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フィルムカメラで遊んでいた@11月初めの3連休 [カメラ全般]

14年11月3日相模川1-520.jpg
 前回書きましたが、so-netの対応に憤慨して、どうもネタはたっぷりあってもブログを仕上る気になりませんで、Facebookに随時アップしてはいたものの、メインブログのこちらは放置気味でしたが、とりあえず画像を処理しておいたものがありますから、まとめておきます。
 時は丸一月以上前の11月第一週の3連休の2日間で、フィルムカメラを持って成層圏くんのチェックも兼ねて丹沢方面に撮影に行ってきました。現在Facebook内のグループ(コミュニティみたいなもの)で、以前HPのBBSが全盛だった頃親しかったカメラ仲間や、そのつてで名のある修理屋さんやカメラマン、ライターさんらが参加して、もちろんワテらのような普通のアマチュアのカメラ好きが分け隔てなく毎日さまざまなカメラ画像や作例写真をアップしてわいわいやる活気のあるところがあって、その名も「Old Camera Freak」と言います。ここに参加して古いカメラをいじくっているうちに、またフィルムカメラ熱が再燃してみたような感じで、色々な単純カメラから立派なものまで、久しぶりにフィルムを入れて撮りに行きたくなった訳です。
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 2日の初日に持って行ったのはこの4台+ステレオカメラ1台。手前はイタリアンカメラのクレインKIIと言う見てくれだけは立派な35mmカメラで、実は50mm単玉レンズに絞りは開放でf9にf16・f22の3段階、シャッターはP(バルブ)の他は1/25・1/50・1/100秒の3段階だけのシンプルなカメラです。
 後ろの右はベンチーニ・レレックスで、49年製の127フィルムのベスト判カメラです。天下の単純カメラの王道を行くベンチーニですから、スペックは最低限で、f11固定の75mmくらいの単玉レンズと、P.1/30秒単速のシャッターのみと言う、これでもかと言うくらいの単純さです。
 後ろ中央はやはりイタカメのG.G.S.と言うメーカーから48年に出たラッキーと言う名のレンズシャッター機で、大変コンパクトな35mmカメラですが、シャッターはPと1/20~1/300秒の5段階に、絞りはf3.2開放からf18までの6段階で、スローシャッターがないことを除けば、50年代の日本のレンズシャッター機と別段変わらないスペックです。しかし、巻き上げとシャッターチャージは別々で、連続して撮影するにはちょっと面倒ですが、何か撮影前の儀式みたいな感じで面白いです。
 後ろ左は58年デビューの東京光学製4x4判の二眼レフ、プリモJRです。国産二眼レフは50年代に入って大いに盛り上がりましたが、50年代末には一眼レフに各社ともシフトして、急速に二眼レフが消えていきました。このプリモJRも59年にセレン光式露出計を組み込んだバージョンを最後に、東京光学ではこれ以降二眼レフは生産しませんでした。スペックはさすがに国産4x4判二眼レフの最高峰と言っても良いもので、優秀なトプコール60mm F2.8レンズにセイコーシャSLVシャッターやオートマット機構を備えています。
 他に、ここには写っていませんが、I.S.O.ドゥプレックス(イタリアンカメラの項目でアップ済みです)と言うステレオカメラを持って行きました。14年11月2日宮ヶ瀬1a-520.jpg
 さて、少し遅めに家を出て、お昼頃宮ヶ瀬に到着しますと、いつも利用している鳥居原Pの前で渋滞していました。と言うのも、ちょうどこの日にマラソン大会が行なわれていて、この湖畔の周回路がコースになっていたためで、しばらくアイドリングのまま駐車場に入ることができませんでした。あと2台と言うところで、アイドリングが下がってきて、まずいと思ったワテは少しアクセルを回して回転を上げていましたが、それも少しすると「プスッ」。こんなところでトラブルかと、例のぼったくり修理以来おかしい電気系だと確信し、またはらわたが煮えくり返る思いでした。とりあえず後ろの皆さんに邪魔にならないように少し前に出して止めておき、ランナーが走り終えたところでマラソン大会のスタッフに手伝ってもらって駐車場まで押してもらい、JAFを呼んで助けてもらいました。
14年11月2日宮ヶ瀬1-520.jpg
 電気のテスターでバッテリーをチェックすると、しっかり12.4vあって問題なし。プラグを抜いて点火をチェックすると、火が飛んでいません。前に切れたぼったくり整備で勝手に付けられたヒューズBox内のヒューズは切れておりませんが、同時に別に付けられたナゾの30Aヒューズはまた切れていました。しかし、これを取り替えても火は飛ばず、関係ないようです。
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 次にセンターコードをデスビキャップから抜いて直接接点を金属に当ててスターターを回すと、本来ならここでも火花が飛ぶはずなのに、何も起こりません。しかし、イグニッションコイルはぼったくり整備の時に1年使ったノーネームのものから、新たにボッシュの
赤コイルに交換したばかりで、ここが逝ったとは考えられず、またフルトラのCDIユニットが逝ったのかと焦りました。何しろ、あいつに勝手に引き直されたハーネスのせいで、これまで色々な不具合が出てますし、向こうの工場でもそれまでちゃんと稼動していたCDIが突然ダメになって交換させられたし、今回もそれかと思うのが普通です。でも、もしやと思って、前にたまたま何気なく購入しておいたルーメニション製の長いセンターコードを予備で持っていて、これをとりあえず交換してみると、「バチッ!」と火が飛んでくれました! つまり、センターコードが痛んでいたことによるエンストだったのですが、スパッとエンストせずに、回転が落ちてしばらくしてから切れたのが不思議でした。JAFの人に聞くと、多分、何らかの力が加わって伸ばされてコードが切れ掛かり、いよいよ接触が怪しくなっていたところがエンジンの回転の落ち込みで、完全に離れたときがエンストの時だとのことでした。多分、前回の整備時にコードの中間を持って力を入れたために引っ張られたのが原因だろうとのこと。こんなところでトラブルが起こるなんて、本当にあの整備は何だったんだと、改めてムカつきましたが、とりあえずたまたま持っていたコードのおかげで助かりました(;´д`)=з
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 JAFが来るまで時間があったので、鳥居原園地で何枚か写真を撮っておきましたが、ストラトスが動くようになって気を取り直して早戸川林道方面に向かいます。画像は虹の大橋がしっかり見える撮影ポイントで、ここに来ると必ず一枚パチリとやっておくところです。エンジンは一旦切るとスターターの空回りが面倒ですから、エンジンは掛けっ放しにしています。水温はアイドリングが長くなると90℃を超えて安定してしまいますが、走っていると本来の水温計でも90度程度で落ち着いていました。
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 早戸川国際マス釣り場を過ぎていよいよ林道になりますが、舗装林道にもかかわらず10月末の雨で結構道が荒れていました。この道を利用している車もほとんどなく、道にドンと停めておいて撮影していてもちっとも問題はなかったです。
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 ここが一番奥の方にある砂防ダムのところの橋。この先はダートになってますが、残念ながら今年になって車止めの柵が設けられてしまいました。先まで歩いてみると、去年大岩が落ちて通れなかったところがきれいになっていて、ずっと奥まで遮るものはなくなってましただけに、ちょっと残念無念ですね。
14年11月2日宮ヶ瀬5-520.jpg
 撮影も一通り済んでから帰りながら林道に入る手前の集落のスーパーで激安の野菜をいくつか購入。泥ネギが7本入って100円ですから、こりゃまたもの凄いディスカウントですよね(^∇^)v
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 そのまま早々に帰るつもりでしたが、まだフィルムが入っているカメラがあったので、途中山の見晴らしの良いところに出てパチリ。表丹沢の山々がくっきり見える岡の上の農地でした。

14年11月2日宮ヶ瀬PrimoJR-520.jpg
 さて、ここらで2日に撮ったフィルムカメラでの作例をアップしておきます。まずはプリモJRで撮ったものですが、フィルムがefkeと言うメーカーの2003年のもので、かなり古いので写るのかなと思っちゃいましたが、何とか写ってくれました。現像はイルフォードID-11ですが、これまた随分前に買ったもので、水に溶かすと少しうっすらと色が付いていました。本当なら未現像の液ですとクリアなんですけどね。写真を見ると、一応像が出てくれたものの白が飛んで黒が潰れ気味になっちゃいました。現像後のフィルムは長らく細いスプールに巻き付けられていたために、もの凄いカーリングが起こり、不思議なことに乳剤面とは反対側のフィルム表面がフニャフニャになって、なかなか乾いてくれませんでした。やはり期限を大幅に切れているので仕方ないですね(笑。
14年11月2日Duplex-520.jpg
 こちらはカメラ画像をアップしませんでしたが、I.S.O.ドゥプレックスと言う120フィルムを使うステレオカメラで撮ったものです。フィルムはイリフォードFP4で、やはり期限切れとは言え08年のやつですから、普通に使えました。画面から30cmくらい離れて間に人差し指を立てて、それを見ながら後ろの2枚の画像を意識しつつ上手く焦点をそっちに持っていき、画像が3つ並んできたら真ん中の画像が浮き上がって見えてきます。チャレンジしてみてね(^∇^)v
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 こちらはG.G.S.ラッキーで撮ったもの。フィルムはアグファVista100で、現像は初めて自家調合で作った現像液で行ないました。ただ決められた薬品を決められた量だけ入れたものをお湯で攪拌するだけですから、意外と簡単でした。
自家調合現像薬品-520.jpg
 でも、前にも書いたことがありますが、この薬品のうち、カラー現像で肝になるCD-4と言う粉末が、製造元で生産を終了してしまい、それが元でこれまで使っていたナニワ・カラーキットも製造中止に追い込まれ、カラーネガの自家現像の道がほとんど絶たれてしまいました。コダックから出ているのは業務用に近いやつで、注ぎ足しで使うものなので、スターターと呼ばれる原液がないと使えない上、毎週何本か現像しないと痛むので、使い続けることが難しいものです。とりあえずナニワカラーキットと同じ成分の現像液を作るには、画像の薬品があれば良いのですが、前述の通りもうCD-4が手に入らず、森本化成では50g単位で販売していましたが、ワテが最後の40gを購入して終わったようです。これがなくなったらどうしましょ…。
 おっと、G.G.S.ラッキーの作例ですが、目測式のピント合せにしてはなかなかの近接画像になってくれました。色合いも濃度も悪くないので、なかなか使えるカメラですが、解像度はさほど良くはないですし、コーティングもされてないレンズですから、逆光にはとても弱いです。
14年11月2日KleinKII-520.jpg
 こちらはクレインKIIで撮ったもの。条件はG.G.S.ラッキーと変わりません。クレインは単玉レンズですが、思いの他良く写ってくれました。色合いも良好で、中心部はかなりシャープです。周辺部も単玉の割りに崩れていませんから、このカメラは結構使えますね。
14年11月2日Relex-520.jpg
 こちらはベンチーニ・レレックスで撮ったもの。フィルムはやはりefkeの2003年製ですが、現像した時はこちらのフィルムの方がフィルム面のヌルつきが少なく、プリモJRのものより早く乾いてくれました。しかし、画像はさすがにノンコーティングの単玉だけに、製造年の頃の写真のようにコントラストの低い、ちょっとネムい描写になりました。レレックスより1年早いベンチーニ・ロレットで1週間前に撮った画像を前にアップしましたが、それより随分もっさりした描写ですね。ただ、この日は天気が曇っていて、その辺は当然影響していますから、晴天下で撮ったら、も少しキリッとした画像になってくれそうです。それに、単玉にしては四隅の光量低下は少ないのは良好です。

14年11月3日相模川1a-520.jpg
 撮影が終了して、帰宅する頃にはすっかり日も落ちてライトアップして帰りましたが、途中国道246号を走っている時に、またまた電気系のトラブルが発生しました。走っていると突然全ての電気系統が切れてしまい、ライトもメーターランプも点火系も、さらにはカーステさえも切れるのですが、これはほんの一瞬のことで、あっという間に再度通電するので、走っている最中ですとそのまま惰性で再点火して何事もなく走れる訳です。切れている時間はほんの1秒程度でしょうか。でも、信号待ちでこの症状が出たら間違いなくエンストですから、心配なので左車線を使って帰りました。それにしても、115万も払ってコレですから、本当に腹が立ちます。その後、保土ヶ谷でも一瞬電気が切れましたが、走っていたのでやはり直ぐ通電が復活してそのまま走れましたが、いよいよ自宅が近付いたところで右折しようと信号待ちをしている時にこの症状がまた出て、今度は案の定エンスト。しかし、直ぐに電気は復活しますので、エンジンだけ切れたままでライトは再点火していました。そこで慌ててセルを回しますが、いつもの空回りが起こり、一旦ライト類を皆消してギアを4速に入れて車体を動かし、フライホイールをわずかに回転させてスターターモーターのギアとフライホイールのリングギアが噛み合うところにしてセルを回すと、今度は無事に始動してくれました。ひとまずホッとしましたが、こんなに電気系のトラブルが頻発するのは、間違いなくぼったくり整備のデタラメな配線いじくりが原因ですが、許せない思いがまた強くなりました。
 そこで、S氏に抗議の電話とともに状態を伝えると、その場しのぎの適当なことばかり言って逃げようとします。結局、フロントに置いたバッテリーからの太いコードをリアのエンジンルームにあるターミナルにつなぐところのナットが緩んでいるかも知れないから、それを締めてみてくれだって。そんなところが緩んでいたら、エンジンがすぐ近くに付いているフレームの部分だけに、とっくの昔に振動でナットが外れてコードが取れてしまうでしょう。しかし、全体の電気が一瞬切れると言うことは、オルタネーターからバッテリーに行く途中ではなくて、バッテリーからのコードに問題があるのは確かです。なぜなら、オルタネーターの不良なら、例え発電しなくても、ライトはバッテリーからの電源で切れるはずがないですからね。ワテはマイナス端子からのアースが何か良くなくて、微妙に通電が途切れる症状を見せるけれど、直ぐに通電するように、完全な不良な状態ではないものと思い、翌日にバッテリーの直ぐ近くにあるアース端子の当たるフレーム部分を少し磨いておきました。この太いコードも何か取り付け直されたようで、それまでと取り回しが変わっていて、曲げられた部分が大きく下に張り出していました。とにかくここをしっかり接触させて、もう一つ別にマイナス端子から他の位置に出ているアースのコードがありましたが、結局両方がつながっているので、このバッテリーに近接した側だけ磨いておきました。これで3日も再チェックがてらカメラを持って出かけることにしました。

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 3日は軽く相模川方面に向かいました。まずは圏央道の厚木PA下を通る道で、神奈川県では珍しい水田地帯で写真を撮ります。トップ画像がその際に撮ったニコンのコンデジで撮ったものを画像処理していますが、そこで後述するライカマウントのレンズ等で色々撮り比べました。
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 少しだけ移動して一つ上の画像のように、農道のところで写真を撮っていると、WRCラリー好きなお兄さんから声を掛けられました。せっかくだから彼のインプレッサSTiを並べて新旧ラリーカーのツーショットを撮ってしばし談笑しました(^∇^)v
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 水田のところから相模川沿いの道に出て、昭和橋のところまで進んで河川敷の中の道に入ってここでも何枚か写真を撮りました。でも、天気が怪しくなってきたことと、3連休の最終日なので、この日は早目に撤退して渋滞に巻き込まれないようにしました。おかげで、明るいうちに帰宅できたので、ライトをアップさせていなかったせいなのか、アースをしっかり磨いておいたおかげなのかどうかは分かりませんが、とりあえず前日に出た電気系のトラブルは起こりませんでした。とりあえずホッ(;´д`)=з
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 では、この日にテストしたものをアップしますが、まずはメインで比較したのはこちらになります。カメラはイタリア製のクリスタル53で、今回は今我が家にあるライカマウントの広角レンズ3本の撮り比べが目的でした。そのレンズは、左からライツのズマロン3.5cm F3.5、東京光学のトプコール3.5cm F2.8、キヤノン28mm F2.8の順で、カメラに付いている標準レンズは使いませんでした。当日は快晴で、フィルムはフェラーニア・ソラリス200を使い、シャッタースピードは1/200秒、絞りはf11をメインに一段ずつ上下させて撮りました。ここでは皆f11のものを使います。
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 現像は上記と同じ自家現像した現像液を使い、それをフラットベッドスキャナーではなく画像のようにソニーα7にマウントアダプターを付けてマクロトプコール58mm F3.5+ベローズIV型とスライドコピアIII型を使って取り込み、諧調を反転させて自動補正をかけておきました。全体的に自動補正しても青くなりますが、どうやらこれはスライドコピアに当てていたランプの色合いの問題のようで、このパターンで取り込む時には、もう少し黄色っぽい電球を使った方が良かったかも知れません。
Canon28-520.jpg
 それでは比較画像ですが、まずはCANON 2.8cm F2.8から。色合いがナチュラルで大変よく撮れていましたが、大きな画像で確認したところ、中央部のシャープさに対して左右の端の方では線が甘くなっていました。画角が広いので、その点は仕方ないでしょうが、かなり良い写りであるのは確かです。
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 お次はライツのSUMMARON 3.5cm F3.5ですが、青味が出やすいフェラーニア・ソラリスとの相性は悪そうですね。全体的にコントラストが弱くてちょっと眠い描写になりましたが、やはり一番の特徴は赤味が弱い特性なんでしょう。逆にアグファVistaで撮ると丁度良くなる可能性がありますね。
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 こちらはTOPCOR 3.5cm F2.8で、コントラストの強いメリハリのある描写になりました。色合いはトプコールも冷色系ですから、青空がキヤノンよりも一層青々としていて、いかにも抜けるような青空と言う感じになりました。四隅までしっかり解像していて、シャープネスも問題なかったですが、色合いの自然さはキヤノンの方が好ましいですね。
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 Lマウントレンズのテストがメインでしたが、この日はオフィチーネ・ガリレオのコンドールII型も持って行って一緒に撮っていました。しかし、このカメラに付いているエリオーグ5cm F2は逆光に滅茶苦茶弱く、水田地帯では逆光になって、皆ものすごいゴーストやフレアーが出ていました。河川敷では日も順光でしたので、変に乱れることはなかったですが、天気が多少悪くなっていて、シャッタースピードは1/100秒、絞りはf5.6になってます。
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 他にももう一台、画像のようにドゥカティ・ソーニョも持って行きました。フィルムはかなり前に専用マガジンに巻き込んでおいたアグファVista100です。このカメラはバイクで有名なDUCATIがまだ家電を作っていた頃の製品で、48年頃のモデルになります。ハーフ判ですが、布幕のフォーカルプレーンシャッターを持つレンジファインダーカメラで、レンズ交換もできるようになってます。
Ducati-520.jpg
 古いフィルムですからちょっと心配でしたが、とりあえずしっかり写っていました。しかし、色合いが妙に青くアグファにしてはちょっと変な感じです。画像の左側のアスファルトが特に目立ちますが、全体的に道路が黄色っぽい感じになりました。実はハーフ判で縦位置のコマになっていて、隣のコマと一緒にスライドコピアで取り込んだ結果、中央の何も写っていないコマ間隔の部分の色の影響があったような感じです。ハーフ判ゆえ、画質はそう良くはないですが、普通に使える範囲でしょう。

 以上が11月の最初の3連休時に写真撮影を兼ねた成層圏くんの具合をチェックした時のものですが、それにしても、春までは水温の上昇とスターターの空回り以外、電気系のトラブルは皆無だったのに、ぼったくりトンデモ整備の後にこうも色々問題が起こるのには本当に腹が立ちます。115万も支払ってこれでは、憤りばかりが積もりますね。


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