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車と竿が違っていた@連日の津久井湖方面 [ランチア・デルタ]

13年12月23日津久井湖A2-520.jpg
 3連休最終日、午前中は仕事があって身動き取れませんでしたが、朝昼兼の食時を取っている時にニッパチさんが印旛で53cmの大物バスを上げた画像がLINEで送られてきて、「どひゃ~っ!」と驚いちゃいました。それを見て、と言う訳ではないのですが、前日にストラトスで出かけたので、今度は当初の予定通りでる太くんを動かしてやろうと思いつつ、せっかくだからまた津久井湖方面にロッドを積んで出かけることにしました。と言っても、出発時間は12時半過ぎでしたから、向こうに到着しても釣りそのものは夕間詰めまでの2時間程度がいいところ。もちろん厳しいコンディションの津久井湖でこの寒い中にバイトを期待する訳ではないですが、ちょっとリールとロッドのグリップをテストしたかったのが主な目的です。
 遅くに出発したので、何はともあれまずは早いこと湖にたどり着くのが第一でしたから、先日同様に東名+圏央道経由でドライブを楽しむことにしました。以前から時折出ていたデルタの何らかのセンサーが悪さして、スロットルをべた踏みして3500rpmを超えた辺りで起こる、「ガコン!」と一瞬燃料が途切れて息尽く症状は、この日は全く起こらずにスムーズに加速します。ただし、エンジンが暖まり切らないうちはマフラーから白煙が出ていて、当初水蒸気かとも思いましたら、どうもオイルが焼けたもののような感じでした。でも、一度暖まるとこれは完全に消えて、以降エンジンを切ってから冷えた後に再始動しても白煙は見られませんでした。何か長いこと置いておいた後で、シリンダーにどこからかオイルがにじんで、それが始動時に燃えていたのかなぁ…。オイルは箱根でオイルパンを凹ませた時に直しがてら取り換えてありますが、バイク用の高性能な化学合成油を使いました。ちょっと多目に入れましたが、それがいけなかったのかな?
13年12月23日津久井湖B-520.jpg
 何はともあれ、でる太くん自体はとても快調に走ってくれます。高速を下りて県道で詰まるかと思いましたが、どの道もスムーズに流れていて、2時頃には前日にNiwasakiさんに教わったポイントの貸しボート乗り場側に進んで駐車しました。ここからは湖畔のおかっぱりポイントに坂を歩かずにそのまま入れますので、前日の反対側からの入口より全然楽でした。ただし、シーズン中は多くの人がやってくるでしょうから、駐車場も有料になっちゃうみたいです。
13年12月23日津久井湖C-520.jpg
 今回試したかったのは2点ありまして、一つはここしばらく普通に使ってきたABUアンバサダー2501CDLで、実は月初めの今年最後の印旛釣行時に、このリールが巻き上げ時にギア抜けを多発し、まともに巻き上げられないようになっちゃいました。購入後、せいぜい10回程度の釣行でもう故障するとは、天下のABUにしては情けないと思いましたが、このリールにはサイモン下村とか言う日本のABUコレクターがプロデュースした「ご機嫌クラッチ」なるパーツが初めから組み込まれていて、このクラッチスプリングがノーマルに対していささか弱く、そのおかげでスッキリボタンを押せるメリットはあるものの、どうもこれがギアの戻りを悪くさせて噛み合わせがイマイチだから空回りを誘発しているようです。印旛釣行のあと、全てを分解しつつオイルを注し直し、クラッチスプリングをちょっと伸ばしてから組み入れておきました。それがどんな塩梅かをチェックしたかったんです。
 早速ルアーを投げ入れると、これまで通りの飛距離と巻き心地ですが、巻いている途中でのギア抜けは直っていません。ギアそのものがもう悪くなっているのかと、ガッカリしましたが、20回くらいキャストした辺りから空回りが消えて、以前と同様にすっきり巻き取れるようになってホッとしました。新たに注したグリース/オイル等が馴染んできたからでしょうかね。何はともあれ良かったです。
13年12月23日津久井湖D-520.jpg
 もう一つはコレ。てか、何か分からないでしょうが、グリップを替えたんですよ(^∀^)v これまでシングルハンドでウッドのガングリップを使ってきましたが、滑りやすい上に短いから両手で投げるのにはちょっと大変で、右手一本で投げるには重くて鋭く竿を振れませんでした。前に同じFujiグリップのセミダブルハンド仕様を落札し損ねてましたが、その後UFMウエダのロッドから外したコルクのシングルハンドグリップが出ていて、そこそこの値段でしたが即決で入手しておきました。すると、それはGAコネットと呼ばれる差し込み口が12mm径の小さいもので、ワテの使っているスーパーパルサーIIの16mm径のものは使えませんでした。しかし、グリップエンドのUFMのマークが入ったゴムが手に入ったのはラッキーで、後に16mm径のコルクのセミダブルハンドグリップが格安の竿(メーカーは知りません)ともども入手できて、グリップエンドに付いていたアルミの皿状の蓋を外して、前に買ったグリップから外したUFMマークのゴムのものに付け替えて、グリップのコルクもその径に合わせて削っておきました。これが画像のグリップなんですよ。持った感じはウッドのシングルハンドに比べて圧倒的に楽で、投げる時にも左手をグリップエンドに添えても全く違和感がありません。巻き上げ時にはグリップエンドが肘に当たって丁度良い支えになってくれて、何から何まで良くなりました。ただし、長くなった分、タックルBoxに入らないので、別に持って行かねばならないのが面倒ですけどね。
13年12月23日津久井湖E-520.jpg
 4時半頃までルアーを投げ込むものの、全く魚の反応はなし。まぁ、当初から釣れるとは思ってませんから悔しくも何ともないんですけどね(^∀^)。帰り支度をしているうちに暗くなりましたが、まだ5時です。ここはドライブを楽しむべく、宮ヶ瀬方面に遠回りして帰ることにしました。
 鳥居原Pは遅い時間には閉鎖されますが、まだ5時半ですから普通に開いていました。駐車場には3台くらい車が止まってましたが、もちろん旧車はいません。対岸に光が見えますが、店が並ぶメインの公園でクリスマスのライトアップが行なわれているようですね。帰り道に前を通ると、観光バス等がたくさん来ていて人で賑わっていました。
 帰りは清川村の県道を下って厚木に出て、国道246号を使いましたが、お約束で大和トンネル手前からしばらく渋滞。宮ヶ瀬に寄り道しましたが、帰路は2時間半かかりました。しかし、でる太くんが最初の白煙以外は好調そのもので、スイスイ走ってくれたんで全く疲れませんでしたね。今週はストラトスもデルタもMyハニーちゃんも妹のNewチンクェチェントも姪っ子のスバルR2も皆洗車してやろうと思ってます(^∀^)v


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ニッパチ

ノーマルの状態で32年以上現役で使い込みましたが、アブはどれもぴくともしないリールでしたのでチューニングのリスクを感じますw
フジのグリップ僕のと同じモデルですかね?
このグリップはこの年代でリールが低く装着できて気に入ってます(^^)
ガングリップよりファイト中もガッチリ握れるのでランカーが相手でも主導権をにぎれるので安心なんです(^^;

by ニッパチ (2013-12-25 17:24) 

トプ・ガバチョ

>ニッパチさん、アザース!
何でもアブ2500の弱点はあのピニオンギアだそうで、使い込まれたものではスプールの軸が噛み込むコの字に凹んだ部分が磨耗して広がるらしいです。
でも、ワテのはとてもそんなに使ってる訳ではないので、間違いなく「ご機嫌クラッチ」の不具合だと思いますね。
今度どこに注文すればいいのか良く分かりませんが、ノーマルのクラッチとスプリングを注文しておこうと思います。
グリップは大変具合良かったですよ。
やはりガングリップは片手投げが基本になりますが、結構竿とリールで重くなるので、シャープに振る腕力もないワテにはなかなか厳しいです(^∀^)
ウッドグリップも表面がクリア仕上げですから、つるつるして滑りやすいのが難点でしたが、コルクのセミダブルはそれらの欠点を全部解消してくれますね。
来年はコレでいきまっせ!
by トプ・ガバチョ (2013-12-25 19:54) 

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