ぷよぷよ退治＠でる太くん

　前にお天気の問題で中座したでる太くんの天井ぷよぷよ問題を解決すべく、本日重～い腰を上げていっちょアルカンタラの接着をやりました！

　まずは天井外しですが、これが意外と大変で、たくさんの隠しネジを外していかねばなりません。多くはネジで止めてある部分の外側に、プラスチックの蓋をはめ込んであるんですが、後ろの部分はネジ止めではなく、硬質ビニールのひだひだの付いた筒状のものをボディの穴に押し込んで止めてあり、これがうまく外せません。これが4つあるんですが、そのうち1つは完全に外す際にボロボロになってしまいました。また、それなりにきれいに外れたやつも、ひだひだの部分はほとんど削れ、再利用してもイマイチ役目を果たしてくれるかどうか分かりません。でも、後部中央の2つは頭が表に出るので、あまりキズのないものを再利用し、ルームランプに隠れる部分は、指が裏側に入れることができたので、しっかりしたボルト＆ナットで止めることにしました。

　さて、天井を外してリアのハッチから抜き取ります。その上でベースの枠と天井本体を分けますが、この枠が紙のような材質にビニールコートしたようなもので、木ネジが当たる部分はキャラメル大に紙が分厚くなっています。それにしてもネジの数が多いこと。やはり枠も天井のベースも厚いとは言え紙なので、たくさんのネジを使って力を分散させているんでしょう。また、木ネジも太さや長さが使われる部分で違うので、外したものを順に並べておきました。
　天井ベースとアルカンタラを少し外してみますと、赤茶けたウレタンかすがぽろぽろ落ちてきます。試しに指先でなでてみると、右下画面のように斜めに白っぽくなった部分が現れます。これが天井のベースの色です。

　アルカンタラを剥がして裏側の赤茶色のカスをタオルで擦り取ったのが左側。端がめくれていますが、この青味を帯びたグレーが表面の色です。
　ベースもかすを落とし、薄茶色の状態にしていよいよ接着剤を塗布します。

　2本の接着剤を使い、それをヘラでベース全体に行き渡るように延ばして行きますが、速乾性のものはこの間に固まりやすいので、完全に乾くまで12時間かかるものを使いました。でも、2時間ほどでそこそこ固まるので、一応パッケージには「速乾」と書いてありましたけどね。
　フロント側をまず位地合わせして、いよいよアルカンタラを貼り付けます。本来なら中に数ミリ厚のウレタンが入っていた訳ですから、アルカンタラに付いたネジ穴とベースのネジ穴が揃うはずはありませんが、これは枠にはめ込む時に隠れるので問題ありません。とにかくここでシワやムラが出ないように気を付けて延ばします。　アルカンタラを貼り付けている時は、接着剤もまだ完全に乾いてはいないので、ある程度ズレなどは剥がして貼り直すことができます。
　貼り付け終わったベースを枠にネジ止めしますが、ここは木ネジをきつく締めるとすぐなめちゃうので、ある程度締まったところで止めておきます。それにしても数が多いので面倒ですね。

　さて、出来上がった天井を車体に取り付けるのがまた大変。とにかく、最初は頭で天井を支えて、両手でドライバーとネジを持っていなければいけないんですからね。しかも、ネジと車体のネジ穴が上手く合わずに、下方からドライバーに力を入れて回しつつ支える訳ですから、とても疲れます。でも、悪戦苦闘しつつ、何とかスッキリ取り付けられたのがこの画像です。これまでのぷよぷよが完全になくなって、これだけで快適この上なし！　今日は晴天だったので、クーラーもバッチリ使って、でる太くんでちょっと走ってきましたが、「ああ～、天井が頭に当たらない！　涼しい風も出てくる！」と、当たり前のことを喜んでいたワテでした～（＾∇＾）v

コメント 2

おおおっ！　綺麗になっていますね（＾＾）！！
僕、プリちゃんの天井を張り替えてもらいましたが、
貼るのも二人がかりで相当大変な作業のようでしたよ。
見事大成功、おめでとうございます。

by くっさん。 (2010-06-08 07:10) 

＞くっさん、お早うございますぅ！
我ながら、上手く貼り直せて良かったです（＾∇＾）
くっさんのプリちゃんは傷んでいないのに取替えちゃったので？
やはり、天井は支える人と固定する人がいないと苦しいですね。
結構疲れましたが、出来上がってからの快適さが全て吹っ飛ばしてくれました～。
by トプ・ガバチョ (2010-06-08 08:13)