SSブログ
カメラ全般 ブログトップ
前の5件 | -

フィルムカメラで遊んでいた@11月初めの3連休 [カメラ全般]

14年11月3日相模川1-520.jpg
 前回書きましたが、so-netの対応に憤慨して、どうもネタはたっぷりあってもブログを仕上る気になりませんで、Facebookに随時アップしてはいたものの、メインブログのこちらは放置気味でしたが、とりあえず画像を処理しておいたものがありますから、まとめておきます。
 時は丸一月以上前の11月第一週の3連休の2日間で、フィルムカメラを持って成層圏くんのチェックも兼ねて丹沢方面に撮影に行ってきました。現在Facebook内のグループ(コミュニティみたいなもの)で、以前HPのBBSが全盛だった頃親しかったカメラ仲間や、そのつてで名のある修理屋さんやカメラマン、ライターさんらが参加して、もちろんワテらのような普通のアマチュアのカメラ好きが分け隔てなく毎日さまざまなカメラ画像や作例写真をアップしてわいわいやる活気のあるところがあって、その名も「Old Camera Freak」と言います。ここに参加して古いカメラをいじくっているうちに、またフィルムカメラ熱が再燃してみたような感じで、色々な単純カメラから立派なものまで、久しぶりにフィルムを入れて撮りに行きたくなった訳です。
PrimoKleinLuckyRelex-520.jpg
 2日の初日に持って行ったのはこの4台+ステレオカメラ1台。手前はイタリアンカメラのクレインKIIと言う見てくれだけは立派な35mmカメラで、実は50mm単玉レンズに絞りは開放でf9にf16・f22の3段階、シャッターはP(バルブ)の他は1/25・1/50・1/100秒の3段階だけのシンプルなカメラです。
 後ろの右はベンチーニ・レレックスで、49年製の127フィルムのベスト判カメラです。天下の単純カメラの王道を行くベンチーニですから、スペックは最低限で、f11固定の75mmくらいの単玉レンズと、P.1/30秒単速のシャッターのみと言う、これでもかと言うくらいの単純さです。
 後ろ中央はやはりイタカメのG.G.S.と言うメーカーから48年に出たラッキーと言う名のレンズシャッター機で、大変コンパクトな35mmカメラですが、シャッターはPと1/20~1/300秒の5段階に、絞りはf3.2開放からf18までの6段階で、スローシャッターがないことを除けば、50年代の日本のレンズシャッター機と別段変わらないスペックです。しかし、巻き上げとシャッターチャージは別々で、連続して撮影するにはちょっと面倒ですが、何か撮影前の儀式みたいな感じで面白いです。
 後ろ左は58年デビューの東京光学製4x4判の二眼レフ、プリモJRです。国産二眼レフは50年代に入って大いに盛り上がりましたが、50年代末には一眼レフに各社ともシフトして、急速に二眼レフが消えていきました。このプリモJRも59年にセレン光式露出計を組み込んだバージョンを最後に、東京光学ではこれ以降二眼レフは生産しませんでした。スペックはさすがに国産4x4判二眼レフの最高峰と言っても良いもので、優秀なトプコール60mm F2.8レンズにセイコーシャSLVシャッターやオートマット機構を備えています。
 他に、ここには写っていませんが、I.S.O.ドゥプレックス(イタリアンカメラの項目でアップ済みです)と言うステレオカメラを持って行きました。14年11月2日宮ヶ瀬1a-520.jpg
 さて、少し遅めに家を出て、お昼頃宮ヶ瀬に到着しますと、いつも利用している鳥居原Pの前で渋滞していました。と言うのも、ちょうどこの日にマラソン大会が行なわれていて、この湖畔の周回路がコースになっていたためで、しばらくアイドリングのまま駐車場に入ることができませんでした。あと2台と言うところで、アイドリングが下がってきて、まずいと思ったワテは少しアクセルを回して回転を上げていましたが、それも少しすると「プスッ」。こんなところでトラブルかと、例のぼったくり修理以来おかしい電気系だと確信し、またはらわたが煮えくり返る思いでした。とりあえず後ろの皆さんに邪魔にならないように少し前に出して止めておき、ランナーが走り終えたところでマラソン大会のスタッフに手伝ってもらって駐車場まで押してもらい、JAFを呼んで助けてもらいました。
14年11月2日宮ヶ瀬1-520.jpg
 電気のテスターでバッテリーをチェックすると、しっかり12.4vあって問題なし。プラグを抜いて点火をチェックすると、火が飛んでいません。前に切れたぼったくり整備で勝手に付けられたヒューズBox内のヒューズは切れておりませんが、同時に別に付けられたナゾの30Aヒューズはまた切れていました。しかし、これを取り替えても火は飛ばず、関係ないようです。
14年11月2日宮ヶ瀬1b-520.jpg
 次にセンターコードをデスビキャップから抜いて直接接点を金属に当ててスターターを回すと、本来ならここでも火花が飛ぶはずなのに、何も起こりません。しかし、イグニッションコイルはぼったくり整備の時に1年使ったノーネームのものから、新たにボッシュの
赤コイルに交換したばかりで、ここが逝ったとは考えられず、またフルトラのCDIユニットが逝ったのかと焦りました。何しろ、あいつに勝手に引き直されたハーネスのせいで、これまで色々な不具合が出てますし、向こうの工場でもそれまでちゃんと稼動していたCDIが突然ダメになって交換させられたし、今回もそれかと思うのが普通です。でも、もしやと思って、前にたまたま何気なく購入しておいたルーメニション製の長いセンターコードを予備で持っていて、これをとりあえず交換してみると、「バチッ!」と火が飛んでくれました! つまり、センターコードが痛んでいたことによるエンストだったのですが、スパッとエンストせずに、回転が落ちてしばらくしてから切れたのが不思議でした。JAFの人に聞くと、多分、何らかの力が加わって伸ばされてコードが切れ掛かり、いよいよ接触が怪しくなっていたところがエンジンの回転の落ち込みで、完全に離れたときがエンストの時だとのことでした。多分、前回の整備時にコードの中間を持って力を入れたために引っ張られたのが原因だろうとのこと。こんなところでトラブルが起こるなんて、本当にあの整備は何だったんだと、改めてムカつきましたが、とりあえずたまたま持っていたコードのおかげで助かりました(;´д`)=з
14年11月2日宮ヶ瀬2-520.jpg
 JAFが来るまで時間があったので、鳥居原園地で何枚か写真を撮っておきましたが、ストラトスが動くようになって気を取り直して早戸川林道方面に向かいます。画像は虹の大橋がしっかり見える撮影ポイントで、ここに来ると必ず一枚パチリとやっておくところです。エンジンは一旦切るとスターターの空回りが面倒ですから、エンジンは掛けっ放しにしています。水温はアイドリングが長くなると90℃を超えて安定してしまいますが、走っていると本来の水温計でも90度程度で落ち着いていました。
14年11月2日宮ヶ瀬3-520.jpg
 早戸川国際マス釣り場を過ぎていよいよ林道になりますが、舗装林道にもかかわらず10月末の雨で結構道が荒れていました。この道を利用している車もほとんどなく、道にドンと停めておいて撮影していてもちっとも問題はなかったです。
14年11月2日宮ヶ瀬4-520.jpg
 ここが一番奥の方にある砂防ダムのところの橋。この先はダートになってますが、残念ながら今年になって車止めの柵が設けられてしまいました。先まで歩いてみると、去年大岩が落ちて通れなかったところがきれいになっていて、ずっと奥まで遮るものはなくなってましただけに、ちょっと残念無念ですね。
14年11月2日宮ヶ瀬5-520.jpg
 撮影も一通り済んでから帰りながら林道に入る手前の集落のスーパーで激安の野菜をいくつか購入。泥ネギが7本入って100円ですから、こりゃまたもの凄いディスカウントですよね(^∇^)v
14年11月2日宮ヶ瀬6-520.jpg
 そのまま早々に帰るつもりでしたが、まだフィルムが入っているカメラがあったので、途中山の見晴らしの良いところに出てパチリ。表丹沢の山々がくっきり見える岡の上の農地でした。

14年11月2日宮ヶ瀬PrimoJR-520.jpg
 さて、ここらで2日に撮ったフィルムカメラでの作例をアップしておきます。まずはプリモJRで撮ったものですが、フィルムがefkeと言うメーカーの2003年のもので、かなり古いので写るのかなと思っちゃいましたが、何とか写ってくれました。現像はイルフォードID-11ですが、これまた随分前に買ったもので、水に溶かすと少しうっすらと色が付いていました。本当なら未現像の液ですとクリアなんですけどね。写真を見ると、一応像が出てくれたものの白が飛んで黒が潰れ気味になっちゃいました。現像後のフィルムは長らく細いスプールに巻き付けられていたために、もの凄いカーリングが起こり、不思議なことに乳剤面とは反対側のフィルム表面がフニャフニャになって、なかなか乾いてくれませんでした。やはり期限を大幅に切れているので仕方ないですね(笑。
14年11月2日Duplex-520.jpg
 こちらはカメラ画像をアップしませんでしたが、I.S.O.ドゥプレックスと言う120フィルムを使うステレオカメラで撮ったものです。フィルムはイリフォードFP4で、やはり期限切れとは言え08年のやつですから、普通に使えました。画面から30cmくらい離れて間に人差し指を立てて、それを見ながら後ろの2枚の画像を意識しつつ上手く焦点をそっちに持っていき、画像が3つ並んできたら真ん中の画像が浮き上がって見えてきます。チャレンジしてみてね(^∇^)v
14年11月2日GGSLucky-520.jpg
 こちらはG.G.S.ラッキーで撮ったもの。フィルムはアグファVista100で、現像は初めて自家調合で作った現像液で行ないました。ただ決められた薬品を決められた量だけ入れたものをお湯で攪拌するだけですから、意外と簡単でした。
自家調合現像薬品-520.jpg
 でも、前にも書いたことがありますが、この薬品のうち、カラー現像で肝になるCD-4と言う粉末が、製造元で生産を終了してしまい、それが元でこれまで使っていたナニワ・カラーキットも製造中止に追い込まれ、カラーネガの自家現像の道がほとんど絶たれてしまいました。コダックから出ているのは業務用に近いやつで、注ぎ足しで使うものなので、スターターと呼ばれる原液がないと使えない上、毎週何本か現像しないと痛むので、使い続けることが難しいものです。とりあえずナニワカラーキットと同じ成分の現像液を作るには、画像の薬品があれば良いのですが、前述の通りもうCD-4が手に入らず、森本化成では50g単位で販売していましたが、ワテが最後の40gを購入して終わったようです。これがなくなったらどうしましょ…。
 おっと、G.G.S.ラッキーの作例ですが、目測式のピント合せにしてはなかなかの近接画像になってくれました。色合いも濃度も悪くないので、なかなか使えるカメラですが、解像度はさほど良くはないですし、コーティングもされてないレンズですから、逆光にはとても弱いです。
14年11月2日KleinKII-520.jpg
 こちらはクレインKIIで撮ったもの。条件はG.G.S.ラッキーと変わりません。クレインは単玉レンズですが、思いの他良く写ってくれました。色合いも良好で、中心部はかなりシャープです。周辺部も単玉の割りに崩れていませんから、このカメラは結構使えますね。
14年11月2日Relex-520.jpg
 こちらはベンチーニ・レレックスで撮ったもの。フィルムはやはりefkeの2003年製ですが、現像した時はこちらのフィルムの方がフィルム面のヌルつきが少なく、プリモJRのものより早く乾いてくれました。しかし、画像はさすがにノンコーティングの単玉だけに、製造年の頃の写真のようにコントラストの低い、ちょっとネムい描写になりました。レレックスより1年早いベンチーニ・ロレットで1週間前に撮った画像を前にアップしましたが、それより随分もっさりした描写ですね。ただ、この日は天気が曇っていて、その辺は当然影響していますから、晴天下で撮ったら、も少しキリッとした画像になってくれそうです。それに、単玉にしては四隅の光量低下は少ないのは良好です。

14年11月3日相模川1a-520.jpg
 撮影が終了して、帰宅する頃にはすっかり日も落ちてライトアップして帰りましたが、途中国道246号を走っている時に、またまた電気系のトラブルが発生しました。走っていると突然全ての電気系統が切れてしまい、ライトもメーターランプも点火系も、さらにはカーステさえも切れるのですが、これはほんの一瞬のことで、あっという間に再度通電するので、走っている最中ですとそのまま惰性で再点火して何事もなく走れる訳です。切れている時間はほんの1秒程度でしょうか。でも、信号待ちでこの症状が出たら間違いなくエンストですから、心配なので左車線を使って帰りました。それにしても、115万も払ってコレですから、本当に腹が立ちます。その後、保土ヶ谷でも一瞬電気が切れましたが、走っていたのでやはり直ぐ通電が復活してそのまま走れましたが、いよいよ自宅が近付いたところで右折しようと信号待ちをしている時にこの症状がまた出て、今度は案の定エンスト。しかし、直ぐに電気は復活しますので、エンジンだけ切れたままでライトは再点火していました。そこで慌ててセルを回しますが、いつもの空回りが起こり、一旦ライト類を皆消してギアを4速に入れて車体を動かし、フライホイールをわずかに回転させてスターターモーターのギアとフライホイールのリングギアが噛み合うところにしてセルを回すと、今度は無事に始動してくれました。ひとまずホッとしましたが、こんなに電気系のトラブルが頻発するのは、間違いなくぼったくり整備のデタラメな配線いじくりが原因ですが、許せない思いがまた強くなりました。
 そこで、S氏に抗議の電話とともに状態を伝えると、その場しのぎの適当なことばかり言って逃げようとします。結局、フロントに置いたバッテリーからの太いコードをリアのエンジンルームにあるターミナルにつなぐところのナットが緩んでいるかも知れないから、それを締めてみてくれだって。そんなところが緩んでいたら、エンジンがすぐ近くに付いているフレームの部分だけに、とっくの昔に振動でナットが外れてコードが取れてしまうでしょう。しかし、全体の電気が一瞬切れると言うことは、オルタネーターからバッテリーに行く途中ではなくて、バッテリーからのコードに問題があるのは確かです。なぜなら、オルタネーターの不良なら、例え発電しなくても、ライトはバッテリーからの電源で切れるはずがないですからね。ワテはマイナス端子からのアースが何か良くなくて、微妙に通電が途切れる症状を見せるけれど、直ぐに通電するように、完全な不良な状態ではないものと思い、翌日にバッテリーの直ぐ近くにあるアース端子の当たるフレーム部分を少し磨いておきました。この太いコードも何か取り付け直されたようで、それまでと取り回しが変わっていて、曲げられた部分が大きく下に張り出していました。とにかくここをしっかり接触させて、もう一つ別にマイナス端子から他の位置に出ているアースのコードがありましたが、結局両方がつながっているので、このバッテリーに近接した側だけ磨いておきました。これで3日も再チェックがてらカメラを持って出かけることにしました。

14年11月3日相模川2-520.jpg
 3日は軽く相模川方面に向かいました。まずは圏央道の厚木PA下を通る道で、神奈川県では珍しい水田地帯で写真を撮ります。トップ画像がその際に撮ったニコンのコンデジで撮ったものを画像処理していますが、そこで後述するライカマウントのレンズ等で色々撮り比べました。
14年11月3日相模川3-520.jpg
 少しだけ移動して一つ上の画像のように、農道のところで写真を撮っていると、WRCラリー好きなお兄さんから声を掛けられました。せっかくだから彼のインプレッサSTiを並べて新旧ラリーカーのツーショットを撮ってしばし談笑しました(^∇^)v
14年11月3日相模川4-520.jpg
 水田のところから相模川沿いの道に出て、昭和橋のところまで進んで河川敷の中の道に入ってここでも何枚か写真を撮りました。でも、天気が怪しくなってきたことと、3連休の最終日なので、この日は早目に撤退して渋滞に巻き込まれないようにしました。おかげで、明るいうちに帰宅できたので、ライトをアップさせていなかったせいなのか、アースをしっかり磨いておいたおかげなのかどうかは分かりませんが、とりあえず前日に出た電気系のトラブルは起こりませんでした。とりあえずホッ(;´д`)=з
Kristall53-3widelenses-520.jpg
 では、この日にテストしたものをアップしますが、まずはメインで比較したのはこちらになります。カメラはイタリア製のクリスタル53で、今回は今我が家にあるライカマウントの広角レンズ3本の撮り比べが目的でした。そのレンズは、左からライツのズマロン3.5cm F3.5、東京光学のトプコール3.5cm F2.8、キヤノン28mm F2.8の順で、カメラに付いている標準レンズは使いませんでした。当日は快晴で、フィルムはフェラーニア・ソラリス200を使い、シャッタースピードは1/200秒、絞りはf11をメインに一段ずつ上下させて撮りました。ここでは皆f11のものを使います。
α7ー520.jpg
 現像は上記と同じ自家現像した現像液を使い、それをフラットベッドスキャナーではなく画像のようにソニーα7にマウントアダプターを付けてマクロトプコール58mm F3.5+ベローズIV型とスライドコピアIII型を使って取り込み、諧調を反転させて自動補正をかけておきました。全体的に自動補正しても青くなりますが、どうやらこれはスライドコピアに当てていたランプの色合いの問題のようで、このパターンで取り込む時には、もう少し黄色っぽい電球を使った方が良かったかも知れません。
Canon28-520.jpg
 それでは比較画像ですが、まずはCANON 2.8cm F2.8から。色合いがナチュラルで大変よく撮れていましたが、大きな画像で確認したところ、中央部のシャープさに対して左右の端の方では線が甘くなっていました。画角が広いので、その点は仕方ないでしょうが、かなり良い写りであるのは確かです。
Summaron35-520.jpg
 お次はライツのSUMMARON 3.5cm F3.5ですが、青味が出やすいフェラーニア・ソラリスとの相性は悪そうですね。全体的にコントラストが弱くてちょっと眠い描写になりましたが、やはり一番の特徴は赤味が弱い特性なんでしょう。逆にアグファVistaで撮ると丁度良くなる可能性がありますね。
Kristall53Topcor35-520.jpg
 こちらはTOPCOR 3.5cm F2.8で、コントラストの強いメリハリのある描写になりました。色合いはトプコールも冷色系ですから、青空がキヤノンよりも一層青々としていて、いかにも抜けるような青空と言う感じになりました。四隅までしっかり解像していて、シャープネスも問題なかったですが、色合いの自然さはキヤノンの方が好ましいですね。
14年11月3日CondorII2-520.jpg
 Lマウントレンズのテストがメインでしたが、この日はオフィチーネ・ガリレオのコンドールII型も持って行って一緒に撮っていました。しかし、このカメラに付いているエリオーグ5cm F2は逆光に滅茶苦茶弱く、水田地帯では逆光になって、皆ものすごいゴーストやフレアーが出ていました。河川敷では日も順光でしたので、変に乱れることはなかったですが、天気が多少悪くなっていて、シャッタースピードは1/100秒、絞りはf5.6になってます。
14年11月3日相模川5-520.jpg
 他にももう一台、画像のようにドゥカティ・ソーニョも持って行きました。フィルムはかなり前に専用マガジンに巻き込んでおいたアグファVista100です。このカメラはバイクで有名なDUCATIがまだ家電を作っていた頃の製品で、48年頃のモデルになります。ハーフ判ですが、布幕のフォーカルプレーンシャッターを持つレンジファインダーカメラで、レンズ交換もできるようになってます。
Ducati-520.jpg
 古いフィルムですからちょっと心配でしたが、とりあえずしっかり写っていました。しかし、色合いが妙に青くアグファにしてはちょっと変な感じです。画像の左側のアスファルトが特に目立ちますが、全体的に道路が黄色っぽい感じになりました。実はハーフ判で縦位置のコマになっていて、隣のコマと一緒にスライドコピアで取り込んだ結果、中央の何も写っていないコマ間隔の部分の色の影響があったような感じです。ハーフ判ゆえ、画質はそう良くはないですが、普通に使える範囲でしょう。

 以上が11月の最初の3連休時に写真撮影を兼ねた成層圏くんの具合をチェックした時のものですが、それにしても、春までは水温の上昇とスターターの空回り以外、電気系のトラブルは皆無だったのに、ぼったくりトンデモ整備の後にこうも色々問題が起こるのには本当に腹が立ちます。115万も支払ってこれでは、憤りばかりが積もりますね。


nice!(5)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:自動車

古いレンズを使っていた@SONY α7 [カメラ全般]

14年4月5日α7試し撮りA-520.jpg
 我が家にたんまりと並んでいるトプコールレンズをフルサイズCMOSセンサーを備えたミラーレスデジタル一眼レフカメラであるSONY α7にエキザクタマウント→E(NEX)マウント等のアダプターを介して取り付け、早速いくつかのレンズを持って横浜港に行ってきました。ただ、お天気が曇天でしたから、抜けるような青々とした空はのきれいな画像は撮れませんでしたが、フィルムカメラで撮ってそれをフラットベッドスキャナーでPCに取り込んだ画像より格段に良いものが撮れるのは間違いないです。フィルムでもちゃんと光学式で引き伸ばしたものを印画紙に焼付け、薬品で現像したものならまだまだデジタルプリントに負けない点もあるでしょうが、今の現像所はほとんどデジタル処理したプリンターものですから、そうなるとフィルムの良さは事実上消え去ります。ワテもフィルム現像はしますが、PCにスキャナーで取り込んでからプリントアウトしますから、きれいに撮ってもどうしてもノイズが多くなる感じで、薬品現像したペーパーのようにならないのが不満でした。しかし、高画質なα7を入手できた以上、大切な写真はこれを使ってRAWファイルで保存し、きれいに処理してプリントアウトするようにしたいですね。もちろんフィルムカメラも併用して行きますが、とにかく撮影フィルムが10本近くまでたまらないと現像できませんので(一気に現像しないと、もう現像液が事実上入手できないのでもったいないんです)、どうしても使用率は減っていくでしょう。
 それはそうと、今回持ち出したレンズは以下の通りです。
1.Rトプコール13.5cm F2
2.Rトプコール300mm F2.8
3.REオート・トプコール20mm F4
(以上EXマウント)
4.トプコール5cm F1.5
5.トプコール3.5cm F2.8
(以上L39マウント)
 これらのトプコールレンズに、純正ズームのSONY FE28-70mm F3.5-5.6の計6本です。トプコールレンズは皆絞り優先測光のオートでマニュアルフォーカス(MF)で、SONY純正レンズはプログラム(P)オートでオートフォーカス(AF)撮影になります。ISO感度はオートですが、高感度にはなっていませんでした。
14年4月5日α7試し撮りA3-520.jpg
 まずはトップ画像のRトプコール300mm F2.8ですが、これは世界初のサンニッパとして有名な高速レンズです。トプコンRが発売された57年に、35mm、58mm、100mmのオートトプコールと共にデビューしたもので、明るい超望遠レンズは他社からはずっと発売されなかったので、東京オリンピックではこのレンズが公式記録用に採用されましたが、他のスポーツや報道も含めて多くのカメラマンがニコンFを使っていた関係上、このレンズのマウント部もニコンマウントに改造されたものが多く現存します。写りはプロカメラマンがあえてニッコールではなくこちらを用いたことからも分かるように、非常に優れたものがあり、雑誌のテストレポートでも証明されています。とりあえず遠景でも若干近いところのものを撮ったものがこれ。距離は200m程でしょうか。新山下の港でゴムボートを浮かべている方がいたのでパチリ。
14年4月5日α7試し撮りA3b-520.jpg
 そのまま縮小せずに横520ピクセルの大きさでトリミングしたのがこちら。これだけ見るとピンボケのように見えますが、一応ピント合せはピーキング(ピントの合った部分のエッジが強調され、光って見える機能)のマークを見て行なっています。ただ、AFレンズの場合はMFモードにしてもヘリコイドリングを回すとすぐにファインダー内で映像が拡大されてピントをより細かく合わせることができますが、オールドレンズではそうした情報伝達機能がないので、拡大したい場合は一々メニューから探しての設定になるため、面倒だから一度も使いませんでした。
14年4月5日α7試し撮りA4a-520.jpg
 こちらは無限遠でランドマークタワーを撮ったもの。曇天ゆえ空の色とビルの色が同じようになってますね。それにしても、この画像はf8に絞っていますが、フィルムカメラでは絞り込むと皆無だった周辺光量の低下がわずかに見られますね。左側上下ではっきり表れていますが、マウントアダプターのためなのかカメラ側のものなのか、はたまたレンズとの相性なのか、原因は良く分かりません。開放絞りですと、フィルムカメラでも周辺部は暗くなりますが、α7ではかなり暗さが強まって見えました。
14年4月5日α7試し撮りA4b-520.jpg
 これが縮小しないままの部分画像です。ここまで写るのなら御の字ですね。コントラストが低めなのは天候によるところが大です。ピントは無限遠だけに、ピーキングに頼ることなく写せるので正確でした。それにしてもこうして見るとランドマークタワーって意外と汚れてますね(^∀^)v
14年4月5日α7試し撮りB-520.jpg
 お次は、やはりトプコンRのデビューと共にカタログに並べられたRトプコール13.5cm F2です。上記サンニッパはプロカメラマンのニーズから70年代になっても生産されましたが、こちらはTTL機のREスーパーがデビューした63年以降、早々に姿を消してしまいました。ちなみに他社からこうした高速望遠レンズが出たのはずっと後のことで、サンニッパの2番手となるニコンが出したのは77年でした。
14年4月5日α7試し撮りB1a-520.jpg
 やはり曇天ゆえに空とコンクリートの色が似た感じになりましたが、非常にシャープで細かく描写している画像が得られました。ちょっと未縮小のトリミング画像を見てみましょう。
14年4月5日α7試し撮りB1c-520.jpg
 ワイヤーのよじれた様子や、柱のボルトもきっちり写してくれました。晴天でのコントラストをしっかり見てみたいところですね。
14年4月5日α7試し撮りB1b-520.jpg
 これは縮小画像では全く判別できないものですが、画像左端上部に飛んでいたカモメです。良くここまで解像できますよね。レンズと言うよりもカメラの実力ですね。フィルムカメラでも高い画素で取り込めば、何か写っている感じのものは現れるでしょうが、カモメと言うよりただのゴミがスキャナーに付いたようなものと間違える気がするでしょうね(^∇^)。
14年4月5日α7試し撮りC1-520.jpg
 お次はREオート・トプコール20mm F4です。多少天気が好転していますので、若干鮮明さが出ています。超広角レンズだけに、周辺部の線が歪みやすいですが、手前の高速道路の線がフニョフニョして見えるのは、実際緩く曲がってるからですよ(^∇^)v さすがに20mmでは手前から∞まで、f8だと全部ピントが合うので、ファインダーの中でピーキングのマークが煩雑に見えちゃいますね。ピーキングの色を黄色に設定しておきましたが、白に戻した方が良いかも知れませんね。
14年4月5日α7試し撮りC2-520.jpg
 これも20mmレンズで撮りましたが、トプコールは立体的描写がとても良くて、特に25mm F3.5の立体描写は天下一品ですが、このレンズもなかなかの厚味を感じるものがありますね。トプコンで20mmが登場したのは60年代後半で、他社に比べて少々遅れを取ってしまいました。25mmは世界初のレトロフォーカス超広角レンズとして63年のREスーパー登場と同時にラインアップされたんですけどね。おかげで20mmは玉数が少な目で、今見付けようとしてもなかなか出てこないレンズなんですよ。
14年4月5日α7試し撮りE1-520.jpg
 こちらはLマウントの3.5cm f2.8で撮ったものです。手前から遠景まできっちり写ってくれますね。ただ、立体感はREオートの20mmの方がはっきりと感じられます。絞りはf8のままですから、条件は同じでしたが、微妙に色が淡い感じになったかな? ただし、色合いは非常にナチュラルで20mmとも良く揃っていますが、PCに取り込んでからの自動露出処理等は縮小以外一切していません。
14年4月5日α7試し撮りF1-520.jpg
 こちらはLマウントのトプコール5cm F2の中期型(白鏡胴・黒絞りリング)で、ズミクロンを超えたとも評された銘レンズです。敢えて開放絞りにしてバックをぼかしてみましたが、思ったほどぼけませんでした。絞り込んだ時はそうでもないのですが、開放では若干黄色味がかった色調になりますが、トーンの再現性は大変良いです。シャープなのは言うまでもないですが、開放でも周辺光量の低下はあまり見られません。色合いの補正を行なえば、今でもスッキリ使えますね。
14年4月5日α7試し撮りD1-520.jpg
 最後にSONYの標準ズームを28mm側で撮ってみました。被写体が煩雑なので、ズームレンズの歪みがはっきり分からない感じですが、ヨットハーバーを撮った画像では微妙に糸巻き型の歪みが見られました。70mm側では歪みは見られませんでした。色合いはナチュラルですが、若干シャドーが潰れ気味になります。でも、充分鮮明でよく写りますので、気軽に写真を撮る時には持って来いのレンズですね。SONYはツァイス名のT*レンズをカタログに並べてますが、はっきり言って高過ぎ。ワテはオールドレンズが主体になりますから、ツアイスのバリオ・テッサー(4枚玉の「テッサー」の名を、ズームの「バリオ」と合わせるのに違和感バリバリなんですけど…)など興味がないので、当然買いませんが、SONY FEレンズの望遠ズームで安いものが出たら一つ購入しておきたいです。
 さて、今回二つのマウントアダプターを使ってトプコールを少し楽しみましたが、マウントアダプターは他にM42とKマウントとライカRマウントを入手しておきましたので、色々持って行って撮り比べてみたいですね。


ソニーがトプコンに変わっていた@初のデジイチ [カメラ全般]

SONY α7a-520.jpg
 これまでたくさんのフィルムカメラを所有してきましたが、バイクツーリングやドライブ、釣り、その他記録用には、99年にPCを買って使い始めて以来、ずっとコンデジを使ってきました。こちらのページでアップした通り、最初は東芝製の200万画素(横1600ピクセル)で、スマートメディア(SDカードの前身みたいなもの)の容量は32MB(GBじゃないっすよ)で、フルサイズで撮影すると33枚しか撮れないレベルのものでした。そんな時代ですから、デジタルよりフィルムの方が優れているようなイメージが長らくありましたが、デジタルは年毎に良くなって行き、コンデジで1000万画素になる07年頃には、もうフィルムカメラよりも画像で優れるようになって、こうなるとアナログ好きの皆さんは、「味」に活路を求めていました。ワテもそうなんですが、せっかくトプコンで色々撮っても、スキャナーがダメですから、同時に記録用に持って行ったコンデジの方が鮮明に写るのがもどかしかったもんです(笑。しかし、我が家にはトプコンとトプコールのシステムが揃っていて、これらが使えない限り、デジタル一眼レフには手を出す気がなかったんです。ただ、ペンタックスはKマウントですから、トプコールにも最後の輸出用のシリーズ、AMトプコール28mmから200mmまでのレンズやベローズがKマウントを使っており、これがかすかに利用できますから、もしペンタックスがフルサイズのCMOSセンサーを搭載した一眼レフを出してくれたら、買う気ではいましたが、肝腎のペンタックスはどうもその気がないようで、ずっとフラッグシップ機でもAPS-Cのサイズで、これですと標準の58mmが望遠レンズになってしまい、買う気は全く起きませんでした。フルサイズでエキザクタマウントアダプターが使えるものではキヤノンEOSのトップモデルがありますが、デザインが昔からキヤノンは好みでない上、とにかく高価ですから、到底買えませんでしたね。
 そうこうするうち、SONYからNEXと言うミラーレス一眼が登場し、結構色んなアダプターが社外品で出て、トプコン/エキザクタマウントもあって、なかなかそそられるものがあったのですが、やはり受光素子が小さくて、レンズ本体の画角で使えないのがいやで、手を出しませんでした。
SONY α7-520.jpg
 しかし、去年、そのNEXのシリーズを発展させたα7/7Rが登場しました。これはミラーレス一眼でありながら、液晶モニターを反映させたアイレベルファインダーが装備され、ちょっと角ばった一昔前の一眼レフっぽいデザインが眼を惹くものでしたが、何より一番の魅力はフルサイズCMOSセンサーを用いていることです。このおかげで、古いレンズも、35mmカメラとしてのその焦点距離本来の画角を味わえるようになりますが、そのためにはフランジバック(レンズマウントからフィルム面/受光センサー面までの距離)がしっかりと合わせられるかどうかが問題になります。EOS1Dはこれを極力短くして、多くのマウントのレンズを使えるようにしましたが、それでもレンジファインダー機のレンズ(例えばライカやコンタックス用)はフランジバックが短いので、当然無限遠は合わせられず、マクロ専用になってしまいました。それがこのα7ではほとんどクリアされました。と言うのも、ミラーレスなので当然ミラーボックスは不要になり、様々なマウントのカメラよりフランジバックは短く設定していますので、L39等のライカレンジファインダーのものでもマウントアダプターを介して無限遠からきっちり使えるようになりました。しかも前述の通りフルサイズの受光素子での撮影ですから、そのレンズ本来の画角を楽しめることになります。
 この存在を意識するようになって、色々調べてみましたら、α7に比べてα7Rは最大画素数1.5になる3600万画素を誇り、鮮明な記録を可能にしていますが、α7の2400万画素でも充分繊細な描写を見せてくれます。しかも、廉価版になるはずのα7にあって7Rにない機構もいくつかあって、中でも像面位相差検出方式のAFを備えていることと、タイムラグの少ない電子先幕シャッターも入っているのは大きな武器でしょう。この電子先幕シャッターのおかげで、ドライブモードでは7が5コマ/秒で写せるのに対し、7Rは4コマ/秒になります。まぁ、ドライブモードはあまり使わないですから、やはり個人的には画質が良い方が魅力ですからα7Rにしようかなと最後まで思いましたが、7にはモアレの発生を抑える光学ローパスフィルターを搭載しているそうで、結果としてオールドレンズには7の方が向いていると言う評価もありました。4月1日からの消費税アップの前にどちらにしようか悩みましたが、価格.comでα7ボディ・α7ズームレンズキット・α7Rボディの値段の推移をずっとチェックしていましたら、それぞれ12万・14万・17万前後で上がったり下がったりしていました。月末に7Rが16万台まで落ちれば買っていたのですが、17.5万円ほどに上がってしまったため、専用標準ズームも備えて14万で買えるα7レンズキットの購入に踏み切りました! いくらトプコールが使いたいから買ったものと言っても、専用レンズでないとAFも様々なモードでの撮影もできませんから、仮にα7Rを買ったとしても、FE28-70mmは単体で買っていたでしょう。でも、これは単体では結構値が張りまして、最安値で4.5万円ほどしますから、22万程の出費になることから考え、α7レンズキットの選択は正解だったでしょう。それに、我が家のPC環境も最新のものではないので、3600万画素の画像を大量にこなすには向かないでしょうから、これで良かったと思っています。
SONY α7b-520.jpg
 到着したα7を色々初期設定してみましたが、日本カメラ社から出ているムック本が良い指南書になってくれたおかげで、結構簡単にセッティングできました。専用ズームではプログラムオートないし「AUTO」(全てカメラ任せ)モードを使い、マウントアダプターを介してオールドレンズを使う時には「A」つまり絞り優先モードに合わせて、そのモードでレンズを装着しないでシャッターが切れるようにセットしておけば、あとはマニュアルフォーカスを選択してすぐ使えます。
 ファインダーに眼を近付けると、モニターの電源が切れてファインダーの電源が入り、ピント合せができるようになります。専用レンズでのマニュアルフォーカスは、ヘリコイドを回すと自動で画面が拡大され、合わせたい位置もグリップの前後にあるダイアルで上下左右に移動してくれます。マウントアダプターを使ってのオールドレンズですと、情報がカメラ側に伝わらないので、次自動で画面拡大はされませんが、ピーキング(ピントの合った部分の輪郭が強調される)によってピントが合っているかどうかを簡単にチェックできます。このピーキングは当初白く光って見えましたが、赤や黄色に着色して目立たせることもできます。赤はさすがに煩わしかったので、黄色に設定しておきました。
SONY α7c-520.jpg
 ミラーレスゆえ当然斜めに置かれた一眼レフのミラーは入っていません。エメラルドグリーンと言うよりサファイアブルーに光る受光面が美しいですが、ここには極力埃が入り込まないように注意する必要がありますね。一応クリーニングモードがあるようで、センサー面が微振動を起こしてゴミを払い落とし、その上でブロアーで吹き飛ばすそうですが、極力そうすることのないよう気を付けないといけませんね。
 バッテリーはグリップの下から挿入しますが、Webの情報では結構持ちが悪いそうで、スペアは絶対に必要でしょうから、純正ではなく値段がはるかに安い互換バッテリー(中国製でしょうね^o^)2個と外部充電器のセットを購入しておきました。シガーソケットアダプターも付いて、バッテリー2個も入って3600円。安いですね~。使ってみた感じは別段違和感なし。純正品と使い勝手は変わらないですね。それに、外部充電器がないとUSB端子でカメラにコードでつなげての充電になり、非常に効率が悪いので、これは必須アイテムなんですが、最近のカメラには標準装備されていないことがほとんどです。なぜ別売にするのかねぇ…。多少の値上げは仕方ないにしても、絶対これは加えるべき。そうでないと安い社外品を買ってしまうように、結果として損しているのはメーカーなんじゃないでしょうか。
SONY α7d-520.jpg
 バッテリー以外にも複数のマウントアダプターも同時購入しておきました。これはL39(バルナックライカのスクリューマウント)→NEX(E)マウントで、レンズは55年頃にレオタックスに供給されていたトプコール5cm F1.5です。ガウス系とゾナーの光学系を融合させた独自のレンズ構成の銘玉ですね。フィルムカメラでライカのズマリット5cm F1.5と比較しましたが、トプコールの方が優れていました(あくまで個人所有のものの中でのテストです)。ちなみに、このマウントアダプターはたった990円! しかもマウントキャップまで付いていました。作りも中国製とは言え侮れませんね。
SONY α7e-520.jpg
 こちらも格安な中国製のKマウントアダプターで、レンズは35mmカメラ用としては事実上最後のトプコールになるAMズーム・トプコール28-50mm F3.5-4.5です。このレンズはフィルムで撮ると、銘柄にもよりますがもの凄い油絵のような色に写ることがあるんです。しかし、デジタルでは簡単に補正が掛かってそうしたアクの強さは押さえられるかも知れませんね。Kマウントはトプコール各種だけでなく、シムコのズームやSMCペンタックスの28-50mmや50mm F1.4等も持っているので、撮り比べてみたいですね。
14年4月4日α7-520.jpg
 一番必要としていたトプコン/エキザクタ(EX)マウントのアダプターが1日遅れで到着しました(^∀^)。もう早速REオートトプコール28mm F2.8を付けてみましたが、どうもプリズムカバーの「SONY」の文字が似合いません(笑。このカメラのデザインは、直線的に仕上た軍艦部が、トプコンRE-2ユニレックスを連想させ、ボディの角もオートフォーカス時代以降のカメラに共通の丸まったものではなく、エッジが効いた機械式カメラのようで好ましいのですが、それなら文字も変えちゃえと言うことで、耐水フォトシールと言うインクジェットプリンターで仕上られるステッカーのシートを買ってきて、黒地に白文字で「TOPCON」と「D」をプリントして切り抜き、貼っておきました。これで「なんちゃってトプコン」の出来上がり~(^∀^)v まぁ、レプリカなんですが、ストラトスのレプリカではなくて、ポンティアック・フィエロにカウンタック風のボディを被せた一発で偽物と分かるレプリカのようなものでしょう(笑。
 このマウントアダプターは4980円でしたが、レンズ側のピンに掛けて固定するレバーの形状が悪く、ピンを爪の奥まで噛み込まなかったので、レンズを反時計回しにすると簡単に外れてしまいました。これではちょっと危険なので、このレバーを一部を削ってしっかりとピンを噛み込むように直しておきました(^∇^)b
α7+マクロトプコール+ベローズA-520.jpg
 EXマウントアダプターが到着したら、一番気になっていたベローズでのフィルムのコピーでデジカメに「スキャン」できるかどうかの検証です。早速蛇腹IV型+スライドコピアIII型にマクロトプコール5.8cm F3.5を装着して、適当にピックアップしたネガフィルムを挟んで取り込んでみました。ピント合わせはピーキングでできますが、どうもレンズの位置をそこそこ前後させてもピーキングのマークが残るので、どこがピークなのか分かりづらかったです。とりあえずここら辺かなと言うところで焦点を定め、パシャリ!
スライドコピアテストa-520.jpg
 その結果がこれです。ネガフィルムですから当然こんな赤茶けた色になりますが、果たしてこれがきっちり色を反転させられるんでしょうかね。とりあえずRAWとjpgで同時に写し込んだファイルのうち、jpgの方をPhotoshopで開いて位置を回転させて水平方向に反転させ、その上で色調の反転をかけてみました。
スライドコピアテストb-520.jpg
 反転させたら妙に青い画像になりましたが、自動補正をかけたらご覧のように色合いもそこそこ普通になり、きっちり見られるものになりました。ちょっとベローズで写す時に、光源をきっちり取り込まずに部屋の中で蛍光灯のままでいい加減に撮ったことと、スライドコピアのフィルムホルダーのところに枠のないネガフィルムを挟んだために、上下左右で隙間ができるので、そこから光が入り込んで、画像も四辺で色が変わってしまったことがミスです。ま、これはそうならないように気を付けるだけで解決できますから問題ないとして、肝腎の写りは粒状性やシャープさなど、あらゆる点でフラットベッドスキャナーより優れていますね。これは使えると思うので、これからはちょくちょくこのパターンでフィルムを取り込んで行きたいです。ちなみにこのフィルムは以前ライカR3のズミクロン50mm F2を他のレンズとともにテストした時のものです。ライカで撮っても、マクロ・トプコールで取り込む訳ですから、レンズの「味」は混血になっちゃいますね(^∇^)。
14年4月4日テスト撮影トプコール50mmF19-520.jpg
 こちらは上記ライカマウントのトプコール5cm F1.5でベランダから適当に撮ったもの。お手軽にシャープな画像を楽しめますので、本当に買って良かったです。絞り込んでもモニターに写るのは適正露出となった状態だから、暗くなることはありません。これもf8でシャッターは1/640秒を指していましたが、フィルムカメラでf8に絞り込んだ状態でファインダーを覗くと真っ暗になるのに対し、α7ではデジタル処理された液晶画像がファインダーに映し出されているので、絶えず一定の明るさを保っている訳です。
14年4月4日テスト撮影トプコール50mmF19b-520.jpg
 原寸大の画像から右上の高速道路を走るトラック荷台部分をピックアップしてみました。シャッタースピードが早かったので、車はあまり流れなかった結果、小さい方の文字はともかく、「CORPORATIONS」の文字が読めるくらい、遠くまでしっかりと写ってくれるんですね。色合いがちょっと淡い感じですが、四隅までしっかり描写してくれるこのレンズは、古いながらもなかなか優秀ですね。
 さて、まだα7が到着して2日で、平日ですからろくに写真も撮りに行けませんでしたが、これからはトプコールレンズをたっぷりこのカメラで使ってやりたいです。差し当たって、まずはずっと出していなかったRトプコール300mm F2.8や同13.5cm F2の高速レンズを楽しんでみたいです!


いつしかひっそり消えていた@自家現像液 [カメラ全般]

現像液B-520.jpg
 以前の本格的なカメラマニアな皆さんは、フィルムと言えばカラーポジを使う場合が多かったですが、やはりその発色の鮮やかさや粒状性の薄さが好まれたのでしょう。しかし、フィルムは高いし、現像代もバカにならない上、街中でよく見かける「30分仕上げ」とかの現像屋さんもポジはその場ではやってくれず、しっかりとした現像所に送っていた関係で、スピード仕上げなど皆無でした。ワテはカラーネガとモノクロばかりを使っていましたが、理由は簡単。ポジと異なり、簡単に自家現像できるからです。仲でも、画像の(株)エヌ・エヌ・シーから出ていた「ナニワカラーキットN」は特に秀逸で、この1リッターのセットを2つに分けて500ccX2として使えば、1回36枚撮りフィルムで7本の現像が可能でして、14本はこれで現像できる計算になります。当初、これは1500円程度で大型カメラチェーン店で買えましたが、6年位前だったでしょうか、フィルムカメラの需要が急速に下がり、こうしたよりマニアックな品物は真っ先に影響を受けて、一気に2500円に値上がりしました。それでもキッチリ14本現像すれば、1本あたり180円を切る訳ですから、これは大変有り難いものでした。
 現像が簡単だったのも使い続けた理由の一つでした。何しろ、A/Bの原液と粉末をに加え攪拌して現像液を作り、同じくA/Bの原液の半分ずつを水に加えて500ccとした漂白定着液を作っておけば、後は水温を30℃ないし38℃に保ってこの2液をそれぞれ所定の時間だけ現像タンク注入して時折軽くシェイクするだけでOKでしたからね。温度管理もカラー現像はシビアみたいなことがよく言われますが、ちっともそんなことはなくて、±1℃は当然のこと、2℃くらいずれても全く問題ないです。事実、30℃に保った液を、ステンレスリールにフィルムを巻き、それが2個中に入っているステンレスタンクに注入するだけで、大分温度は下がりますからね。また、人が手でタンクを持っていると、それだけで体温が伝わるのですから、あまりシビアに考えても仕方ないものでしょう。とにかく結構ルーズにやってもしっかり現像+漂白定着+水洗の3行程だけで現像できた、このナニワカラーキットは本当に有り難い存在でした。
 しかし、そのナニワカラーキットが知らない間に去年の半ばには販売が終わってしまっていて、もうどこの店にも置いてませんでした。とりあえずワテのところには12年に買った2個があり、そのうち500cc分だけ現像液を使ってますから、残りは500ccX3回分となり、36枚フィルムにして21本の現像しかできなくなっちゃいました(;´д`)。虚しいものです…。調べてみると、コダックのC-41・42プロセスや富士のCN-16と言う以前からのカラー現像液は出ているものの、これらはどれも補充液で、最初の「スターター」と呼ばれるキットは見かけません。と言うのも、それは現像屋さん向けのもので、大量な上高価ですから、あまりフィルムを使わなくなった者には全く向かないものです。
 薬品を調合して現像液を作る手段は残されていまして、FC-1と言う調合方法がインターネットで紹介されていて大変参考になるものでしたが、それもまた注ぎ足し式のものでした。しかし、1リッターの作成でフィルムを8本現像できる調合もありまして、これならナニワカラーキットと同じく500ccに分けて使えばもう少し効率良く現像できそうですので、それをやってみようと、薬剤を取り寄せてみました。
現像液A-520.jpg
 左から炭酸水素ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、臭化カリウム、手前がCD-4と言う薬品です。1リッターの現像液を作るのは、それぞれほんの数gですが、問題は手前のCD-4と言う粉末で、これがカラーネガ現像の胆なんです。上のナニワカラーキットでは銀色の袋の「現像液B」の粉末がこれなんですが、これらを注文した森本化成でもこのCD-4は最後の一つで、50gもなくて40gでの販売で終了とのことでした。つまり、このCD-4が入らなくなったので、ナニワカラーキットの生産が打ち切られた訳ですが、1薬剤としてもこれが最後なら、もう事実上アマチュアが手軽にカラー現像をする道は閉ざされてしまったような気がしますね。実はまだコダックC-41と同じ成分のスターターがローライブランドで入手できることを知りましたが、しょっちゅうフィルム現像をする人でないと、このスターターは劣化して使えなくなることが目に見えてますから、大きな損になる可能性大です。そうなると、やはりCD-4の生産が再開されるのを願うのみですが、それがかなえばナニワカラーキットも復活する可能性がありますね。
現像液C-520.jpg
 カラー現像液に対し、モノクロは今でも富士やコダックのものなら安価に購入できます。ワテは学生時代からフィルムも現像液もイルフォードを使ってきまして、出来上がったフィルムを見ると、富士のような紫がかったネガでもなく、コダックのような灰色がかった感じでもなく、ナチュラルなモノクロと言う感じで一番好きだったんです。もちろん粒状性は大変優秀で評価の高いものですが、しばらく前にやはりデジタルの波に押されて一度倒産しているんですよね。まぁ、コダックやポラロイドでも倒産する世の中ですから、これは仕方ないことなのですが、会社は再生して今でもきっちり現像液や印画紙、フィルム等を生産しています。しかし、日本には正規輸入代理店がなくなったために平行輸入品が入っているので、かなり割高になりました。画像は以前から使っている古い現像液3種ですが、左のマイクロフェンは富士で言うミクロファインと同じタイプの微粒子増感現像液です。中央のID-11はコダックD76と同じ標準的な現像液で、希釈も可能なタイプです。右はパーセプトール言う極微粒子現像液で、フィルムもイルフォードパンF等の低感度微粒子フィルムにぴったりです。ちなみに左のパーセプトールは日本チバガイギーが輸入代理店だった頃のもので、右の二つは中外写真薬品が売っていた頃のものになります。ワテの家にはまだこれらの箱が30個くらいありまして、もう古くなってヤバイのかなと思って先々週に使ってみたところ、全く問題なく古いイルフォードフィルムともども使えました。とは言え、さすがに期限切れ後10年経過のフィルムは厳しいでしょうから、今のうちにモノクロもたくさん撮っておいて、しっかり現像液ともども消費しておかないといけませんが、使い切ったら次はどうなるのかを考えるとブルーな気分になりますね。だって並行輸入のID-11現像液が1リッター用で780円もするんだもん(;´д`)。上の箱のやつは600cc用で130円ですからね~。モノクロも気軽に使えない時代になってきたんですねぇ~。

初めてニコンを買っていた@コンデジ [カメラ全般]

13年12月15日ニコンP330A-520.jpg
 愚かなことに、お気に入りだったペンタックスOptio RZ10を紛失してしまいました(ToT)。富士トリコローレで使って以降、11月半ばに釣りに出かける際に確かにSDカードを4GBのものに取り換えて準備したんですが、それがその後どこへ行ったか皆目分からなくなりました。家のどこかと言っても、たかがマンションですから、いずれすぐにうっかり置いたところが分かるさと安直に考えていましたが、結局全く出て来ず仕舞い。よーく考えると、出かける際に立体駐車場のスイッチBoxの上にちょっと置いたような気もしないでもないですが、はっきり覚えておらず、結局良く分かりません。何しろライムグリーンのカバーで覆われたボディですから、結構派手派手で見つけやすいと思うんですが、出てこないところから考えて、やはり外に置き忘れて持ち去られてしまったのかも知れませんね。ペンタックスRZ10はかなり倍率の高い光学ズームが重宝で、とても使いやすかったカメラですが、唯一の欠点は高感度時に色ノイズがたっぷり出てざらついた画面になることでしたね。ですから、ISO感度を基本的に100に固定して使っていましたが、CMOSセンサーは小さくて、描写力にはどうしても限界がありました。
 何はともあれ、出てこないのでは色々なイベントに行って写真を撮るのに支障を来たすので、しっかりしたデジカメをまたGETしておかないといけませんでした。そこで、まず考えたのがペンタックスがちょっと前に出したMX-1と言う高性能なコンデジ。ズームレンズは広角側が28mm相当から始まり、112mmまでの4倍ズームですが、絞り開放値がf1.8(望遠時2.5)と明るく、さらに受光素子がペンタックスのデジタル一眼レフと同じ1/1.7型の大きなCMOSセンサーになり、1200万画素ながらきれいな画像が得られるようになったものでした。でも、出て時間が経ってないせいか、Amazonでも28980円と、コンデジの割りに高価なために考えちゃいました。
 次に考えたのがペンタックスのミラーレス一眼のK-01。これはファインダーこそありませんが、Kマウントのレンズが使えるので、持っているAMトプコールを使えるメリットがありましたが、やはり値段は最低限のレンズセットで4万円弱はします。それならいっそのことペンタックスK30等のデジ一をとりあえず買ってしまおうかとも思いましたが、以前からペンタックスがニコンやキヤノンと同じように24X35mmの等倍CMOSセンサーモデルを発売しない限り、持っているAMトプコール28-50mm等も標準~中望遠ズームレンズになっちゃうので、本来の性能が発揮できないように思えて、手を出さないことにしていました。今回もそう思って自制しましたが、ペンタックスはいつフルサイズの受光素子のカメラを作ってくれるんでしょうね…。
 もうペンタックスで買うカメラはないので、他の銘柄をチェックしますと、ニコン・クールピクスのP330がかなり値引率が高まっていることを発見。受光素子は1/1.7型で、1219万画素。レンズは35ミリ換算で24-120mmの5倍の上、開放時のF値は1.8(標準側)と明るく、さらにペンタックスMX-1ではレンズキャップが必要ですが、ニコンP330は他のコンデジ同様に自動で開閉するカバーが付いています。デザインも両者は近いものがありますが、スペック的にはニコンの方が上回っている上に、今年の春に発売されたものですから、値下がり率も高く、結局19000円弱でしたんで、これを買うことにしました。思えば我が家に多くのカメラがごろごろありますが、ニコンはレンズ以外では初めて入手したことになります(^∀^)v 戦時中は陸の東光(東京光学:トプコン)、海の日光(日本光学:ニコン)と並び称された我が国が誇る光学メーカーですが、トプコン党員のワテは、トプコンと互換性の全くないニコンの一眼レフカメラはこれまで一台も買ったことがなかったんです。でも、レンズだけはライカ・スクリューマウントのニッコール8.5cm F2を持ってます(もらいもの)。50年代のレンズと2013年のコンデジと、かなり製造年に開きがありますが、とにかくこれで2つ目のニコン製品と言う訳です
13年12月15日ニコンP330B-520.jpg
 個人的に望遠より広角を良く使うので、これまで使っていたペンタックスRZ10の28mm相当のレンズはなかなか重宝していましたが、このP330は24mm相当ですから、既に超広角レンズの中に入りますね。フィルムカメラではREオートトプコール25mmを良く使ってきましたんで、この画角は一番好きなんですよね。しかも開放絞りがf1.8。暗い室内でフラッシュをオフにしても普通に使えるのが有り難いです。
 上部のダイアルは露光方式の選択のためのもので、カメラマークがお任せオート、Pがプログラムオート、Sがシャッター優先、Aが絞り優先、Mがマニュアル、Uがユーザー設定モードになります。普通はPにしておいて、適宜SやAにしてシャッタースピードや絞りを一番端のダイアルを回して選択して使うようにすれば良いですが、このように軍艦部にダイアル式に配されているのは使いやすいですね。RZ10等のこれまでのコンデジでは、一々MODEボタンやMENUボタンで選んだ後に+-を設定せざるを得ず、皆液晶画面と背面の円形に配されたボタンを使って行なうために、面倒でした。そのためプログラムオートばかり使う羽目になっていましたが、このP330では流し撮りをしたり、背面をぼかしたりと、これまでフィルムカメラで普通にやっていたことが手軽にできるようになりました。
13年12月15日ニコンP330C-520.jpg
 液晶もRZ10より鮮明でシャープな感じですね。さすがに新しいだけあって当然でしょうが、MX-1はどうなんだろ? 背面ボタンの配列もRZ10より多く、ビデオの録画ボタンが独立して設けられていまして、一々モードでビデオを選択した後にシャッターボタンを押して録画していたRZ10よりも数段使いやすくなりましたね。
 ズームレバーはシャッターボタンの外側に付いたノブを左右に動かして使います。このノブは前に突起が出ているので、ちょっと配置が悪いですね。やはり背面上部にあった方が、親指でズーム操作して人差し指でシャッターボタンを押せますから、この点ではRZ10の方が使い勝手は良かったです。
 ペンタックスOptio RZ10はたった1万円ポッキリで買えましたが、とても使い勝手が良くて本当にお気に入りだっただけに、なくなったのが残念で仕方ないです。でも、これからはこのニコンCoolpix P330で色々な記録写真を撮って行きつつ、ペンタックスがフルサイズの受光素子のデジ一を出す時まではできればこのカメラを使い続けたいですね。

前の5件 | - カメラ全般 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。