SSブログ

MAX&Minimum@霞ヶ浦 [ルアー・フライフィッシング]

13年5月26日デルタ霞ヶ浦A-520.jpg
 前日(土曜日)に修理上がりの350TR殿様バッタくんのエンジン始動のため、丹沢に持っていってチェックしますと、エンジンを元のF5Bのものに交換したものの、イマイチ変わりがありませんでした。そもそもなぜ丹沢まで持って行ったかと言うと、水曜に戻ってきた時点でキックすると、エンジンが掛からず、キックアームを踏み降ろした後に一度残留ガスが「パンッ!」と爆発するような状況で、またケッチンで足をくじいてしまったらどうしようもありません。そこで、坂の長い舗装林道に持って行って、下りながらの惰性でエンジンを掛けようとした訳です。しかし、調子は悪いままで、アクセルを戻すとあっという間にエンストし、回転の上がりも鈍くて、このままではとても使えません。そもそもF5Bのエンジンはクラッチが滑っていて、それとキャブ・オイルポンプはF9のものを使用するように指定していたのに、どうもこの辺は交換されていないままのようです。がっかり…。
 日曜はこの350TRビッグホーンで久々に林道を走りに行こうと思ってましたが、それもかなわず、でる太くんで霞ヶ浦に釣りに出かけることにしました。産卵シーズンを終えて、バス達の活性は低いのですが、いないことはないはずなので、最近通い詰めのポイントに向かいました。
 横浜からですと東関東道の成田IC経由が一番オトクですが、時間は丸々2時間以上かかっちゃいます。朝まづめは夜明け前に出ないといけないので、はなから無理だと諦めていましたんで、逆にゆっくり9時頃出発しました。折り畳み椅子に座ってのんびり日向ぼっこしつつ、気が向いたらルアーを投げるようなだらだらした釣りです(^∀^)v
13年5月26日デルタ霞ヶ浦B-520.jpg
 霞には11時頃に到着。さすがに日曜はバサーも多いので、4月に最初に釣った堤防のところにも、次に釣ったその隣の堤防のところにも既に人が入ってました。一番端の防波ブロックのところでまずは数投。すると早速ガチーンと根掛かりです(笑。でも、前回使ってみてその効果が絶大だったルアー回収器の「レスキューテポドン」なるものを使うと、またまた一発回収できました。これは紐のない単体で「レスキューロボ」と言う名でも売られています。前に使っていた緑色のクランクベイトルアーのような格好で、先端に4本の鎖が付いているものより、圧倒的に回収率が高いです。ただ、この紐がPEラインのようなもので、抵抗なくするする本体を送ることができる利点があるものの、岩場ではすれてしまってささくれるととたんに弱くなります。そのため、前回釣りに行って、4回の根掛かりのうち3回回収したものの、その3回目に岩を巻くようにラインが絡み、そこでこすれて青い紐から白い繊維がちょろちょろ毛羽立っていましたが、4回目の回収時に、せっかくルアーをガッチリ掴み込んだのに、回収器の紐が切れてお陀仏でした。そんな訳で、本体だけ別に購入して付け直した次第です。今のところワテは小型ルアーでしか使ってないですが、本当に優秀です。ちなみに、今回は2回の根掛かりで2回とも回収できました! 別に「かえりたーん」と言う3.1mの竿形のルアー回収器も積んで行きましたが、3回目の根掛かりが足元のものだったので、それを初めて使おうとやってみましたが、さっぱりルアーのフックが竿の先端の螺旋状の金属コイルに引っ掛りません。そのうちラインがぷっつり切れて、こっちは今のところ回収率0%です(;´д`)
 30分くらい竿を振っていると、見知らぬ方が声をかけてくれました。釣りの具合をあいさつ代わりにするのかと思いきや、「ガバチョさん」だって(^∀^)。(ハテ、どこぞでお会いしたっけ??)と思っていると、実は彼がこちらのブログを読んで下さっていて、しかも20年来のデルタ乗り&ルアー好きだったので、この日に霞に来たらでる太くんが止まっていてワテだと分かったと言うことでした。こう言う出会いって、ナンか嬉しいですね(^∇^)。東京の方だそうですから、第三日曜の大黒PAにお誘いしておきましたが、これからの灼熱シーズンはワテ自身行けなかったりして…。
13年5月26日デルタ霞ヶ浦C-520.jpg
 デルタ乗りのお兄さんと別れてそのまま釣っていると、ちょっとしてガツンとルアーが止まりました。「また根掛かりかよ、面倒くせぇ~」とつぶやきながら、ラインの止まった方にちょっと移動すると、竿先がぐんぐんしなります。「う゛お~! で、でけぇ~! た、頼む糸よ切れないでくれぃ~!」と願いながらリールを巻きますが、ドラグをちょっと緩めると全く空回りしてダメです。少し締めてから巻こうとすると、糸が切れそうになりますから、魚が弱るのを待って寄せるようにしましたら、しばらくして魚体が見え始めました。ふと見ると金色っぽい感じに重々しい引き具合から、「ん? これってバスなのか?」と訝しくなりましたが、その予想はドンピシャ。上げて見るとご覧のようにコイでした(^∇^)。大きさは50cm。細いニゴイではなく、丸々太った地ゴイで、そりゃもう重かったです。良く5lbのナイロンラインが持ちこたえてくれました。外道とは言え、初めてコイをルアーで釣り、その鉛みたいな引き具合をタップリ楽しめました\(^∇^)/ 霞にはレンギョが結構多く、それらが掛かるとバスなんぞ相手にならないほどのもの凄い引きを味わえることから、最近それ狙いで釣りをする人も多いそうで、俗称「利根川GT」と呼ばれているんだそうです(GTとは南の海で釣れる大きなロウニンアジのこと)。それにしても、なぜルアーに食い付いてきたのかはナゾですが、使っているやつが小さいラパラですから、何かの昆虫と間違えたのかな。
13年5月26日デルタ霞ヶ浦D-520.jpg
 1時過ぎまで同じところでルアーを投げ込みますが、以降は何の音沙汰もなし。バスはほとんど泳いでいないのか、前に見たようなライズもなければボイルもありません。竿を持つ手も痛くなってきたので、ここで昼食のために休息。およそ10km程離れたところにある、いつもの「どん膳」に行って「えび・ひれカツ定食」を味わいました。日曜はランチがないのが痛いところで、おかげでかえって空いていました。値段は300円増しでドリンクが付かないですが、毎回清算時に引くくじで、前回はソフトドリンクの券が当たりましたので、それを利用しました。しかも、前々回に使った時に書いて出したアンケートのお礼として、数日前に500円券が2枚届いたので、かなり格安に食べられました。ますますメタボになって行くワテ(^∀^)。
13年5月26日デルタ霞ヶ浦E-520.jpg
 午後2時半頃にポイントに戻ると、バサーの数は少な目になっていました。まぁ、あれだけ人がいたら釣れないでしょうね。そもそも産卵後の時期ですから、なかなか難しいのは仕方ないです。でも、かえってあっちこっち行ってるとますます釣れなくなることも多々ありますんで、ワテは基本的にここで根を下ろすことにしました。
 午前中はそうでもなかったのですが、午後はだんだん風が強くなってきて、波も高くなってきました。防波ブロックで囲まれたこの一帯は、風上側ですと凪のように水面が平たいですが、風下側のブロックには結構バシャバシャと水が掛かっています。ちょっと釣り辛い感じになってきましたが、相変わらずバスのライズは見られませんね。ワテのルアーにもサッパリ手応えはありません(;´д`)。でも、先でコイ釣りをしていた人はひっきりなしに釣れているようで、何度も竿をしならせていました。ウラヤマスィ…。
13年5月26日デルタ霞ヶ浦F-520.jpg
 しばらくこの辺のエリアをウロウロしつつ釣りをしていると、さっきのコイ釣り師はスロープの隣にある一番手前のエリアに移動していました。彼が釣っていたところを見ると、ご覧のようにアメリカナマズ(キャットフィッシュ)がごっそり捨てられていました。釣りたての新鮮な魚です。にゃんこにとってもおいしいご馳走です。この後お気に入りの一尾をつまんで、ここで食い切れないと思ったのか、口にくわえて重そうに歩いて去って行きました。猫に食われるキャットフィッシュ。さっきあんなに頻繁に竿をしならせていたのはこれだったんですね。外来種とは言え、こうして陸にうち捨てられる姿は、さすがに哀れですね。
13年5月26日デルタ霞ヶ浦G-520.jpg
 もう随分日が傾いてきましたが、一向にバスの反応はありません。薄暗くなってきたので、ルアーも白っぽいものに変えて目立つようにしました。これもラパラのミノーで、5cmくらいのものです。後ろの針にこうして毛が付いていて、これがひらひら動いてまるで尾びれみたいに見えます。
 これを投げていましたら、何かプルプルした感触が竿先にかすかに伝わったかと思えば、こんなのが釣れました。最初見た時はワカサギかと思いましたが、良く見ると背が黒くないので違うものだとすぐ分かりました。どうもウグイだかオイカワの子どもみたい。良くもまぁ、こんなものが食い付いてきたものですねぇ…。それともこのミノーを可愛いメスだと勘違いした、男性ホルモンびんびんのこぞうの猛アタックでしょうか(笑。外道’Sと言う点では共通ですが、午前中のコイの鉛のような引きとは完全に真逆な釣り納めになりました(^∀^)v
13年5月26日デルタ霞ヶ浦H-520.jpg
 スロープにはもう1艇もボートは残っておらず、日も沈む寸前です。暗くなってからのバス釣りと言うのも、なかなか釣れるとは言うものの、この辺は街灯も何もないので、釣りになりそうもありませんから、6時半まで粘った後、真っ暗になる前に竿を仕舞いました。それにしても、最後までバスのヒットがなくて、バサーとしては寂しい1日でしたが、外道とは言え50cm&5cmの魚がHitしたのは良しとしないとね(^∇^)v しかも、同じデルタ乗りの方と知り合えましたし、これはこれで濃厚な1日となってくれました!
13年5月26日デルタ霞ヶ浦I-520.jpg
 帰り道に、でる太くんも「55555」kmに到達しました! 先月成層圏くんが先に到達してますから、これで揃い踏みです。ちなみにMyハニーちゃんは春先に到達してます(現在は60050km程度)。もし我が家に車が1台だけだったら、この10年で10万kmは使っていた感じかな。さほど多くはないですが、そこそこ乗っているのは確かですね。


nice!(6)  コメント(8)  トラックバック(0) 
共通テーマ:自動車

nice! 6

コメント 8

HIRO

こんにちは。
釣りに出会いに楽しめた様で何よりです。
350TRは、心配ですね。
by HIRO (2013-05-27 20:55) 

ニッパチ

オォーッ!
立派な巨鯉w
ヘラ何かも雑食性が強くなると巨ベラになりますよね^^;
印旛沼では冬季の越冬場で巨ベラが13cmのミノーにアタックしてきますw
今年の1月、そのミノーで50UPの巨ベラが上がりました!
鯉も雑食性が強くカエルにクチボソ、川エビ・ザリガニまでも捕食してるみたいです^^;
僕もライトフロッグのゲームで巨鯉70クラスを過去に上げたことを思い出しました^^;
鯉は足場が低い場所で反転されると、ルアーロッドみたいなショートロッドだと強靭な背ビレでラインブレイクしちゃうのが危険ですね(´Д` )
オレのルアー返せー的なw
それにしてもお見事ですね(^^)
by ニッパチ (2013-05-27 23:40) 

ほりぐち

昨今、ヤマメ以外の魚釣りはサッパリですが、この真鯉はいい形、いい色、面構えでウマそうです!川の鯉はよく鍋(鯉コク)にしましたワ。わざわざ鳴門のサツマイモお取り寄せし、(人間様より贅沢ですね。)サナギ粉と混ぜ、吸い込み仕掛けで粘ったのですが、そんなに釣れませんでした。
だんだんヒバチ(ニゴイ)が増えだし、それに連れ鯉釣りも行かなくなったな〜。

自然のヘラ池で、たまに「朝鮮ドジョウ」が釣れましたが、あれってまだいるのですか?アメリカナマズの事かしら?

タナゴやタガメ、ゲンゴロウも減ったそうで、色んな事が移ろいますね、ビンテージ。

出張しますんで、一回林道ツーリング連れてってくれませんか?また、年末のチキチキ(VMX)も遊びにきて下さい!
by ほりぐち (2013-05-28 02:50) 

トプ・ガバチョ

>HIROさん、お早うさんです!
出会いは意外でしたが、この調子で嫁さん候補の人と出会いたいものです(笑。
殿様バッタくんは、前の状態よりは多少ましですが、何しろキックして掛からないのでは話になりませんから、取り寄せ中のガスケットが到着したら早速また修理に出してきます。
by トプ・ガバチョ (2013-05-28 06:41) 

おかんの頭の頭

最近は釣りをしなくなりましたが、わたしも以前は楽しんでおりました。
今回コメントしたのは、鯉のこと。
ニゴイは当然ですが、鯉もルアーにきますよ!
奴らは雑食の上、貪欲なので生魚も襲ってる事実があり、川のギャングはバスではなく鯉ですから。
私も何度か釣ってます、引きは凄いですよね~
鯉が増えると川は痩せて死にますから、何故鯉を記念的に放流したりするのか理解できない私です、それならハヤやハエを・・・ってね。
by おかんの頭の頭 (2013-05-28 06:43) 

トプ・ガバチョ

>ニッパチさん、やりました!(コイですが…)
今まで50cm級は釣ったことがなかったので、その引きを充分堪能しつつ、ライン切れやルアーのすっぽ抜けが怖かったです(^∀^)
しっかりしたコイも釣ったのは初めてですから、その重々しい引きも当然初体験です。
この前の40cmのバスより、はるかにキツかったです。
コイ釣り好きが多いのも分かるような気がしました。
しかし、ヘラで50cmとはもの凄いサイズですね。
コイも70cmではシーバス以上の引きのハードさを体験できるかも知れませんね。
ワテも大きい魚用にもう少し太いロッドを買っておこうかな(←釣れねぇ~って^^)

by トプ・ガバチョ (2013-05-28 06:49) 

トプ・ガバチョ

>ホーリーさん、どもどもです~!
そうですか、以前は川で釣ったコイを鯉こくで食べたんですね!
吸い込み仕掛けでぶっこみ釣りをしている方達は、相模川にもたくさんいらっしゃいましたが、話によると必ず一日数尾は釣れるとのことでした。
でも、その瞬間を目撃したことは一度もないんですけどね(笑。
朝鮮どじょうはライギョのことですね。
良く霞ヶ浦や印旛沼などの平地の湖沼・野池では釣れると言うのですが、ワテは一度も釣ったことがないです。
一度釣ってみたいのですが、どんな感じの引き応えなんでしょうかね?
今のところ、バスやブルーギル、アメリカナマズ等の外来種のために、確かに生息する魚の様相が大幅に変化してますが、どう言う訳かこの前釣れた大&小は、外道ではありますが「日本もの」でした(^∀^)
>出張しますんで、一回林道ツーリング連れてってくれませんか?
もちろん、大歓迎ですよ!
信州の林道はとても楽しいので、一度是非いらして下さい。
タップリ楽しめるルートを道案内しますよ~!
日にちはそちらに合わせることができますから、いつでもご連絡くださいね!
by トプ・ガバチョ (2013-05-28 07:03) 

トプ・ガバチョ

>おかんの頭の頭さん、お早うございますです!
そうですか、コイもルアーに食いつくものなんですね。
良く野池で釣りをしていて、コイが泳いでいるところの近くをルアーを通すと、コイは翻るように逃げちゃいますから、食いつかないものだと思ってました。
そうですか、結構小魚を食ったりするんですね。
それにしても引きは動き回る鉛の塊りみたいで、ズッシリぐおんぐおんしてました(^∀^)v
最近の霞ヶ浦ですと、バスはまだまだいますが、ギルはほとんど見かけなくなっちゃいましたね。
以前はあの小さな口で貪欲にルアーにアタックしてきて、結構良く釣れましたが、ワテが数年前から霞に戻ってきて以来、一度も釣れませんし、死骸も見かけませんね。
アメリカナマズだけは異様に多いのか、えさ釣りではやたらと釣れるようです。
by トプ・ガバチョ (2013-05-28 07:13) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。