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ヤヌア@作例 [イタリアンカメラ]

2Janua520.jpg
 ついにSo-net Photoのサービスも終わり、何点か作例を向こうにアップしていましたが、それも公開の場を失ってしまいましたので、こちらに細々とアップして行くことにします。まあ、わざわざアップするような立派な写真でもナンでもないんですが、画像を取り込んでありますから、せっかくと言うことで(^∇^)v
 今後はカメラの紹介と併せて適宜アップしますが、まずはこのイタリアンカメラのJanua(ヤヌア)から。
 1948年にSan Giorgio(サン・ジョルジョ)社で製作・販売されたライカ型35mmフォーカルプレーン機ですが、本家のライカとは、布幕横走りシャッターと言う基本構成以外はことごとく違う作りになっています。何しろレンズマウントは専用のバヨネットで、シャッターダイアルも不回転式ですから、構成は同じでも機構は真似ないイタリアの職人の気概を感じるものです。
PhotoJanua1.jpg
 レンズはEssegi(エッセジー)5cm F3.5で、テッサー型の3群4枚構成。基本的にとてもシャープなイメージですが、現代のカラーフィルムでは、銘柄によっては若干黄色味(と言うより緑味)がかった描写になります。本来は冷色系なんですがね。この作例はアグファVista100で撮ったものですが、現像はいつもの通りナニワカラーキットでやってます。それをエプソンGT-X750でスキャンしていますが、ネガフィルムゆえ自動補正をかけることになりますので、本来のレンズの色合いが多少スキャナーで変えられることはあります。また、スキャナー自体がちょっと古いのか、解像度を高くして取り込んでも、ずっと以前使っていたあまり解像度を高くできないニコンのフィルムスキャナーよりも、かえって精度が悪いように感じます。フラットベッドスキャナーはやはり限界がありますね。
 いずれにせよ、ヤヌア自体の描写はシャープで骨太なものが多いので、性能は決して悪くないです。ただし、60年代以降の国産ガウス型レンズと異なって、詳細な描写はそう得意ではありません。進化したコーティング技術の差が表れますね。

 
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