SSブログ

ベイトリールは初だった@おNewタックルpart1 [フィッシング・タックル]

13年9月25日Newタックル7-520.jpg
 昨年から車仲間のニッパチさんと、彼の地元の印旛や霞方面にバス釣りに行くようになって、以来単独でも何度も行くようになりました。これだけ毎月のように釣行しているのは、以前勤めていた会社の仲間達とさんざん霞で釣りまくっていた80年代後半から90年頃までの、最初のMyブーム時以来です。思えば80年代半ばに丹沢の管理釣り場でトラウトルアーを始めたのがこの世界に入るきっかけでした。当時スポーツフィッシングの雑誌やカタログ本等を熟読して、「これ」と思ったロッドをサンスイ横浜店に行って注文しましたが、それが今も現役のUFMウエダ・スーパーパルサーII CSII-602と言うUL(ウルトラライト)ロッドでした。リールも同時にミッチェル308Proと言うモデルを購入して使っていましたが、これは既にフランスではなく台湾製になっていた頃のものでした。しかし、当時は今みたいに生産国の表示義務が曖昧だったため、Made in Chinese Taipeiの文字はどこにもなくて、ミッチェルだから当然フランス製とてっきり思って使っていましたっけ(^∀^)v ただ、数年使っているうちに、メインギアの裏側に一体成型されている小さなギアの歯が半分欠けて、ハンドルクランクを逆回しすると、ストップせずに半回転戻ってしまうようになりました。その時は、「やはりフランス製とは言え設計の古いものはダメなのかな」と思いましたが、すぐに今はヤマダ電機傘下になって久しいダイクマでミッチェル310ULと言うモデルが安売りしていて、「なぜこんなスーパーみたいな店で売ってるのかな…」と思いつつも、えらく安かったので1つ買っておきました(今でも使うチャンスがなく箱に入ったまま)。その際に、もうミッチェルが台湾製になっていたことを知り、「なるほど、だからギアの金属の質が悪かったのね…」と、ため息が出たものです(笑。
 当時勤めていた会社は99年に退職し、以降自分らで会社を興したり何だりで、仕事が忙しくなって休みの日はカメラ&バイクに明け暮れていたため、釣りからはかなり遠ざかりましたね。でも、その頃昔通った霞ヶ浦の一級ポイントに行ってルアーを投げても、さっぱり釣れなくなっていて、「一体霞はどうなったんだろ?」と不思議に思いつつ、またバス釣りに出なくなりました。
 その間、92年頃から始めたフライフィッシングは続けていて、さすがに山深い渓流での釣行はなかなか時間的に難しかったですが、管理釣り場ではそこそこ楽しんでました。
 06年頃にまた久々に霞に向かいますと、アメナマが初めて釣れてビックリしました。バスはチビバスが1匹だけ。本当に霞は死んだと思いましたね。この頃に散々カメラ購入に利用していたeBayオークションで、ORVISのスピニングリールやバンブーロッド等を、今からしたら相当安く購入して使うようになりましたが、あくまでトラウトを対象としたもの+シーバス用に揃えたものでした。かつて会社の同僚が津久井で使っていたABUのクラシカルなベイトリールに巻かれた太いラインが印象に強く残っていますが、実は当時1度だけ国産の安物ベイトリールを買ってちょっとだけ真似事だけした経験がありました。でも、4lbのラインを巻いたスピニングのように軽いルアーを遠くに飛ばせることなく、ちょっと気を緩めるとバックラッシュだらけで、持っていても使う理由が感じられないまま、友人にあげちゃいました(;´д`)。以来、ずっとスピニング&ULロッドでトラウトもバスもこなしてきた次第です。
 それが去年からニッパチさんのタフなライン+大型ルアーを使ったトップゲームを目の当たりにして、その50cm超を釣った画像を見せ付けられると、未だに45cm程度までしか釣ったことのないワテには、憧れの世界でしたね。そこで、シーバス用に持っていたORVISのバンブースピニングロッド+ORVIS 100A(スピニングリール)で大物を狙うべく、霞に持って行きましたら、アメナマが掛かってそのきつい引きに竿が大きくしなり、釣り上げた後にも竿先がしばらくしなったままなのを見て、「こりゃ、もっと丈夫なロッドを買わねば」と考えて、UFMウエダのスーパーパルサーZ GG-700(グリグリ700)を入手した訳です。それもちょっと前に大物アメナマを抜こうとして10lbラインをぶっちぎりながらポッキリやっちゃいましたが、その後、このML(ミディアムライト)の竿の一段下のL(ライト)クラスのスーパーパルサーII CSII-65LBをちょっと前に買って、グリグリ700はORVIS 150Sと組み合わせて10~12lbラインでのシーバス用に、CSII-65LBはORVIS 100(8lbライン)ないし100A(6lb/10lb)ラインで多少重めのルアー用に使っています。後はいつも使っている軽いルアー用に前述のCSII-602ないしパックロッドのPCA-60とORVIS 50Aの組み合わせで、このところずっと変わりません。
 しかし、少し前にアップした30g級の大型ルアーや、そこまで大きくなくても20g級のルアーを投げるには、どの竿も役不足で、それこそM(ミディアム)やMH(ミディアムヘビー)のバスロッドがあれば、バスフィッシングに関してはほぼ全域をカバーできるようになるはずです。6~7ftの硬いバスロッドは、ほとんどがベイトリール用ですから、当然使い勝手もこれまでのものと大幅に変わるし、改めて練習しなければなりません。でも、どの分野でもそうなんですが、どうも最新鋭のタックルにはあまり興味が湧きませんで、釣れなくても使っていて楽しくなるようなものが好きなので、どうせ買うならABUアンバサダーのクラシカルなモデルだと決めていました。ABUは古いモデルを何度か復刻させて少数生産してきましたが、それを狙った訳です。
13年9月25日Newタックル4-520.jpg
 ベイトリールを買うにあたって、まずは当然ロッドありきですから、ここで10~20lbラインが適合するMHクラスのものをウエダのもので探しますと、ウエダが解散する頃まで売られていたPRO4(ボロンと言う金属材質のロッド)が結構安くたくさん出ていました。しかし、どれも程度がよろしくなさそうで、今度は「スーパーパルサー」で検索すると、1本だけありました! ワテの大好きなスーパーパルサーIIのシリーズで、CBII 60MH/Bと言うモデルです。しかも程度がかなり良いものでしたが、問題は画像の通りグリップが付いていないこと。ウエダのバスロッドは、他の国産メーカーと同じく富士工業のFujiグリップと言うやつを使っていて、それは単体でも入手できるので、他にスーパーパルサーのバスロッドなど出てくることもないでしょうから、ここは購入に踏み切ることにしました。で、到着したものはほとんど傷1つない状態のものでしたが、袋やケースも付いておらず、1ピースロッドのみ。早速グリップを探して購入しないといけません。
13年9月25日Newタックル5-520.jpg
 ベイトタックルは使ってこなかっただけに知識が皆無でしたが、Fujiグリップは現在リールシートの部分だけ生産していて、ハンドルの部分まで一体になったものは中古品かデッドストックを探すしかないんですね。それでヤフオクで画像のウッドハンドルの新品グリップを入手しましたが、ロッドのエンドにはめ込まれているFujiグリップ用のプラスチックの筒には「12mm」と刻印があるのに対し、この画像のグリップの説明では内径16mmとなっていました。そうなると4mmの差が生じますが、他のオークションページではFujiグリップ用のフェルールとかコネットとか、何かスペーサーのようなパーツが売りに出ていて、色々なサイズがありました。「あ、コレを使うのか」と思い、竿の尻にあった12mmの刻印に合わせて12mmのコネットを注文しました。それにしても、グリップの説明で内径を示していたのはこの出品者さんだけで、他のFujiグリップの出品者さんは全くサイズを明記していないのに、結構皆さん入札しています。そこで、「ひょっとして、Fujiグリップの口径は皆同じで、7.5mm~14mmまであったコネットとかフェルールの口径と言うのは、竿本体の口径を示したもので、皆グリップに挿入する側は外形が16mmになってるんでは?」と気付いて、ノギスで竿尻の径を計ってみると、しっかり16mmでした(;´д`)。つまり、安いとは言え、別にコネットなど買わなくても良かった訳です。ナーンも知らないので騙されましたが、あの竿尻に付いたプラスチック製のものこそFuji製のフェルール(コネットも同義のようです)で、その12mmのマークに翻弄されていた訳です(笑。
13年9月25日Newタックル1-520.jpg
 この日は同時に、別のショップに注文しておいたベイトリールが到着しました! 初めはちょっと小さ目のABUアンバサダー2501Cを買って、太いラインを巻いて重いルアーに使おうと思いましたが、ニッパチさんに相談したところ、ベストは12lbくらいのナイロンラインだとのことでした。12lbまでなら既にスピニングでカバーしてますから、もう一歩太いものは巻けないかと思ってヤフー知恵袋で質問してみると、2500ユーザーさんから14lbでも問題ないと言うお答えを頂き、そうすることにしました。でも、14lbですとさすがに30gのビッグベイトルアーはキツいでしょうから、前述のベイト用スーパーパルサーを活かすべく、一回り大きいアンバサダー5001を買おうと思っていました。ワテは長いことスピニングに慣れているので、右投げ左巻きが癖になっていて、右巻きの多いベイトタックルは、投げた後でロッドを持ち替える必要があるので、これも使う気があまり起きなかった理由でした。しかし、最近はABUも左ハンドルをシリーズ毎に作っていて、少量ながら市場に出ていました。中でも5001は70年代に出た最初の左ハンドルモデルで、長らくこれだけだったんですが、90年代以降、時折1501や2501等を出しては絶版にして、また復刻させては少数で終了したりして、なかなか入手しづらいものでしたが、最近は新しいモデルで左右ともに売られるようになっていました。しかし、オールドタイプの復刻モデルの左ハンドルはやはり数少なく、狙った5001Cも古いせいか、どうも程度の良いものがありません。ヤフオクでは2万オーバーは当たり前で、それならほとんど未使用で出ていた09年に限定200個で出ていた5501CSロケット・ファクトリーチューンと言うモデルを買った方が良いと判断して、注文しました。それがグリップともども到着したんですよね~(^∀^)v
13年9月25日Newタックル2-520.jpg
 このリールは、5001をハイギアード化した5501Cに手を加え、軽量スプールやハンドル周り、その他を変更して、色も限定カラーで何色か揃えて売ったものでして、他に派手なオレンジ(と言うよりキツい金色みたいな感じ)とパープルがありましたが、その中ではこのシャンパンゴールドが一番大人しい感じでした。できればシルバーかガンメタのようなグレーが良かったですが、そんなものは作られてませんでしたんで、仕方ないですね。
13年9月25日Newタックル3-520.jpg
 軽く巻いた感じではスムーズそのもの。ドラグの締め込みも緩めもすっきりできますし、バックラッシュ防止のブレーキ調整も簡単ですね。後は実際に糸を巻いてルアーを投げてみないと分かりませんが、慣れるまではブレーキをキツめに締めておいて、バックラッシュを防ぐようにして使いつつ、サミング(親指でそっと回転するスプールのライン上を押さえて余計に回転させないようにすること)が普通に馴染んできたら、ブレーキを緩めて飛ばす距離を延ばすようにします。とは言え、スピニングでもルアーの着水位置を人差し指でサミングして調整しますから、まぁすぐ慣れるでしょう。
13年9月25日Newタックル6-520.jpg
 で、ロッドにグリップをつなげてリールを装着。木製グリップの色と、シャンパンゴールドのリールの色が程良くマッチしていて、この色にして良かったと思いました。サイズ的にも問題なしで、思ったよりも重く感じませんでした(あくまで「思ったより」ですよ)。グリグリ700にORVIS 150Sを付けて片手で持った感じと比べ、かえって軽いですね。ただ、グリグリ700はダブルハンドルで、グリップの余りを肘や脇に当てて巻き上げ時のサポートになるのに対し、こちらはシングルハンドルのグリップですから、一日竿を振って巻いていると手首が痛くなりそうですけどね(^∀^)。
 実はこのリールには20lbではなく16lbラインを巻いて、12lbのスピニングはシーバス専用に割り切って使うことにしました。別にABUの2501を入手し、それに12lbラインを巻く予定です。ロッドは7-15lbが適合するミディアムクラスの古い6ftグラスロッド安価に入手することができまして、それを使うことにしました。これでバス用にほぼ全サイズのルアーを投げられるようになる訳です。次の釣行が楽しみで仕方ないですね\(^∇^)/

P.S: ちょっと一気にベイトタックルを揃えちゃいましたんで、ストラトスの足回り補修やフロントガラス交換作業用に取っておいたお金を半分近く使っちゃいました。勢いで買っちゃいましたが、後がコ、コワイ…。


nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 1

コメント 2

ニッパチ

数あるABUのリールも今では本国で製造されているのは、唯一このファクトリーチューンのみだと思われますw
もしかするとモラムもそうかな?
いや〜かっこいい!!
見た目バッチグーですよ〜(^^)
富士のグリップは全て内径16mmなんですね?
富士のグリップは1本しか持ってないので気が付きませんでしたww
お役にたてませんですいません(^^;
新調したタックルで、騙されたと思って釣れるまでビッグバドを弾き倒してみてください(^^)v



by ニッパチ (2013-09-28 21:27) 

トプ・ガバチョ

>ニッパチさん、アザース!
2501CDLも到着しましたが、持ってみた感じは5501CSの方が作りがしっかりしていますね。
確かに2501の方が一回り小さいですが、どちらもデザインのおかげでパーミングするとかえって持ちづらくなるかな。
2本指で多少リールの脇を覆うような持ち方が丁度良さそう。
フジグリップとの相性はなかなかですね。
ヘドンの古い竿のように大きくオフセットされていないので、若干背が高くなりますが、持った感じは丁度良かったです。
あとは湖に持って行って、釣果無視でキャスティング練習をしてきますね(^∇^)v
by トプ・ガバチョ (2013-09-29 06:30) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。