SSブログ

成層圏君退院 [ランチア・ストラトス]


本日小雨の中、成層圏君を取りに三茶に行ってきました。
今回は撮影の日にちに合わせて最低限の修理しかやりませんでした。
で、前回のドライブからしっかりとは動かなくなったタコメーターをとりあえず動くようにしてもらいました。
どうやら、タコメーターそのものから傷みがあって、日本計器サービスではメーターの基盤から作り直してくれたそうです。
その際に、メーターパネルを外した状態で三茶の修理屋さんが日本計器さんに成層圏君を持っていったところ、パネル裏側のハーネスを社長がご覧になって、「あれ?このストラトス、昔ウチでやったやつだなぁ」とのことで、にこにこしながらやってくれたそうです。
何でも、日本計器サービス独自の部品がどこかに使われていたらしく、多分成層圏君が国内に入ってきて車検を取る際にそれが使われたもののようですから、79年頃のことになるはずです。
長い年月を隔てて再び意外なところで再会すると言うことは、やはり目じりが下がってニンマリするもんなんでしょうね。

ところで、その直ってきたタコメーターですが、まだ電気的な問題が残るようで、後日多少の手直しは必要でした。
ワテが昔こいつを購入した時点では、オリジナルのマニエッティ・マレッリのセミトラからワコーのCDIに交換されていて、デスビも当然交換されていました。
オリジナルはこの電気パーツが悪さをしやすいようで、結構フルトラ化しているものが多いそうです。
当初、コイル回りはどうだったか覚えていませんが(確か赤いペイントが剥がれかけたものが付いていた記憶あり)、ワコーのCDIはこちらの手違いで壊してしまい、ルーメニションのディノ用を取り寄せて交換したところ、デスビキャップが初めからルーメニションのものが付いていたことが判明。
ですから、ここは交換することなく新品のパーツが今も実家にあります。
で、この辺りのパーツからタコメーターのパルス信号を得る訳ですが、ルーメニションのCDIではそのままタコメーターと繋げてしまうとメーターが大暴れ。
そこで、間に抵抗をかますのですが、今回の修理ではそれが不要になるようにして、コイル回りから直接取り出せるようにしてくれたそうです。
しかし、帰りにまず街中をトロトロ走っていると、明らかに動きが変です。
2000回転程度でも針が3000~4000辺りをうろうろしまして、アクセルをオフにすると安定して2000を指します。
ちょっとだけアクセルを踏むと暴れ出し、戻すと針も確かなところに戻りますので、「これではなぁ」と思いつつはしっていました。
環八に出るところでアクセルをぐっと踏み込むと、針が一瞬ビュンと上に行くかと思いきや所定のところにぴたっと収まります。
第三京浜でもアクセルを踏み込んでいると針は安定しますが、5速80km/hでは回転が3000以下ですからやはり4000辺りをふらふらします。
そのままグイッと踏み込むと、回転は上がる前ですが、本来の位置に戻ってくれます。
つまり、低回転でのアクセル半開きでは針がふらふらするのですが、アクセルオフとアクセルを強く踏んだ加速状態では正しい動きをしてくれるんですね。
3000回転以上ではアクセル半開きでも何も問題はなくなりますので、抵抗の点でまだ若干煮詰めるところがあるようです。
メーターそのものは正確になっているようですから、問題はやはり抵抗にあるんでしょう。
クラッチの減りもかなりですから、この夏は電気配線と合わせて修理しないといけませんね。


nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:自動車

nice! 1

コメント 2

くっさん。

電気モノは、見えないだけに難しいですね。
僕は、配線を引き直すぐらいしか出来ません。
“抵抗入れて…”なんて、やろうという気にもなれないですよ(>o<)
そろそろツライ気温になってきましたね(^^)
by くっさん。 (2007-06-01 13:36) 

トプ・ガバチョ

くっさん、いらっしゃいませ(^^)v
成層圏君は色々なところがオリジナルではないので、結構適当にいじっちゃってますよ(笑。
でも、やはり電気はコワイですね。
下手すると火が出ますからね。

>そろそろツライ気温になってきましたね(^^)

ホントですねぇ。
水曜の雨の中に乗って帰ってきましたが、気温はさほど高くなくてもムンムンしてましたよ。
by トプ・ガバチョ (2007-06-01 21:31) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。