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新たな車がやってきた@お風呂場スリッパ号 [ランチア・イプシロン]

イプシロン斜め前-520.jpg
 先月、06年に購入して9年間乗ってきたトラブルいっぱいのでる太くんを、いよいよ里子に出して新たな親元に迎えられました。そもそも、デルタは9年間で3万km程度しか乗らず、軽トラのMyハニーちゃんが足車に、ミーティングやツーリングでは成層圏くんがあって、家族で乗る時がその出動機会になるはずでしたが、何しろガス抜けしていない状態でもエアコンは冷風機並で家族には不評でした。しかも、突然のトラブルにも何度となく悩まされたもんですが、もちろんできることならずっと手元に置いときたかったです。しかし、去年の夏場に成層圏くんを友達と見せかけて近寄ってきていた詐欺師に騙されてそいつのところにメンテナンスに出したところ、トンデモ整備&ボッタクリで115万も取られた上に、その後かえって電装系でトラブルがありとあらゆるところで出るようになってしまいました。それに追い討ちをかけるように、デルタが11月に車検の1週間前になってまさかのタイベル2万km切れで、ヘッドバルブの総取り換えや車検等で、65万の出費になり、最早維持できなくなって泣く泣く手放した次第です。でも、ここしばらくのデルタの中古価格は高騰する一方で、あんなに安かった16Vの10万kmのものですら200万もするようになり、EVO1や2の5万km程度のものは3-400万コースになっています。おかげで、我がEVO1をその相場からするとかなり安くはありますが、そこそこの値段でヤフオクに出したところ、12時間で購入希望の方から連絡があって、あっさり婿入り先が決まった次第です。
お風呂場スリッパ号-520.jpg
 でる太くんが旅立った後は、足車はMyハニーちゃんだけで充分と思っていたものの、やはり母が家庭用に乗り心地の良いやつが欲しいと言うことになり、昨年中にかかったぼったくり整備やタイベル切れヘッド修理費用を差し引いて残った金額+α程度で買える、格安のファミリーカーを探しました。外車では前から2代目イプシロンが良いと思っていましたが、国産の軽も今ではかなり快適に乗れますから、どちらかにしようと思っていたものの、実は軽は人気があって、それなりに高級感があって程度もそこそこ良いものならイプシロンとあまり値段の差はない状態でした。こうなると、当然イプシロンに目が向きましたが、後は値段と距離、ボディカラー等の条件で一番良いものを探しまして、候補に上がったいくつかの車両を見に行きました。その中で、丁度浜松に5.8万kmで大幅に値引きしてくれるものがあったので、色合いも最も気に入っていたこともあって、確認しに行った時に決めてきました。
 色々な整備や予備車検等を浜松のFrit Autoさんでやっておいてもらい、仮ナンバーも取得して、いよいよ21日、この新たな足車、お風呂場スリッパ号ことランチア・イプシロンを浜松まで取りに行ってきました! 仕様は1.4 16V D.F.N.と言うオートマ(セミオートにもなります)車で、ギリギリ横幅が1.7mなので3ナンバーにならずに済む大きさです。 長さも幅もNewチンクェチェントよりも5cmずつ大きいですが、見た感じはほぼ一緒ですね。年式は06年型で、~03年までの初代イプシロン、11年~の3代目クライスラー・イプシロンに対し、2代目になります。 個人的に、デザインはこの2代目が一番好きですが、これにも09年までの前期型と、それ以降の後期型の2つに別れまして、後期型には黒いバンパーが省かれ、下側のエアインテーク部分のデザインも台形を横に伸ばしたように変わりまして、何か物足りない雰囲気でした。そんな訳で、最初から買うなら2代目前期型と決めて探していた訳です。本当なら、エンジンはディーゼルの1.3が良かったんですが、日本にはあまり入ってきていないのか、中古市場には一台もありませんでした。
 色はこれまでデルタで紺色に乗っていたので、今度は淡い色にしたいと思っていましたが、青系は3種類あって、このフィアット500にもある淡い水色、普通の水色、ちょっとグレーがかった水色が売られていました。イプシロンのベージュやクリーム色、朱色等のやつにはBカラーと呼ばれるトップに濃い色合いの塗装を施したツートンカラーのものが選択できましたが、不思議と水色にはそれが用意されておらず、この紺のトップは後塗りで仕上られたものです。 元々クリーム色にちょっと暗めの赤、ベージュに黒、薄茶に濃い茶と言った具合の組み合わせですから、水色に紺メタはバッチリオリジナルのカラーみたいな雰囲気で、これも気に入った点の一つです。

イプシロン斜め後ろ-520.jpg
 引き取りに行きがてら、試乗も兼ねて浜松北部にある引佐湖まで足を延ばして、ちょっとルアー釣りもしてみました(^∇^)v で、実際乗ってみた感じは、一速でスタート時にアクセルを丁寧にじんわり踏まないと、ちょっとギクシャクした感じになる以外は、このオートマミッションはなかなか具合良いですね。 マニュアルモードにしないでも、レバーを+/-に入れるだけで、随時ギアが変更できますし、そのまま放っておけば普通にオートで車速に合わせてギアが切り替わります。もちろんマニュアルモードにして自分でギアをチェンジして使うこともできます。
 1.37リッターのエンジンは意外とパワフルで、帰路の新東名で5速100km/hからアクセルをグイッと踏み込むと、4速に一旦落ちてから回転がギャーンと上がって加速しつつ、5速に入って結構なスピードに達しました。燃費は、浜松で満タンにして横浜に帰ってきて、翌日には陸運局や区役所、ちょっとした買い物で市内を走り回り、合計300km強で20リッターの補給になりました。7割方高速道路での走行ですが、燃費は15km/ℓなら充分でしょう。町中中心ですと、12km/ℓ程度とのことですが、デルタが6km/ℓでしたので、それに比べると倍走ってくれますし、軽トラのMyハニーちゃんもそんなものですから、なかなか立派なもんでしょう。
イプシロン斜め前2-520.jpg
 乗り心地は柔らかいスプリングとしっかりしたショックアブゾーバーから、結構しっとりした感じで悪くなかったです。当初、オプションの16インチアルミホイール+扁平率45の薄いタイヤが付いていたことから、もう少しゴツゴツしたものになると予想していたんですが、思いの外滑らかな感じで良かったです。これなら、無理に15インチにダウンして185の60を履かせる必要もなさそうです。ただ、この車両ではホイールのボルトを隠すキャップが左右で微妙に色が異なり、助手席側のホイールのキャップは青味がかったグレーで、運転席側はホイールと同じアルミ色でした。これはやはり揃えておかないといけませんから、早速パーツを発注して交換しておきました。
 内装は青のアルカンタラ地のきれいなもので、これまた色合いがお気に入りで心動かされた部分です。しかし、前のオーナーがシートに一箇所穴を開けていたことから、喫煙車両だったことが想像に難くなく、エアコンフィルターの交換は必須なので、これも前もって取り寄せておいて、車が我が家に到着次第交換しました。もちろんシートの穴はショップで補修済みですし、内装のヤニ汚れもほとんどありませんでしたが、ここは念のためクリーナーで自分でもきれいに拭いておきました。
 純正のラジオ/CDのユニットは外され、06年製のカロッツェリアのカーナビ・DVD・TVが装着されていました。しかし、これははやたらに複雑で使い勝手が悪いので、これはFMや地デジ、DVDだけに使い、ナビはデータも古いので、これまで使ってきたポータブルナビを別に付けて使うことにしました。パイオニアに内部の主要パーツを送れば、2万円で2014年のデータに書き換えてくれるそうですから、後日それを行なっても良いでしょうね。ただし、ポップアップするモニターは、丁度メーターパネルの前に重なり、運転席側からはタコメーターが全く見えなくなるので、ナビ本体を取り付ける枠を別に買っておきました。それを使えば、5cm以上位置が下がるので、メーターを遮る度合いは下がるでしょう。また、多分最後まで使うことはないでしょうが、念のためオリジナルのラジオ/CDの埋め込まれた枠もeBayで安く購入しておきました。
 他には前から持っているフェレーロの“ストラトス”ハンドルを利用すべく、momoのステアリングボス(エアバッグキャンセラー付き)を取り寄せておきましたので、後日これに交換予定です。
 22日には陸運局に行って名義変更とナンバー登録を済ませてきまして、もう完全に我が家の一員となったお風呂場スリッパ号ですから、大手を振って乗ってやろうと思います\(^∇^)/

P.S: 前にも書きましたが、ファイルの容量が一杯になってきたことやso-netに対していささか思うところがありまして、ブログは大きな出来事がない限り、基本的にso-netではアップしません。現在は
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