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工具箱新調?@実はアレ用 [Beta工具]

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 以前、Betaのポリ製工具箱を買いましたが、それは成層圏くんのトランクルームに納まっています。観音開きの上蓋を開くと、中に取っ手の付いたトレーが乗っていて、その取っ手が上蓋の中央の穴から飛び出るので、そのまま全体のグリップも兼ねていました。それが新しいモデルになり、取っ手は上蓋に付き、中のトレーには別に専用の取っ手が付いた形になりました。その上で、丈夫には二つの黒い蓋ができていて、何やら細かいものを収納するスペースが別に確保されているようです。で、ワテはこれ↓に使うことにしました(^∇^)v
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 そう、ルアーのタックルBoxですよ~(^∀^)。釣り用品店でも似たようなタックルBoxは色々出ていますが、値段的にそこそこ高価で、なかなか買う気になれませんでした。ルアー専用の表面がクリアーな蓋が付いたものは、そこが普通のプラスチックのため、蝶番の根元が割れやすくなります。それに、リールやその他のかさばるものを収納できるものが必要だと思っていたので、必然的にBox形状のものが欲しかったんですが、今まで家で収納用に使っていたのはホームセンターで売っている半透明な白っぽい何でもBoxでした。それもフライのタイイング用の材料や未使用のルアー、その他の釣り用品でいっぱいになり、別にタックルBoxを購入しようと考えていたんです。
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 せっかくだから、釣り場にも持って行ける形のものが望まれましたが、意外なことに、ルアー用の大型タックルBoxは肩掛け用の穴が無いものが多く、ほとんどが手持ち型。それならわざわざ割高な釣具メーカーのものを買うより、ホームセンターでまた半透明の何でもBoxを買った方が良さそうですが、このBetaのツールBoxが4千円台で買えるのですから、これを利用する方がよほど嬉しいと思って取り寄せた次第です。
 内側は分離式のトレー以外に仕切りはありませんから、ルアーや小物は別に小箱を用意しなければいけませんが、これらは以前よりたっぷり持っているので全く問題なし。スピニングリールを計5個、小箱を7つ、フライ用の中箱(CD用Boxを利用)を突っ込んでますから、あとは釣竿を持って行けばバスでもトラウトでもルアーでもフライでもOKな訳です。ただし、このままでは持ち運びが面倒なんで、小改造しておきました。
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 左右に取っ手を追加して、そこにベルトをかけて肩から提げられるようにしただけですが、これだけでもかなり持ち運びが楽になりました。もちろん、これを肩に提げて釣りをする訳ではありません。あくまでもこのBoxは車までで、現場では今まで通り必要な分だけをウェストバッグに詰めて釣りをすることになります。それでも肩から提げられるかどうかは、かなり重要な問題で、これによって持ち運び時に両手がフリーになり、他の荷物も一度に運べるようになりますんでかなり重宝です。でも、なぜかルアーのタックルBoxは昔から手持ち専用が多いのが解せませんね。
 とにかく、このBetaのポリ製の工具箱はかなり使い勝手が良さそうです。旧タイプよりもこんもりしましたが、その分収納スペースは多くなり、ボルト・ナット等の細かいものを収納できる部分も設けられて、当然のことですが普通に工具箱として使うにも結構優秀です。あとは上蓋が後ろまで開き過ぎるのが気になるので、中に紐を付けて60度以上開かないように工夫したいです(^∇^)b

Beta Utensili [Beta工具]

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 ちょいと探し物をすべく、押入れの中の本をごそごそあさっていたら、懐かしいものが出てきました。92年頃色々ベータの工具を買っていたのですが、その頃取り寄せたハードカバーのベータの英語版カタログと、ショップでもらった日本向けリーフレット2種でした。ハードカバーものは実にしっかりしたもので、当時のベータ工具の全商品がアップされ、別に日本向けに価格表も一冊付いていました。表紙がカッチョいいイラストのリーフレットは、同じデザインのNo.2もありますが、観音開きの長綴じで、売れ線に的を絞ったものです。当時はベータ・セールス・プロモートと言う会社が練馬にあり、正規に国内輸入していたのですが、今は残念ながらその道はなくなっちゃいました。ですから、こうした国内向けカタログも、もう出て来ることはないでしょうが、残念なことです。
 当時は、『オート・メカニック』誌や『自動車工業』誌などで、盛んに色々な工具のテストや比較をしていましたが、それに乗ってかスナップ・オンが急速に車好き・バイク好きに浸透していったところがありましたね。同時にマックツールの販売車がスナップ・オンに対抗して走り回るようになりましたっけ。
 それ以前、ワテは『オート・メカニック』のソケットレンチ比較テストで高評価を得ていた国産の「Koken」のものを使っていましたが、どうしてもラチェットギアの歯数が24のナス形タイプですと狭いところが苦手。やはりタイコ形の細かいラチェットで歯数の多いものが欲しくて、少々高かったのですがBetaのセットを購入して、その魅力にはまりました。薄い作りで滑りにくい加工の施されたレンチ類や、オレンジの握りが美しいT型六角レンチやドライバー、何から何までBetaにして行くようになりましたっけ。この気持ちの根底には、昔のF1の弱小チームで頑張ったV.ブランビラのイメージがあったのは間違いないですけどね(^∀^)。
 それにしても、去年購入した売れ残り5段チェストが、当時の価格表では168,000円もしたんですね。当時買わなかった理由が分かりました(笑。

工具など色々@車関連 [Beta工具]

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 先日、成層圏くんのVベルトを取り換えて、その他のところを少し直して試しに走ってみましたが、問題は全くなしでした。そこで日曜日に気合が入っていれば遠出するつもりでしたが、ちょっと午前中にドピーカンの中で仕事をしたら、そのたまらない暑さで遠出はあっさり諦めました。
 せっかくですから、虫干しがてらカメラを持って散歩コースを走ってきましたが、やはり調子は万全! 気持ちよく汗をダラダラかきました(笑。
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 直って嬉しいものの、やはり成層圏くんは暑すぎるので、カメラをでる太くんに載せ替えて、写真を撮りに改めて本牧方面に向かいます。そもそもデルタのクーラーも大して効かないのですが、それでもサウナにはなりませんから、エアコンスイッチを入れて涼しい風が出て来た時には、「あぁ~、やっぱエアコンだよ~ぉ!」と、妙に嬉しかったりします。でも、途中からエアコンのベルトが鳴き出しまして、「ギュギュッ、ギュッギュッ…」と大きな音が出てくるようになりました。「おいおい、今度はオメーかよ~、トホホ…」となりましたが、何せデルタのエンジンルームはトンでもなくみっちり状態。触りたくもありません。ここは鳴き止めスプレーで凌ぐとしましょう。その前に、去年の車検時に全てのベルトを交換してもらっていたんですが…。
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 となると、こうなったら最後の砦、Myハニー号の登場です。これは室内が狭いのにエアコンビンビンですから、これを時折使っている妹は、温度を上げているほど。頼りになるやつです。
 これで何の心配もなくフィルムを使い切ったワテは、帰宅してからフィルム現像をしましたが、ちょっと前に抜いた中判のモノクロフィルムがどうしても見付からず、途中から部屋中を探索する羽目になりました。ついでに掃除もしましたが、結局あのフィルム、どこに置いたのかサッパシ分かりません。最近物忘れが多くなってきましたが、オサーン化は止められませんねぇ…。
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 そんなこんなで先週は変に忙しくしていましたが、今日は午前中におおよその仕事も済んで、午後からは駐車場の清掃ついでに、ぐちゃぐちゃになった工具箱を整理整頓してキレイにしてやりました。
 以前から主要なハンドツールはBetaのものを好んで使ってきましたが、Vベルト切れの際に「もう少し車載工具を充実させとかないとイカンかな…」と思い、せっかくですから、両口スパナ・ラチェットレンチ・メガネレンチ・ドライバー・プライヤーなど、一通りの工具をまた別にBetaのもので揃えたかったのですが、今ベータ工具を正規に輸入しているお店はないようですね。多少売りに出ているものでも、ほとんどが売れ残り処分品みたいです。
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 でも、幸運にもヤフオクでプラスチック製のツールBoxをかなり格安で入手できましたので、これを成層圏くんの車載工具用のBoxにすることにして、早速緊急時に対応できるようなものを含め、ラチェットレンチのセット等と共にいくつかのダブって持っているBetaのツールを突っ込んでおきました。
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 このようにストラトスのトランクにベータの工具箱が納まると、何やら良い雰囲気です。(←と勝手に思い込んでま!)
 電気工具も、本来なら1/2インチのラチェットレンチセット用の箱に押し込んであるのですが、これも一緒に成層圏くんに当分積んでおくことにしました。反対に、でる太くんにはKokenのラチェットレンチセットを積んであるだけですから、今後もういっちょ頑張ってBetaの工具を探しておきたいですね。まあ、将来はしっかりしたガレージを持って、工具箱もしっかりしたチェストが欲しいところですが、すっと前に、M井工具さんにお世話になった際に譲って頂いた、壁掛けのように工具を引っ掛けるBetaのガレージ向けのツールBoxも活きてくるはず。何しろ現在は、ワテの部屋の玄関に置かれ、たくさんの鍵掛けになっちゃってますから(笑。

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トルクレンチ@ベータ工具 [Beta工具]

08年11月14日Beta工具3.jpg
 これまで車やバイクを整備する際、ある程度まで自分でやってきました。特にバイクはいじることが多く、当初は安物の工具類を使っていたのですが、どうもすっきりしなかったですね。特に二束三文のラチェットレンチにはそれを強く感じさせるものがあり、ソケットに妙な隙間があってユルユルな印象でした。そこで、当時『オートメカニック』誌などで、盛んに工具のレポートなどが載っていたので、まずはその中でとても評価の高かったKokenのラチェットレンチセットを購入して使ってみることに。
 Kokenのラチェットレンチはボタンでソケットのロックを解除して着脱するタイプで、歯数は確か24かそこらのものでしたが、高級感もありつつ実用的なイメージで、高評価なレポート通りのものでしたね。今でも時折使っていますが、唯一の不満は歯数が少ないタイプですので、どうしてもスペースに余裕がない時にはラチェットが機能しない可能性があったことです。
 で、これを解決すべく歯数の多いタイプを次に物色したんですが、このタイプは若干値の張る輸入物でないとダメなんですね。そのタイプではフランスのファコムかイタリアのベータになるのですが、ファコムは小さくスッキリしているものの、持ってみるとどうも華奢な雰囲気でした。ベータは回転が渋い感じがしましたが、使い込むと馴染むらしく、既にランチア・デルタ・インテグラーレ・16Vに乗っていたこともあって、こちらにしたんですね。これが使ってみると素晴らしく、程よいトルク感を持ちつつ滑らかなんですね。重みはそこそこありますが、グリップが太いのが何より好みでした。
 こうなると一気に色んなベータの工具を使ってみたくなるのが人情(←コラコラ、自分の悪いクセじゃろうに…)、その後折を見ては様々な工具を揃えていきましたね。
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 ベータ工具は正式には「Beta Utensili(ベータ・ウテンシリ)」と言いますが、F1でも多くのチームが使っていたことでも有名です。ワテは70年代半ばのF1で、以前に書きましたがマーチ751に乗るV.ブランビラが好きでしたので、彼のメインスポンサーであるベータ工具に興味を持ったのもある意味当然。面白いことにラチェットレンチは3/8と1/2を購入しましたが、たまたま買わなかった1/4の小さなものは、何とKoken製だったんですよ。現在は知りませんが、やはり1/4サイズを作っていなかったBetaもKokenの品質を認めていた結果なんですね。
 その後バイクのクランクシャフトや様々なエンジンパーツを組み上げるのにトルクレンチが必要になりまして、初めて買ったのが上のBeta 606/10と言うモデル。10kgfmまで量れるモデルで、バイクには丁度良いサイズです。下のロックを回して解除し、グリップ自体を回転させてトルクを決定すると言う機構も良いですが、デザインの秀逸な点も気に入っています。購入当時で2万円以上したでしょうか。

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 こちらは606よりしばらく後に購入したもので、5.5kgfmまで量れる608/5と言うモデルです。より低トルクのものを正確に量るのが目的で購入したんですが、デザインが随分異なっていて、下のリングを画像のように引き下げて、これをそのまま回すタイプです。これは0.8kgfmから量れるのが良いですが、このタイプの何よりも有り難い点はラチェット部が黒いボタンを押すことですっぽりと抜け、普通のレンチやメガネレンチ形のものと付け替えられることです。でも、それらをサイズごとに買っていたら大変なので結局ラチェットのまま(笑。値段も若干安かった記憶がありますが、やはり2万円近かったかな。
 車用に20kgfm辺りまで量れるものを購入したいとは思っていましたが、結局いつの間にか成層圏くんもお蔵入り状態になっていたので、その後はあまり工具は物色しなくなりましたね。
 
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March 751 [Beta工具]


70年代半ばのモータースポーツはどれも面白かったですね。当時F1はかなり好きで、良く雑誌を読んでは意味も分からず「萌え~」状態でした(笑。
速かったのはやはりフェラーリのニキ・ラウダやヘスケスでその才能をアピールしてマクラーレンに引き抜かれてチャンピオンになったジェームス・ハント、タイレルの6輪車で常時表彰台に立っていたジョディ・シェクター、ずんぐりしたリジェ・マトラを時としてトップで走らせたジャック・ラフィット、ロータスで花開いたマリオ・アンドレッティなど、その後チャンピオンになった人も多く、後のセナやプロスト、シューマッハのような常勝ドライバーに優勝を独占されることなく、時としてあまりパッとしないチームが優勝をさらうことがありましたね。
その中でワテが最も印象に残っているドライバーが74年からF1に参戦したヴィットリオ・ブランビラと言うイタリア人で、モンツァ・ゴリラと呼ばれた暴れん坊です。
この人、イタリア国内のチャンピオンになって、ヨーロッパF2選手権でも年間2位になるなど、腕前は第一級でした。
F1に登ったのは彼個人をサポートしていた同じイタリアの工具メーカーで、多くのF1チームも使っていたBeta Utensili(ベータ工具)がF1でも全面的に彼のスポンサーを務めたからで、当時資金難に困っていたマーチが、マシンとスタッフごとベータに貸与するような形でブランビラをエースドライバーとして迎え入れます。
同じく初の女性ドライバーとして話題に上ったレラ・ロンバルディはエルフ石油のスポンサーを受けてマーチに乗ることになりました。
ところで、74年のマーチ741はとても不恰好で、スポーツカーノーズはまあいいとしても、ドライバーを囲むカウルの部分がボディから無理に付けたように角度の立ったものでした。
見た目と同様、戦績も悲しいもので、6位入賞がやっとと言うレベルでした。
翌年のマーチ751は、それに比べるとはるかにマシになりますが、やはり第一線で活躍するマシンと比べると、その力のなさは誰の目にも明らかでした。
そんな力のないマシンで上位を目指すためには、相当な無茶をしなければいけませんが、ブランビラはさすがに“漢”です。
しょっちゅう無茶をしてはマシンをぶっ壊してリタイアしてましたっけ。
でも、だからと言って安全に走っていては如何ともし難いマシンで、無難に走って10位前後を目指しても意味がありません。
ニキ・ラウダが速いマシンでクレバーに走って優勝を勝ち取るのは、彼の才能からすれば問題のないことでしょうが、フェラーリではなくマーチに乗っていたら常勝はいくら何でも無理だったでしょう。
そんな車で、ブランビラは皆が危険な状況であまり無理をしない時に、これぞチャンスとばかり俄然気合を入れて走っていまして、リタイアしなければ結構入賞できる時もありました。
一度PPも取ったことがありましたが、10月のオーストリアGPでは優勝しています。
この時はもの凄い雨で、それでもレースを強行する運営側と、中止を要求するドライバー側で一悶着ありましたが、レースが決定してからは皆プロですから全力を出そうとします。
しかし、雨足がもっと強まり、とてもまともに走れない状況の中で、ただ一人ブランビラのみが猛烈にアタックしてトップを走り、周囲を驚かせました。
さすがに運営側もこれ以上レースを続行するのは無理と判断して、レースが半分に満たないところで急遽チェッカーフラッグを振りました。
突然のことで「ん?終わりなのか?じゃあ、オレが優勝したんだな!ヤッター!!」と言うノリで我を忘れたんでしょう。
直後にハイドロ状態でスリップしてクラッシュし、ノーズのもぎ取れたマーチ751でガンガン手を挙げて喜ぶブランビラに「こう言うドライバーに頑張ってもらいたいな~」と思ったもんです。
それにしても、スリップ寸前のギリギリ状態で攻めていたブランビラ、「こう言う時しかオレにはチャンスがないんだから、ヤルしかない」と言う気合がもたらした優勝ですから、性能的に優秀なマシンで勝ち取ったポイントに比べ、半分になったその短縮レースのポイントの方が重みがありますね。
その後、ブランビラはまた弱小チームのサーティースTS19に乗り、これと言った戦績を上げられず、78年にロニー・ピーターソンが死亡する事故に巻き込まれて彼も瀕死の重傷を負います。
当初ピーターソンよりブランビラの方が危険な状態だったそうですが、80年にアルファロメオのチームからカムバックしてスポット的に何戦か出場して引退しました。
画像は先日見付けたブランビラ優勝時のマーチ751のミニカーですが、こうしたものが作られているなんて、思えば凄いことですよね。
しっかりレインタイヤを履いていて、作りもとても良く、我が家のカメラ棚にランチアのミニカーと共に並んでいます。


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