SSブログ

外道のフィッシャーマン@津久井湖 [ルアー・フライフィッシング]

12年8月4日津久井湖A-520.jpg
 先週のニッパチさん御指南の印旛バスフィッシングで味を占めたワテは、「印旛のスレバスが釣れたんだから、地元神奈川のバスもイケルのではないか」と妄想し、そのスレ度では関東随一の津久井湖に行ってみることにしました。思えば津久井湖は、前に勤めていた会社の同僚が相模原の橋本に住んでいて、少年時代から地元津久井湖のバス釣りをしてきたことを聞き、良く中の良い仲間達と出かけたものです。しかし、20年前のその頃でも既にスレスレ状態で、なかなかバスは釣れませんでしたが、45cmくらいの大きなものをここで釣ったことがあります。基本的に当時からオカッパリで釣っていまして、同僚が教えてくれた駐車場からちょっと下ったところにあるスポットでやたらめったらルアーを投げるだけでしたが、丸一日やれば一匹は釣れましたね。でも、その後一層釣れなくなった話を聞きましたが、その頃は霞ヶ浦で楽しむことが多かったので、津久井湖へは全く足が向かなくなりましたっけ。
 とにかく、同じ県内にあって、しょっちゅう丹沢方面を車やバイクで走っているのに、この津久井湖には20年近くぶりに行く気になりまして、今朝ゆっくりと家を出ました。まぁ、1時間もすれば行けるだろうと思っていましたが、9時半過ぎに家を出て、GSに寄ったり何だりしているうち、保土ヶ谷バイパスに乗れたのは10時を軽く超えていました。しかも、下川井から渋滞が始まり、上川井で下りて国道246号を目指すものの、その合流地点でもずっと渋滞していたので、適当に裏道を数珠繋ぎにして津久井湖に到着できたのは12時頃。「はぁ~…。印旛沼に行く方が時間がかからないじゃん…」と、溜息ばかり出てました(笑。
12年8月4日津久井湖B-520.jpg
 昔良く来ていた時の釣り場は、もうどこか分からないので、とにかく地図で湖畔にできるだけ近付ける道を探して入ってみると、どこかの貸しボート乗り場の近くに水辺まで下りられるところがあって、うまい具合に先客もおらず、そこでしばらく釣ることにしました。湖面を見ると、何かちょろちょろ稚魚が泳いでいるのを、バスか何かが追いかけていって時折「バシャッ!」と水面に出て捕食しています。ジャンプするものもいるくらいで、魚影はなかなかのものですね。期待に胸を膨らませて小型のバイブレーションを投げ込みますが、反応はほとんどなし。今回持って行ったタックルは、ウルトラライトのスピニングロッドとリールで、糸は6lbのものを巻いてあります。ルアーは3㎝程度のミノーや5㎝未満のバイブレーションとクランクベイトで、小さいものばかりを小型のケース1つに入れて、ウェストバッグに入れて身に着けているだけの軽装です。
 バイブレーションでは無反応なので、クランクベイトにしてみましたが、それもイマイチな感じ。ここはあっさり諦めてラパラの小さなミノーに切り替えました。これは小さいので魚の警戒心は薄れますが、その小ささゆえ魚の目に付かない恐れがありますから、今回は白っぽい派手なものを使って、しかも早巻きをしてルアーがビリビリ震えるようなアクションをわざとおこして、目立たせるようにしていました。するとついにHIT! ググッと竿先がしなりまして、魚がきっちり乗ってくれたことが即座に分かりました。元気の良い動きを楽しめましたが、手前で魚体が横になった時に、妙に銀色だったので、「あれれ?」と思ったら、案の定「バス」ではなくて「ハス」でした。「゛無しかよ~」とがっくりしますが、まぁ、釣れないよりマシですから、これで良しとします。大きさは竿のグリップと同じくらいですから、25cm弱と言うところです。後で分かりましたが、近年津久井湖にはハスが結構繁殖しているんだそうですね。前に霞ヶ浦で釣ったことがありましたが、かなり良く泳ぐので、引きはなかなか力強かったです。
12年8月4日津久井湖C-520.jpg
 どうもちょっと沖の方で稚魚の群れを追いかけているのはハスのようですね。ボートで釣っている人も何人かいましたが、バスを釣っている様子は見られませんでした。ワテも同じところをちょっとだけ移動しながら竿を振り込むと、続けて2匹HITしましたが、手前まで寄せると同じサイズのハスでした。針の掛かりが深くないこともあって、その2匹は陸に上げた時に暴れた際に、うまい具合に針が外れてくれて、手を汚さず水に戻すことができました。
 今度は色違いの小ミノーを投げ込むと、やはりHIT! ただし、今度はいかり針をすっぽりと口の中に入れていて、これは引き上げてペンチで針を抜いてやらないといけません。ちょっと血が出ていて可哀そうでしたが、水に戻してやると、しばらく休んでから体力が回復したところで沖に向かって泳いで行きました。
 時計を見るとこの時点で2時半頃。ここではハスしかいないので、移動して良いオカッパリポイントを探してみることにしました。で、津久井湖沿いにできるだけ湖畔に近いところを走り、途中岸に下りられそうなところに入ってみますが、あまり良さそうなところはないので、釣りは諦めてポイント探しだけにしました。一応2ヶ所見付けましたから、人が来ていなければそこで時間つぶしできそうですが、バスが釣れるかどうかは分かりません(笑。
 夕まずめのおいしい時間帯になる前に、渋滞が気になったのでさっさと帰ることにしました。すると国道412号を走っている時に、急に大雨になりましたんで、早目に竿を畳んで正解でしたね。道は国道246号で一時渋滞したものの、比較的すっきりと帰宅できました。でも、やはり1時間半くらいかかるのですから、マジで印旛沼の方が行きやすいですね(^∇^)。近いうちにまた行きたいな~!


nice!(3)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 3

コメント 2

ニッパチ

トップの画像メッチャ雰囲気ありますね~(^^)
自然豊かな雰囲気が津久井湖の人気ある要素なんですかね(^^)

ライズやボイル打ちに出るとドキドキしますよね~(^∇^)

今、夏休みなんで湾岸線西行き渋滞しますけど、他のシーズンは印旛沼で夕まずめまで釣りをしても渋滞は皆無と思います^^;

これから朝のまずめだけ秘密のポイントに入ります^^;(高◯川)

また印旛へいらして下さい(^-^)/
by ニッパチ (2012-08-05 02:58) 

トプ・ガバチョ

>ニッパチさん、お早うさんです!
あの画像は三井大橋から自分が釣りをしていた場所に向かってカメラを向けたものです。
時間的にはまだ3時ですから明るかったんですが、急に雲が厚くなって薄暗くなっていましたね。
風はほとんどなくて、山間のダム湖なんですが結構暑かったです。
それにしても、稚魚の群れを追いかけていたのはバスではなくハスとは意外でした。
津久井のバスどもは元気がないのかなぁ(笑。
印旛は間違いなく良いですよね。
今度はゴムボートを持って行って釣るのも面白いかな(^∇^)
by トプ・ガバチョ (2012-08-05 08:00) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。