダーが来ていました。
ちなみに車はなしで、バイクはワテらだけ。
普通あんなところに行く人はいませんが、チャリダーの逞しさには本当にビックリしますね。
by トプ・ガバチョ (2012-05-08 01:33) 

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