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記録的なフィッシング@霞ヶ浦 [ルアー・フライフィッシング]

10年7月31日霞ヶ浦1.jpg
 木曜日に、久々に釣りに出かけようと色々タックルを用意していましたら、金曜にかけて雨。それまでどピーカンが続いていたのに、タイミングが悪いったらありゃしません。で、お天気が回復した土曜日に釣りに行くことにしましたが、休日の渓流の管理釣り場は多分人でいっぱいでしょう。ですから、釣れないのを覚悟で霞ヶ浦まで足を延ばしてみました。
 数年前に久々にやってきた霞ヶ浦は、10数年前の爆釣スポットからは考えられないほど魚影が薄く、虚しい釣り場に成り果てていましたから、当然今回も釣れる訳はないと思いつつ、お気に入り写真でアップした成層圏くんの写真のスポットで、でる太くんを撮りたいと思い、カメラも数台持って行ったんですよ。
 これはいつものコンパクトデジで撮ったものですが、こうして見るとでる太くんもまんざらでもないですね(^∇^)。でも、この時点でちっと問題が…。
10年7月31日霞ヶ浦2.jpg
 これはフロントグリルの向かって右側ですが、プラスチック製の網が逝ってますでしょ。実は、首都高速湾岸線をのんびり燃費走行をしていると、葛西のJCTの手前付近で、反対車線から赤ん坊の拳くらいの大きさの、何か黄色っぽいものが飛んできました。ワテは3車線のうち真ん中を走っていましたが、追い越し車線に車はなく、それがフロントバンパーに当たって「ボテッ」と言うような音がしました。どうやら柔らかいもののようですが、「シュークリームのようなものだったら、汚くつぶれているだろうなぁ」と思いつつ、あまり気にせずそのまま千代田石岡ICで下りて、霞ヶ浦の北側へ向かいました。土手で止めて見ると、何とこの状態…。当たったものはナンだったかサッパリ分かりませんが、決して硬いものではなさそうです。それでも高速道路で走っていると、こんなヤワなプラスチックのグリルなど、簡単に割れてしまうものですね。それに、もう20年前の製造ですから、かなり劣化もしていますしね。
 何はともあれ、トホホな気分で釣りを始めることになりますが、釣果は初めから目に見えていますから、より一層溜息が強まります。
10年7月31日霞ヶ浦3.jpg
 フライフィッシングのタックルも持って行きましたが、とにかくブラックバスが狙いですから、ルアー釣りをすることにしますが、リールに巻いてあるラインもいささか古くなっているせいか、手で強く引っ張るとぶった切れちゃいます。また、長らく使ってなかったこともあって、巻き癖がきつく、先端の20m分くらいは一度投げた時に変に絡まってグチャグチャになってしまい、切り取っちゃいました。
 ルアーを付け直して何度か湖面に投げ込むと、一度グイッと手応えが! 「おおっ! いるぞ!」と思いましたが、この時は釣り針に掛かり切らずに終了。でも、魚がいることが分かり、ルアーを変えたりあちこちに投げたりしてみますが、その後はアタリは一切なし。で、ちょっと深く潜るミノー(リップの長いルアー)を投げると、何か底に引っ掛かったような手応えの後、藻のようなものが絡み付いてきました。ゴミを払おうと針を見ますと、藻ではなくナンとちゃんとしたお魚さん! 画像はボケてしまいましたが、黒い体に茶色っぽい縦の楕円形の模様がいくつか並ぶ魚で、エラの後ろの辺りに針が刺さっていました。このルアーもかなり小さいもので手の大きさからもお分かりでしょうが、魚は指先程度の大きさです。
 それにしても今までこんなに小さなものを針で釣ったことがありません。これが「記録的」な訳ですが、トホホ度が益々アップです。「お前はナンでルアーに引っ掛かってくるのよ…」とつぶやきながら、だらりとした小魚と言うより稚魚をデジカメで撮って、放してやろうと水面に近付けると、勢い良く体をばたつかせて水中に飛び込んで行きました。死んだふりしていた訳ですが、あのちゃっかりぶりなら、自分の体より全然でかいルアーに引っ掛かるオマヌーなやつですが、何とか生き延びることができそうです(笑。
10年7月31日霞ヶ浦4.jpg
 その後、小さな漁港内に入ってルアーを投げ込んでみますと、一投目で強い引きがあり、「う゛っ! こ、これは大きい!」と思い、丁寧に引き寄せようとリールを少し巻くと、ブチッ! 「はぁ~…」と溜息が漏れますが、数年前のここはアタリすらほとんどなかったので、期待度は今回の方が高いことになります。
 場所を元に戻してしつこく小さなミノーを投げ込んでいますと、パンパカパーン! きましたきました! 岸壁に近いところでグイグイ竿が引っ張られます。糸が弱いので、慎重に引き上げますと、30cmにちょっと欠けるくらいのブラックバスが釣れました! やっぱり数年前にブラックバスの駆除を大々的に行い、その数が激減したものの、しばらくして多少の繁殖はあるようですね。
10年7月31日霞ヶ浦5.jpg
 それにしても、真夏の日中での釣りは厳しいですね。周囲に日陰になるものが何もないので、ずっと日差しを浴びていたら、途中から息切れしやすくなって、ちょっとした動作にも疲れる感じになり、ついにはみぞおちの辺りが痛くなって立ってられなくなりました。何か目まいがする感じで、持って行ったUCCコーヒーもたくさん飲みましたが、皆汗で出て行くようです。これは完全に熱中症なんでしょうから、一時車の中で休みますが、窓を全開にして湖側のドアを前後とも開き、リアハッチも開けて風通しを良くしてもフロントガラスから差し込む日差しが暑く、寝ていられません。仕方ないので、ちょっと休んだだけでまた釣りに復帰しますが、折り畳み椅子に座りっ放しでの釣りになりました。これじゃとても釣れたもんじゃありませんが、遠くでおこぼれ頂戴を目論む白鷺が、「あれじゃ釣れそうにないから、期待できなさそうね」と言わんばかりでじっとしています。
10年7月31日霞ヶ浦6.jpg
 日が傾いてきてから、水面のあちこちで魚のジャンプがあって、餌を捕るブラックバスのライズで波紋も結構見られます。でも、ルアーには掛かってくれません。あまり歩き回る気合もなく、椅子に座ったままダラダラと竿を振っていましたが、午後5時半頃に諦めて竿を畳みました。夕陽がきれいなので、ちょっとフィルムカメラを取り出してみようかとも思いましたが、ヘトヘトな状態では道具を片付けるだけで萎えちゃいました。もう気温はかなり下がってきていますから、多分30℃を切っているのでしょうが、日焼けが著しい顔や手はヒリヒリして熱いまま。ちょっと頭痛もあって、胃もたれのような感覚もあり、帰ることだけで頭がいっぱいです。
 でる太くんの高速路での燃費はなかなかのものです。行きも帰りも多少の渋滞はありましたが、満タンで300km近く走った割に燃料計の針はまだ半分の位置にありましたから、リッター10km以上走ったことになります。これは見直しましたが、ウィンカーのレバーの具合がちょっと変になり、左方向からのハンドルを回しての戻りが悪く、クリックが弱まっているのか、ふにゃふにゃして戻りきらなくなった感じです。右から戻すと勢い良く戻り、と言うより戻り過ぎて中央を飛び越えてちょっと下に下がり過ぎて左のウィンカーが点灯することすらあります。グリルだけでなくこんなところも点検しないとイカンことになりましたが、こりゃもう、記録的なトホホフィッシング行になっちゃいました(´д`)


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HIRO

こんにちは。
暑い中お疲れ様でした。
釣りとかには、ワッタッチシェード?とか日除けになる物を持っていた方が良いかもしれませんね。
今時分、熱中症も怖いですから、スポーツドリンクも大量に...
by HIRO (2010-08-01 21:54) 

shun

フロントグリルは残念でしたね。プラスチック製のものでも買うとなると高いでしょうから、ため息が出てきちゃいますよねぇ~
by shun (2010-08-01 22:42) 

トプ・ガバチョ

>HIROさん、お早うさんです!
いやぁ、ホントにもう暑くて参りました(^o^)
考えてみると、今、高校球児達は、この日照りの中で連日県大会で戦ってるんだから、スゴいもんですよね。
スポーツドリンクの類は、マジで大量に必要です。痛感しました(笑。

by トプ・ガバチョ (2010-08-02 08:43) 

トプ・ガバチョ

>shunさん、アザース!
フロントグリルは今ヤフオクに出ていますが、16Vのもので3万の値を付けていまして、解体車両のものゆえ、でる太くんのものより一層経年劣化が著しいのは目に見えていることもあって、全く購入する気は起きません。
どうせですから、網の部分を金属のものにして作り変えてやろうかと思ってます。
実は前々からそうした方が面構えも引き締まるような気がしていました。
まぁ、他に安い解体車両の部品があったら、購入しますけどね(^∇^)
by トプ・ガバチョ (2010-08-02 08:51) 

ヒチロー

真夏の日のあたるコンクリートの上に魚を置いて記念撮影かよ!
焼き魚にしたいわけ~!おまえのようなヤツに釣られるバスが可哀そう。うかれてんじゃね~ぞ。ぶわかたれwwwしwwぬwwえww!
by ヒチロー (2010-10-01 01:03) 

ハチロー

↑なんだこのタコ
タコは2chでふにょふにょ泳いでろ!


管理人さん、失礼しました。
いつも楽しい記事を読ませてもらってます。
こうした嫌がらせコメントは許せないもんでつい書き込んでしまいました。
上のクソコメントと一緒に削除して下さい。
by ハチロー (2010-10-01 09:58) 

トプ・ガバチョ

あれ? 「更新してないのに久々のカキコが!」と思ったら、変な方向にいってますねぇ。

>ヒチローさん、
シー・シェパードみたいなお考えなのかどうか分かりませんけれど、釣った後で手も触れず水に返す、返しのないフックを使う人達もいますが、普通釣り上げたら岸の上に置くでしょう。
幸い胸ポケットにコンデジを入れてましたんで、魚も弱ることなく元気に湖中へ戻って行きましたが、釣りと言うのは魚にフックをかける時点で極端に言えば既に動物虐待。
特に釣った後でそれを食べる訳でもないバスフィッシングは人が勝手に楽しむだけのものですから、釣ったものをコンクリートに上げたことを突っ込まれるのでしたら、ゲームフィッシングそのものを批判してやって下さい。

>ハチローさん、
いつも読んで下さり有り難うございますm(_ _)m
色々な考えの方がいらっしゃいますから、匿名性の高いネットの世界では気楽に思ったことを書いちゃうんでしょう。
でも、ある意味、そうしたカキコは本心だったりしますんで、こちらも反省すべきは反省していきたいですね。
by トプ・ガバチョ (2010-10-01 10:25) 

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