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生まれて初めて浮いていた@印旛沼 [ルアー・フライフィッシング]

14年6月14日印旛沼フローターA-520.jpg
 14日(土曜日)は、元々4月に初めてご一緒した藤沢のSさんに、比較的近場でそこそこ距離の長いダートを楽しめる、愛鷹山方面の林道を紹介すべく、予定を組んでいた日だったんですが、Sさんが腰痛で動けなくなってしまい、お流れになっちゃいました。そうなると4月末からご無沙汰のルアー釣りに行かなければと言うことで、ベイトタックルと使いそうなルアーを15本程度だけにまとめて準備しておきました。いつもならタックルBoxに100本近くルアーを突っ込んでありますが、実はちょっと理由がありまして減らした次第なんです。
 タイトルの「初めて浮いていた」とありますが、そりゃプールや海に行って浮き袋で浮いたのは40年以上前の話しだし、舟に乗って浮いたのも、ただ海水パンツ一丁で波間に浮いたのもガキのころに経験してます(笑。また、多くの人の中でひとりKYなワテが変な発言をして「浮いて」いる訳でもございません(^∀^)。ここでの「初」は、去年の秋に揃えたルアー・フライフィッシング用のフローターを浮かべて釣りをすることだったんですね~(^∇^)v
14年6月14日印旛沼フローターB-520.jpg
 何しろフローターで浮いて釣りをするのは初めての経験になりますので、そりゃ楽しみですから、気体で浮き袋が膨らむ前に期待で胸が膨らんでいました(^∇^)b 今の時期は日が一番長い頃で、朝4時半には明るくなりますから、目的地の印旛沼の朝まづめには3時頃に家を出ることになりますが、そんな早くは起きられないので、3時半起き、4時出にして首都高湾岸線を走ります。でも、ご覧のようにベイブリッジのところではもうこんなに明るくなっちゃいましたね。
 印旛沼に到着したのは午前5時15分頃。いつもの橋のそばにはニッパチさんの釣り仲間のIさんがいらしていて、既に小バスを4本上げていたそうですが、大物はなかなか食ってくれないとのことでした。実は以前よりルアー回収機の「レスキュー・ロボ」を買い置きしておいて欲しいとニッパチさんに頼まれていまして、うち一つはこのIさんの分だったので、ここでお渡しすることができました。横浜では「釣具のポイント」にこの回収機が売っていますが、佐倉の方ではこのチェーン店がなくて買えないんだそうです。丁度インターネットでも品切れで、あったとしても300円高い上に送料が500円以上かかり、大幅に損をするので、ワテが店で直接買っておいた訳です。
 フローターを準備するにはオイシイ朝まづめの時間帯を逃してしまう恐れがありますので、とりあえずはおかっぱりからルアーを投げ込むことにしました。いつもは橋の下に移って竿を振りますが、4月と異なり一気に水際の葦が勢い良く育って2m以上の高さの藪こぎ状態になり、とても釣りができる状態ではないです。反対側の橋の下はいつも降りられるのですが、柔らかい泥砂でズブズブで、長靴が絶対に必要です。とりあえず、そこからルアーを投げ込むものの、一切反応はなし。次第に地元の人達が橋に集まり複数名でルアーを投げていて、一人が小さ目のバスを釣っていました。
14年6月14日印旛沼フローターC-520.jpg
 時間が経過してもバスの反応はなく、Iさんらは別のポイントに移動しました。ワテは手狭なおかっぱりポイントでは話にならないと思い、予定では10時頃からフローターを浮かべる予定でしたが、8時過ぎには準備することにしました。
 フローター本体と足ひれだけは去年地元の中古釣具ショップでたった3000円で購入したものですが、あまり使われなかったようで、足ひれの裏に歩いた際の傷があったものの、程度は非常に良かったです。ただ、上の段の背もたれ部分の浮き袋が一つ足りなくて、中段の浮き袋と同じものを別に購入して突っ込みました。腹まで覆うウェーダーは前から持っていましたが、フローター用の救命胴衣になるベスト+バッグはフローターと同じ銘柄の、同じ迷彩模様のものを購入しておきました。それと、やはり同メーカーからオプションで出ていた竿立ても揃えておいたので、これで万全でしょう。いよいよこれを膨らませて、ウェーダーを履いて準備したのがこの画像です。フローターの左右の部分には物を入れておくスペースがあって、そこには1リッターの麦茶とおにぎり2個、コンデジ等を入れておきまして、数を絞ったルアーの入った小さなBoxはベストに釣り下がったバッグにしまい込んで、いよいよ足ひれを付けて水中に浮かぶことにします\(^∇^)/
14年6月14日印旛沼フローターD-520.jpg
 とりあえず、川の流れの上流側に進んでから少しルアーを投げ込んでみます。天気はどピーカンで、ベストを着ていると結構胸は暑苦しいですが、腰下は水中ゆえにとてもひんやりしていて心地良かったです。当初、足を前に出すような感じで左右交互に上下させて進みましたが、イマイチ勢いが付きません。向きの転換は片足を横にしてひれを掻くと簡単に回転します。後ろ向きに進まざるを得ないので、進みたい方向が見づらいのが難点ですが、バックミラーでもあれば面白いかも。いや、今はドライブレコーダーなんかもあるんだから、後ろ向きに小型カメラを設置し、前に5インチモニターを固定して見られるようにすればいいかも、なーんて勝手に妄想しながらフィンをパタパタやっていました。そのうち、勢い良く進むコツをつかみましたが、足を揃えて前に伸ばしたところで水泳のクロールの脚の動きのように上下させるより、だらんと下に伸ばした状態で、自転車をこぐようにクランク運動させた方がより効率的でした。自転車と言っても踏み込む時に力を入れても意味ないので、足を前に出す時に足首に力を入れて「く」の字に曲がった足首と足ひれで水を押し出すようにして、足を後ろにする時には、足首の力を抜いて、自然とかかとからフィンが水面と平行になるようにして足を畳みますと、楽にクランクさせられます。それを繰り返すと、ゴムボートを漕いでいる時に船首で水面とボートの底の間に空気が入る「ゴボッ」と言う音すら聞こえるくらいの推進力を得られました。
14年6月14日印旛沼フローターE-520.jpg
 途中から竿は振らずに一つ向こうの上流側の橋まで行ってから釣りをすることにしました。さすがに500mくらいは余裕であるので、一気に進むと疲れますね。それにウェーダーが水圧で足にべったりへばり付くんですが、そのしわになる折り目が足に食い込むと微妙に痛いです。
 鉄橋のところには鯉釣り師とおかっぱりバサーが何人か釣りをしていまして、見ていたら目の前で鯉釣り師が一匹上げていましたが、バサーは沈黙(;´д`)。そう簡単には釣れませんよね~、やっぱり…。ワテも鉄橋を越えて先の橋に近いところまで行きましたが、どうも反応がないですね。ここでしばらく粘りつつ、水の流れに任せる感じで元の橋にゆらゆら戻りながら釣ることにしました。一応印旛沼に流れ込む川なんですが、流れは非常に穏やかで、じっとしていてもじんわりとしか動きません。風は流れとは逆に非常に弱く吹いていて、それで丁度良かった感じでしたね。でも釣れない…(笑。
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 元の橋に戻ってきた時はもう11時過ぎで、途中水に浮かびながら朝食のおにぎりを一つ、お茶を500mlくらい飲んじゃいましたが、水面近くでの飲食と言うのもなかなか乙ですね(^∇^)b ただし、尿意をもよおしても、ウェーダーを履いているし、足ひれやフローターだって当然外さねばならないから、トイレに行くにはさすがに面倒なので、そうならないようにあまり水っ気を取ってはいけません。でも、この日のようにどピーカンですと、やはり水分の補給は必須で、実際腰下は涼しくても胸から上は暑かったですからね。
 戻りながらルアーを投げ込んでいると、橋に近いところに戻ったところでこの日の初Hitが! 結構暴れますが、このところ慎重になり過ぎてのバラしが多いので、強引に寄せてGETしました\(^∇^)/ サイズは30cmちょいの若バスですが、元気良いことこの上なしでした。サイズは小さいですが、何しろ久々に上げられたので、とても嬉しかったです。
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 その後もこの辺りで連続して2匹釣れましたが、サイズは朝にIさんが言っていたのと同じような小バスで、25cm程度のものばかりです。しかし、そんなヤツらも中型サイズのクランクベイトに普通に食い付いてくるんですね。もしラパラCD3くらいの小さなルアーを投げれば、このサイズならガンガン釣れそうです。
 そんなこんなしているうちに、だんだん風が強まってきました。流れと同じ方向に風が吹いてきて、水面も波立っているくらいのものですから、フローターはいとも簡単に流されます。ですから絶えず足ひれを掻いていないといけない状態で、それでも一箇所にじっとしているのが難しくなり、いよいよ無理と言うところになって陸に上がることにしました。
14年6月14日印旛沼フローターH-520.jpg
 入る時は簡単でしたが、上がる時は非常に困難で、下りた橋の下はスロープにはなっておらず、水際から50cm程度のところで段差になって70cm程度の水深になっているので、そこまで寄って立ち上がっても、水底の泥が柔らかくて潜り込み、足を上げたくても足ひれの上に泥がかぶさって滅茶苦茶重たくなります。何度やっても陸に上がれないので、水際にフローターを寄せたままかがんで足ひれを外して何とか上に立つことができましたが、汗がだらだら出てしまいました。上がるのにこんなに難儀するとは思ってもみませんでしたが、今度からは水中に入るところを考えないといけませんね。
14年6月14日印旛沼フローターI-520.jpg
 陸に上がるともう時間は1時半。せっかくだからちょっと先にある台湾料理のお店で昼食を取りますが、安い上になかなか美味くて、ついつい余計なものまで頼んでしまい、お腹が破裂しそうにパンパンになっちゃいました。橋の脇に戻って同じところにMyハニーちゃんを停めますが、とても動けるような状態ではないので、しばらく釣りは休んで、エアコンを掛けたまま車内で昼寝を決め込みました(^∀^)。
 午後3時過ぎになって釣りを再開します。おかっぱりでは例の葦のおかげでほとんど水際に下りられないので、仕方なしに橋の上からルアーを投げ込みますが、ラパラのクランクベイトでは軽いのでなかなか飛んでくれず、Mariaのシンキングミノーやストームのバイブレーション等のちょっと重目のものを投げ込んでいました。すると橋の手前でがっつり根掛り。この辺りは根掛りが多いので要注意ですね。しかも橋の上からだと結構難儀することがあって、この時もルアー回収機を送り出してルアーを掴み込んでくれても、素直にフックが延びて外れず、とても重たいものが手応えになって感じられました。強引に上げてみると、何と1m四方のテーブルクロスのような厚目の布で、これにフックが前後とも絡まっていたので、外れない訳です。この布に泥がかぶさって引き抜く時に大きな抵抗になって、しかも上げる時に水にずっと浸かって重くなった布が、強まった流れの水に取られて橋の下にもぐり込み、本当に難儀しました。それでもルアーを無事に回収できたのですから、レスキュー・ロボ様々ですね。
 実は根掛り前に画像のストームのバイブレーションで一匹40cmクラスのバスを釣り上げました。しかし、このところ多発するリールのギア抜けのため、バスを橋の上に上げる途中にスプールが「カカカカカ…」とギアが抜ける音と共に逆回転し、バスが水面に落ちてしまい、そこで体をばたばたさせたバスがフックから外れて、またもや痛恨のバラしになってしまいましたΣ(゚Д゚;≡;゚д゚)ナニィ? 一碧湖でのバラしは草木に絡まったものでしたが、4月の印旛でもリールの不具合でのバラしが連発しましたので、また分解清掃をしないといけませんね。しょっちゅうしているんですけどねぇ…。
14年6月14日印旛沼フローターJ-520.jpg
 夕方になって、朝から仕事で来られなかったニッパチさんが到着。頼まれていたレスキュー・ロボと、プレゼントのフィッシュ・キャッチャーを手渡します。もう5時半過ぎですが、今はここから1時間はできるので、印旛のスペシャリストの腕を見せてもらうべく、自分は竿を置いておきました。地元の元バサーの方もやってきて色々話をしながらニッパチさんの釣りを見ていると、まずはドスンと根掛り(^∀^)v レスキュー・ロボの登場ですが、送り込むとルアーにきっちり噛み込んでくれたのに引き抜けません。回収紐はワテのものより強いので、もっと強引に引き抜きますと、もの凄い力を掛けてやっと根掛りの元が水面に上がってきました。太い木の枝かと思っていたら、見ると何と土嚢でした( ゜д゜)。さすがにこれを橋の上まで持ち上げるには超大変なので、そのまま端に寄せて橋の下に降りてルアーを布から切り離しました。どうです? レスキュー・ロボのパワーって凄いでしょ(^∇^)v こんな土嚢でも引き抜く力があるんですが、こうした布のものはフックが前後で引っ掛かりやすく、そうなるとフックを伸ばして回収することはほとんど無理で、こうして根掛りの元を引き上げることになっちゃいます。ちなみにニッパチさんが使っているのは大物狙いの1ozのディープクランクですから、フックもかなり太いです。
14年6月14日印旛沼フローターK-520.jpg
 根掛り後、しばらくしてニッパチさんから「来たー!」との声が! 竿を見るとかなりしなっています。ニッパチさんは「50はない」と言っていましたが、かなり重いようで、彼の20lbのラインをもってしても上まで引き上げるのは困難ですから、土嚢と同じく端に寄せて橋の下に降りてからバスをGETしました。メジャーで計ってみると、どうやら50cmを少し超えているようで、正確には50.5cmだったそうで、初めて目の前で50アップのバスを拝むことができました! ワテは今までの最高が46cmで、まだ50アップは釣ったことがないのに、ニッパチさんは最後の1時間にやってきて、ちゃっかり50アップを釣っちゃうんですから、一緒に見ていた元バサーの方もビックリしていました(^∇^)v いや~ホントにニッパチさんは印旛のスペシャリストですね!
14年6月14日印旛沼フローターL-520.jpg
 大物をしとめたニッパチさんは、さすがに朝から仕事でくたびれているので先に帰宅。ワテはまだ微妙に明るかったので、日暮れまで粘りますが、夕まづめは日が沈む前なら良いのですが、日が向こうに沈んでからはいくら明るさが残っていても釣れなくなっちゃいますね。以前は日暮れ時にナマズが釣れましたが、この日は何事もなく終了。しかし、人生初のフローターで、小さくてもきっちりバスも釣れましたし、ニッパチさんの50アップ釣りも見られて、本当に充実した1日でした(^∇^)v

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