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初めてニコンを買っていた@コンデジ [カメラ全般]

13年12月15日ニコンP330A-520.jpg
 愚かなことに、お気に入りだったペンタックスOptio RZ10を紛失してしまいました(ToT)。富士トリコローレで使って以降、11月半ばに釣りに出かける際に確かにSDカードを4GBのものに取り換えて準備したんですが、それがその後どこへ行ったか皆目分からなくなりました。家のどこかと言っても、たかがマンションですから、いずれすぐにうっかり置いたところが分かるさと安直に考えていましたが、結局全く出て来ず仕舞い。よーく考えると、出かける際に立体駐車場のスイッチBoxの上にちょっと置いたような気もしないでもないですが、はっきり覚えておらず、結局良く分かりません。何しろライムグリーンのカバーで覆われたボディですから、結構派手派手で見つけやすいと思うんですが、出てこないところから考えて、やはり外に置き忘れて持ち去られてしまったのかも知れませんね。ペンタックスRZ10はかなり倍率の高い光学ズームが重宝で、とても使いやすかったカメラですが、唯一の欠点は高感度時に色ノイズがたっぷり出てざらついた画面になることでしたね。ですから、ISO感度を基本的に100に固定して使っていましたが、CMOSセンサーは小さくて、描写力にはどうしても限界がありました。
 何はともあれ、出てこないのでは色々なイベントに行って写真を撮るのに支障を来たすので、しっかりしたデジカメをまたGETしておかないといけませんでした。そこで、まず考えたのがペンタックスがちょっと前に出したMX-1と言う高性能なコンデジ。ズームレンズは広角側が28mm相当から始まり、112mmまでの4倍ズームですが、絞り開放値がf1.8(望遠時2.5)と明るく、さらに受光素子がペンタックスのデジタル一眼レフと同じ1/1.7型の大きなCMOSセンサーになり、1200万画素ながらきれいな画像が得られるようになったものでした。でも、出て時間が経ってないせいか、Amazonでも28980円と、コンデジの割りに高価なために考えちゃいました。
 次に考えたのがペンタックスのミラーレス一眼のK-01。これはファインダーこそありませんが、Kマウントのレンズが使えるので、持っているAMトプコールを使えるメリットがありましたが、やはり値段は最低限のレンズセットで4万円弱はします。それならいっそのことペンタックスK30等のデジ一をとりあえず買ってしまおうかとも思いましたが、以前からペンタックスがニコンやキヤノンと同じように24X35mmの等倍CMOSセンサーモデルを発売しない限り、持っているAMトプコール28-50mm等も標準~中望遠ズームレンズになっちゃうので、本来の性能が発揮できないように思えて、手を出さないことにしていました。今回もそう思って自制しましたが、ペンタックスはいつフルサイズの受光素子のカメラを作ってくれるんでしょうね…。
 もうペンタックスで買うカメラはないので、他の銘柄をチェックしますと、ニコン・クールピクスのP330がかなり値引率が高まっていることを発見。受光素子は1/1.7型で、1219万画素。レンズは35ミリ換算で24-120mmの5倍の上、開放時のF値は1.8(標準側)と明るく、さらにペンタックスMX-1ではレンズキャップが必要ですが、ニコンP330は他のコンデジ同様に自動で開閉するカバーが付いています。デザインも両者は近いものがありますが、スペック的にはニコンの方が上回っている上に、今年の春に発売されたものですから、値下がり率も高く、結局19000円弱でしたんで、これを買うことにしました。思えば我が家に多くのカメラがごろごろありますが、ニコンはレンズ以外では初めて入手したことになります(^∀^)v 戦時中は陸の東光(東京光学:トプコン)、海の日光(日本光学:ニコン)と並び称された我が国が誇る光学メーカーですが、トプコン党員のワテは、トプコンと互換性の全くないニコンの一眼レフカメラはこれまで一台も買ったことがなかったんです。でも、レンズだけはライカ・スクリューマウントのニッコール8.5cm F2を持ってます(もらいもの)。50年代のレンズと2013年のコンデジと、かなり製造年に開きがありますが、とにかくこれで2つ目のニコン製品と言う訳です
13年12月15日ニコンP330B-520.jpg
 個人的に望遠より広角を良く使うので、これまで使っていたペンタックスRZ10の28mm相当のレンズはなかなか重宝していましたが、このP330は24mm相当ですから、既に超広角レンズの中に入りますね。フィルムカメラではREオートトプコール25mmを良く使ってきましたんで、この画角は一番好きなんですよね。しかも開放絞りがf1.8。暗い室内でフラッシュをオフにしても普通に使えるのが有り難いです。
 上部のダイアルは露光方式の選択のためのもので、カメラマークがお任せオート、Pがプログラムオート、Sがシャッター優先、Aが絞り優先、Mがマニュアル、Uがユーザー設定モードになります。普通はPにしておいて、適宜SやAにしてシャッタースピードや絞りを一番端のダイアルを回して選択して使うようにすれば良いですが、このように軍艦部にダイアル式に配されているのは使いやすいですね。RZ10等のこれまでのコンデジでは、一々MODEボタンやMENUボタンで選んだ後に+-を設定せざるを得ず、皆液晶画面と背面の円形に配されたボタンを使って行なうために、面倒でした。そのためプログラムオートばかり使う羽目になっていましたが、このP330では流し撮りをしたり、背面をぼかしたりと、これまでフィルムカメラで普通にやっていたことが手軽にできるようになりました。
13年12月15日ニコンP330C-520.jpg
 液晶もRZ10より鮮明でシャープな感じですね。さすがに新しいだけあって当然でしょうが、MX-1はどうなんだろ? 背面ボタンの配列もRZ10より多く、ビデオの録画ボタンが独立して設けられていまして、一々モードでビデオを選択した後にシャッターボタンを押して録画していたRZ10よりも数段使いやすくなりましたね。
 ズームレバーはシャッターボタンの外側に付いたノブを左右に動かして使います。このノブは前に突起が出ているので、ちょっと配置が悪いですね。やはり背面上部にあった方が、親指でズーム操作して人差し指でシャッターボタンを押せますから、この点ではRZ10の方が使い勝手は良かったです。
 ペンタックスOptio RZ10はたった1万円ポッキリで買えましたが、とても使い勝手が良くて本当にお気に入りだっただけに、なくなったのが残念で仕方ないです。でも、これからはこのニコンCoolpix P330で色々な記録写真を撮って行きつつ、ペンタックスがフルサイズの受光素子のデジ一を出す時まではできればこのカメラを使い続けたいですね。

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lensmania

ニコチンに見えた...最近看板の誤読が多い(汗
by lensmania (2013-12-15 21:37) 

トプ・ガバチョ

>れんまにさん、かなりお目目が(^∇^)
ワテも全く同じで、ぱっと見、全く関係のないはずの文字が並んでいる気がして、改めて「?」と見直すことが多くなりましたね。
こうしてキーボードで売っていてもミスが多くなって何度も打ち直しをすることもしょっちゅうです。
お互いオサーン度がどんどん進行してますね(;´д`)
by トプ・ガバチョ (2013-12-16 09:05) 

ジオグラフィック

私はこのコンデジの前の機種(P310)を持っています。
色々と吟味した結果機能的にも、操作感、描写などでこれに決めました。なかなか良いコンデジだと思います。

by ジオグラフィック (2013-12-16 17:07) 

トプ・ガバチョ

>ジオさん、ちわっす!
そうですか、P310をお使いなんですね。
スペック的には新しいペンタックスMX-1に劣るどころか勝ってる上、あと数ヶ月でモデルチェンジされるようで値が下がってますから、お買い得感タップリでしたね。
まだ一枚も撮ってませんが、近いうちに前に使っていたペンタックスOptio S10ととりあえず撮り比べてみます。
返す返すもRZ10をなくしたのが残念ですが、1/2.33型CCDの1450万画素と、P330の1/1.7型CCDの1219万画素ではどちらがきれいに撮れるのかを正確にチェックしてみたかったです。
by トプ・ガバチョ (2013-12-16 18:15) 

りにあ

ちょっと値が張りますが、α7はいかがでしょう。フルサイズでトプコールもつきますよお。て、いうか私買っちゃいました。
by りにあ (2013-12-17 06:26) 

トプ・ガバチョ

>りにあさん、オヒサです~!
αは確かにマウントアダプターを介してREオートトプコールがつかえますもんね。
その点からもEOSも考えましたが、フルサイズCCDのモデルはおっしゃる通り値が張り過ぎちゃって(;´д`)
あとはSONYのミラーレスならCCDは小さくなりますがマウントアダプターが色々あるので、使えるかなと思ってます。
とりあえずペンタがフルサイズのモデルを出してくれることを祈りますが、それでもAMトプコールだけしか使えないので、結局ワテもαに走りそう(^∇^)v
by トプ・ガバチョ (2013-12-17 08:36) 

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